パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

彼は何に従っているのか?

2017年02月28日 10時24分42秒 | あれこれ考えること

森友学園の破格値での公有地払い下げ問題は
価格の異常さ、手続きのいい加減さ、学園の教育方針の偏りのほか
前例主義のお役所が、初めてのとか唯一のといった事柄が多すぎて
誰もが 違和感を感じるところだ

テレビ中継はないが、今はYoutubeというものがあって
それを見て最新情報を得ているが、本質とは関係なところで
少し考えることがあった

それは財務省の質問に答える人のこと
専門的な知識をフル活用して「ああ言えばこう言う」という対応を繰り返し
安倍さんの様に感情を表に出さずに対応する姿は少しばかり気味が悪い
いったいこの人は何を一番大事なものとして、ことに当たっているのだろうか
自分の職務に対する責任感
戦いの場としての討論に負けたくない思い
法的な理屈に対する統一感

彼の心のなかに「普通の人はこのように感じるかもしれない」
という思いは浮かばないのだろうか
専門バカのような人なら、自分の理屈が論破されるのは耐えられないかもしれない
しかし、戦いに勝つことが至上命題と認識しているものの、客観視できる性格の人物ならば
自分の発言はいくら理屈の上で通ろうとも、普通の人には通じないかもしれない
と感じるに違いない
そんな気持ちを持つことは許されず与えられた職務を機械的にこなすだけ
それが組織人の行動とするのは一歩間違えるとハンナ・アーレントのいう
「思考停止」につながりはしないか、心配してしまう
(ナチスの収容所にいた役人は死体製造工場で職務を続けたに過ぎない
 との認識しかない  そこには個々の判断が入る余地はなかった?) 

人は何に従うか
残念ながら「良心」が最上位ではない
しかしなんとなく気づいてしまった良心に逆らうような行動は
本人にとっても気持ち良いものではなさそうだ

よくわからないが、あの立場に上り詰めたひとは
そんなやわな感覚は持っていない?

マックス・ウェーバーは「権力と支配」のなかで
支配がどのようになされていくか記述している
この本は難解でいつも途中で匙を投げてしまうが
この財務省のこの人のことを考えると、彼が何に従っているか
分かるヒントかもしれない、、、と思いつつ
久々に棚から引っ張り出してきた
でも、読めないだろな、、、、 きっと

 

 


 

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議会改革検討会議 4日目

2017年02月27日 20時17分56秒 | 住民投票・市庁舎・リコール・市政

白井市議によれば今日の議会改革検討会議は5日目に当たるらしい
でも自分が傍聴したのは4日目なので意地を張るわけではないが
タイトルは4日目という事にした

とても皮肉な話だが今日の会議で一番白熱して、できれば市民の多くの人に
見てもらいたいと思ったのが、市民による(あるいは議会による)録画撮影に対する討論だ
(この討論は一通りテーマとなる会議が終わった後行われた)

正直な感想を言えば、このような討論の姿を見てもらいたいばっかりに録画を許可して欲しいと
望んだようなものだ
そのくらいここでの討論は今の新城市の議会の実力を表している
それが充分なものか、恥ずかしいものかは見た人がそれぞれ判断することになるのだが
本当にそれらを判断できる絶好の機会だった
(本当に録画できず発表できないのが残念だ)

この会議では原則市民(あるいは議会)の録画撮影はオーケー
と、なんとなく共通認識が得られたものと思えた、ところがそこから先がなかなか進まない
基本的にこの検討会議は委員会条例という類の規則に沿って行われることになっており
録画撮影は委員長(議長)の権限で決定できるのだが、
全員の同意を求めたい委員長の意向があり、各人に意見を求めた
すると原則オーケーというものの、委員会室は非公開のものと教えられており、その教えられたものと
矛盾するとか、傍聴のルールはそういったことは(録画等は)出来ないはずだ
と議論の最初の段階まで戻ってしまう発言をする議員さんがいた

これらの発言をしてしまうのは一人は最初の会議に出席していないため
もう一人は(よくあることだが)ものごとをよく理解していないために起きてしまう出来事だ
最初の出席していない議員さんは、会議録等をよく読んで共通認識を図っておけば良いのだが
どうもそういうことをするタイプの人ではなさそうで案の定予想された発言に終始した

そして結論から言えば、録画撮影については結論が出ずじまい
いつまでたっても結果的に前に進んでいないこととなる
実は「進めるべき議会改革」の中にこうした傍聴者との関係がある
岩倉市が進めたような市民の録画撮影と配信は、
(岩倉市はそれが出来るように条例も追加作成したらしい)
今後進めたほうが良い方向性として早稲田大学の然るべき団体から提案されており
新城市もその提案を参考に進めるというはずだった
これは初日に議会事務局から説明、提案(暗示)されたがどうもぼんやり聞いていた人が多かったようだ
この録画撮影の討論については、その発言が納得できるものかどうかはさておき
各議員の本音と言うかキャラクターがはっきり見えるもので、市民が次の投票への良い判断材料となったのだが
本当にこれらが録画できなくて残念だ

今日のテーマは傍聴席にはレジュメがないので分からないが
(傍聴者にもその手の資料を配るというのも議会改革の一つと思うのだが)
白井市議のブログによると①議会基本条例とその活用についてということで
担当議員の鈴木眞澄議員からいろんな種類の先進事例が挙げられた

でもこれ傍聴席から見てると単なるお勉強タイムに過ぎなかった
(これからやる予定との声があるかもしれないが)
それは抽象的な概念の話に過ぎず、新城市においてはどう活かすのかは結局話されなかった
つまり市民生活に直結するくらいの現実に落とし込んだ話はなされなかった
もちろん全部が全部現実に落とし込めるわけではないが、せめてそういう配慮は欲しかった


ところで議会条例改正の手続きは全員了解のもとで行う段取りとなっているが
その前に振り返り・検証が(自己あるいは第三者の)すべてのスタートになっているはずだ
このうちメンバー10名の振り返りはこの会議の議事録で明らかにされることになっているが
現時点ではまだHPにアップされていない
これらを読むと議会改革の必要性をどの議員がどのくらい感じているか想像できるかもしれない
(おせっかいだからHPにアップされたら紹介するつもり)

先進事例の勉強に終止した時間は、市民にはリアリティのないもので正直なところ
面白いものではなかった
その中で気になったのが先進事例でも紹介された第三者の評価という言葉
評価には自己で行うものと客観的な第三者に頼むものがあるというが、
その場合の第三者とはどういう人で、どのようなデータ(資料)の与え方をするのか気になった
有識者としても市に関係のない専門家が紙の上のデータをもらって
果たして正確な判断できるのか少し疑問だ
議会の評価を第三者(有識者)に依頼するとなれば少なくとも議会傍聴に来てもらい
自由討論がある、一問一答となっている、反問権があるといった形式上だけでない
現実の議会の姿を見て評価をしてもらいたいと感じる

ところで、議会改革検討会議のメンバーは、
中西・白井・鈴木達・鈴木真・丸山・滝川・長田・村田・小野田・柴田市議の10名
今日は鈴木達雄議員が別の市の仕事の関係で欠席
その他、傍聴に訪れた市議会議員は下江・打桐・山口市議の3名

次は3月10日 15時から開かれる事になっている
テーマは議会改革とPDCAサイクルについて
さてどのくらい現実的に有効な話となるか、、、

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ミニドライブ(龍潭寺、大河ドラマ館)

2017年02月26日 08時39分38秒 | 旅・旅行

今年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の舞台となっている龍潭寺に家族で出かけた
小堀遠州が作庭した言われる趣のある庭 
庭の見方、象徴されているものの紹介の録音がある
なるほど、と思うが寺を出る頃には忘れている(少なくとも次に同じ話を聞いても新鮮に聞けそう)

龍潭寺はそれほど遠くのないこともあって、数回来ているが今回初めて脚を伸ばしたのが
 

NHKで何度か放送されている井伊家元祖共保出生の井戸
龍潭寺から近いのだが、今までは素通りどころか関心すらなかった
でも放送されたのを何回か目にすると、何はともあれ行かねば!という気分に

龍潭寺の前に気賀の関所の隣に設けられた「大河ドラマ館」にも立ち寄った
そこは歴史の勉強と言うよりはNHKのドラマの制作現場の紹介といったもの
3月から新城設楽原歴資料館でも「大河ドラマ館」のこじんまりしたものの企画展があるらしい
こちらを見た後ではがっかりするかもしれないが、自宅からは近いので見ることにしよう

帰りの車の中での会話
みんな歳を重ねて記憶力が自信がなくなってきている
ドラマの役の上での名前がどうも覚えられない(似たような名前が多いので)
直平とか直盛とか直満、南渓和尚よりは、
俳優の前田吟、杉本哲太、宇梶剛士、小林薫が
曾祖父、父、亀の父、そして重要なキーパーソンである和尚である
といったほうが覚えやすいね、、、、etc
このほうがすんなり頭に入っていくが、何度か見ていくうちにちゃんと
正確に覚えられるようになるかもしれないが、数年経ったら
俳優さんの名前と役の名前が一致するかは、、、、自信ない

ところで、この「おんな城主 直虎」
脚本が女性らしいが、なんとなく男の感覚とは違うと感じることがある
彼女は幼馴染の三角関係を元に感情の揺れを含めて描こうとしていると見えるが
男だったら多分もっと戦いをベースに選ぶべき道の損得、戦略的なこと書き込んでいくだろう
どちらがいいと言うわけではないが、男としてはセンチメンタルに流れるよりは
現実にどう向かい合ったかをより見たい気がする



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12月議会 議場が騒然となった例の発言

2017年02月24日 20時57分51秒 | 住民投票・市庁舎・リコール・市政

ローカルな新城市の話題  しかもあまり楽しくない内容
出来ることなら、こういう話題は無い方がありがたいのだけれど、、

今日も以下は別のブログからのコピペ

新城市議会 12月の議事録の一部が公表されました
取り急ぎ、その一部をアップします

内容は本会議最終日に議場が騒然となった発言全文で
以前の投稿では、騒然となったことや酷い発言だったことは分かったが
具体的にどんなことを言ったのか分からず、ストレスが溜まった
という方も見えたようです

一部が削除されているとは言え、その発言がやっと公的に表に出たので
新城市政に関心のある方がわざわざ探す手間を省く意味でも
以前読んでいただいた方のストレス解消のためにも
出たらアップしようと考えていました

この発言文を読む前に、この発言の背景を知っておかないと
わからないかもしれません
この発言は、打桐議員の政治倫理審査会の審査結果報告に対する
反対の立場での討論です
さて、打桐議員の政治倫理審査会の審査結果報告とは⇒審査結果報告書
(市のホームページにアップされています)

面倒なことに、この報告書も長いものですが、要は市民に信頼される議員としての立場を考えて
疑われる行為の是正と公の場において本人の主体的な行動による謝意を示すことを勧告するというものです

この報告に対して賛成か反対かの立場で討論が行われ、
柴田議員は反対の立場で発言をスタートしました
以下7ページにわたる長い文章が問題となった文章です
(途中議長の声、別の議員の声などが挿入されている部分がありますが
 それで議場の雰囲気がわかるかもしれません)

大変な文章に立ち向かう前に、この文章の読み方による性格診断をしてみるのも悪くないかもしれません
独断と偏見で冗談半分に行ってみると

最後まで読み終えることができた人 ⇒ 忍耐強い性格です でも、(世間に害のない)少し変わり者と思われることもあるかもしれません
この文章が理解できた人 ⇒ かなり特殊な能力の持ち主です 独特な世界観の持ち主ですが、他の人の世界観も認めることが必要でしょう
途中で嫌になって止めてしまった人 ⇒ 安心してください ごく普通の性格です

冗談はこのくらいにして、本題に入ると1ページ右下から始まります
その前に左のコーナーの中ごろに打桐議員の政治倫理審査会の結果報告に対して弁明の発言があります
(各ページクリックで別ページに移動 でも少し読みにくいかもしれません)

1ページ目

2ページ目

3ページ目

4ページ目

5ページ目

6ページ目

7ページ目

どうですか、最後まで泳ぎ切れましたか
どのように感じるか、ここでは各人の判断におまかせするとして
これはフィクションではなく現実に起こったことです

最後のページで注目するのは
休憩 午後1時31分
再開 午後4時15分

その後でまた
休憩 午後4時45分
再開 午後7時52分

の記述がある点です
休憩から再開までの間が、この出来事をどのように処理するべきか
検討された時間です
このことからも、普通の状態でなかったことは想像できると思います

休憩から再開までに行われていた事は議事録がなく、傍聴者だけが見聞きできたことです
幸か不幸か傍聴しましたが、その内容は記憶が薄れつつあります
でも、すばらしい検討の内容だったとは残念ながら言えないものでした
それどころか不安を感じさせるものでした
(だからこそ、心配になって議会改革検討会議の傍聴をしている訳です)

引用はここまで

多分、全部読む人はいないと思うけど、
とにかく残念な現実はこんなだということ 
ほんと明るい話題でないところが、辛い 

 

 

 

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報道されない情報、明らかにされない情報

2017年02月23日 12時30分16秒 | あれこれ考えること

グーグル八分という言葉がある(あった)
インターネットが普及した現在、キーワードをグーグル(検索)にいれて
その結果が上位に(少なくとも2.3ページ以内)に入らないと
実質的には見てもらえず、それが企業の場合は存在自体が認めてもらえず
まるで村八分にされているようで、この言葉が使わるようになった
企業にとっては死活問題で検索エンジンに上位に引っかるような工夫
(SEO対策)に随分な金額を投資しているところもある

ところが現実の世界は、特に日本では高齢化が進み、キーボードの生活に
慣れていない人々がまだ多く、情報を得る方法はインターネットではなく
旧媒体(新聞・テレビ)に頼っている人が多い
この人達にとって新聞やテレビに報道されないことは、世の中に存在していない
と同じことだ

今のところ村八分になっている情報ではないか、、と心配するものに
(もう少し時間がたてばもしかしたら大騒ぎになる可能性があるが)
大阪の私立小学校の国有地払い下げの問題がある(森友学園)
これは気分的に自分たちの市(新城市)で不当に支払われた可能性の高い
問題とリンクしてとても興味深いのだが、今のところは
金正男暗殺事件とか、豊洲の問題、それから女性タレントの出家問題で
テレビは時間を割かれ、大問題かもしれないのに報道はさほどされていない

そのことに対して怒りの行動を起こす人たちも現れているが
インターネットでは次のような動画も配信されている

財務金融委員会の様子だ
(この動画シリーズは他にもあって興味深い) 

ざっと聴き流して感じるのは、お役人の答弁というのは(新城でも国でも)どこでも同じだな
ということ、これは職業が知らず知らずに育んでいく性格のようなものかもしれない
(知らない人と会話を交わすと、その会話の中から公務員の方ではないか
 と容易に想像できることはある なにか独特の雰囲気が感じられる)

それにしても、世の中には似たような事件が、どこでもいつでも起きるている
特に大きな金額を扱う場合、とてもわからないことが粛々と進められていく
しかし、明らかに常識を外れた違和感のあるものが進められているについて
徹底的に突き詰めて欲しいものだ 
この事件が仮に依然として村八分のように問題視されないようなことがあったとしたら
それはこの国が危険水域に入っていると想像してしまう
メディアは良識を持ってこの重要な問題を取り上げてもらいたい 

ところで、この様な奇妙な事件は、
どうしても身近な自分たちの市に関連する話題に結びつく
世の中には似たような事件が存在するもので
自分たちの住む新城市の不当な移転補償費の支払いとそっくりの事件が
弥富市でも存在している(この市は幸い支払い前ということらしい)
弥富市でも裁判に至ったらしいが、のり弁で出てきた書類は「文書提出命令」に従って
のり弁ではない真っ白の分厚い書類が提出されたとのことだ 
この例を見れば新城市の裁判でも、真っ黒なのり弁は、
近いうちにマスキングがない報告書として明らかにされると思われるが、、

「知らないこと」とは実は「知らされていないこと」(とまでは言えないかもしれないが)
自分たちは知らされていないのかもしれない、、
と意識することは必要かもしれない
(何やら性格がひねくれてきた?  いやいやそれが知恵というものだ?) 




 

 

 

 

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「住民訴訟裁判」 初日

2017年02月22日 20時48分25秒 | 庁舎用地外移転補償騒動

以下は自分の別のブログからのコピペ
内容は新城市のドタバタのひとつである住民訴訟裁判の話
(何回かここでも取り上げている 最近ではこちら その前はこちら

住民訴訟裁判にまで至った過程は、市民が情報開示請求して出てきた書類が
豊洲のドタバタですっかり有名になったのり弁そのもので
肝心なところが見えなくなっているし、その消えている部分も(人の部分)
必要以上に多いと思われて、おそらく誰もがおかしいと感じる出来事を、
なあなあで済ますことが出来ない市民が見るに見かねて行動に移したものだ 

ここからがコピペ部分

出来ることなら一生そんな経験をしたくない(しないほうが幸せ)
と思われるのが裁判
テレビドラマで見たり、タレントさんの不祥事の裁判を
野次馬根性で見たり聞いたりしたがるのは分からないでもないが
実生活では無いに越したことはない

今日名古屋地方裁判所 1102法廷で第一回目の「住民訴訟裁判」が行われた
これはここでも時々取り上げてるが、
新城市の新庁舎建設に関して市は用地外の対象物件に対しても
補償費を支払ったが、これが税金の不当支出に当たるとして
市長に対して1200万円の返還を請求したものだ

傍聴人は48人席(多分)に14人(その構成比率?は11対3)
この数字がこの手の裁判で多いのか少ないのか、、、分からない
そして今日行われた裁判はどうだったかと言えば、、、
正直  よくわからない!が本音
テレビドラマで行われるよう丁々発止のやり取りは皆無だった

予め初日は書類の確認等で終了するとは聞いていたが
本当にその通りで少しばかり拍子抜けしたというところだ
もっとも、その短いやり取りの中ではプロの視点からの発言もあったようだが

住民監査請求を終えての次のステップとしての住民訴訟裁判
前段階の住民監査請求と大きく違うのは、
コンサルタント会社からの事前報告書がこの訴訟の証拠として認められていることだ
(訴えられている方もこの存在は認めている)
この事前報告書は住民監査請求時にも審査をより精緻に行ってもらうために
途中で参考資料として提出したが、時間がない(?)等の理由であまり問題にされなかったものだ
その中にはコンサルタント会社は当初、本宅と長屋、両建物の一体性は(不可分)は認められない
との文言がある(その4ヶ月後には何故か反対の判断を下している)
これは朝日新聞の記事にも扱われている

もっともこの報告書の解釈はいろいろありそうで、それぞれ言い分があるので
そこが多少問題になるのかなと素人は思ったりするが、そればかりではなさそうな雰囲気
なにしろ情報開示請求時に出てきたコンサルタント会社の報告書がのり弁で
いろいろ調べようにもわからないことが多すぎる
何故のり弁の状態で出てきたのか、、
黒く塗られていた人に関するところが不自然に多すぎないか
(生活している人の人数と消されている部分の人数が違う?)

裁判終了後に勉強会があって、なるほどそういう意味なのか!と
頷くことばかりだったが、その内容は残念ながら説明できるほど
理解できていない


プロにはわかる進め方だが、素人にはイマイチよくわからない段取り
この日早速、次回の裁判の予定が決められた
次は
4月10日(月) 16時10分 名古屋地方裁判所1102法定

次回はもう少し具体的なやり取りがあるのだろうか

コピペはここまで

ここで今日も問題として上がったのは、のり弁状態で出てきた書類のこと
何故こんなに隠す必要があったのか?
個人情報保護だけの目的で行っているとは思えない何かが見え隠れする奇妙な書類
のり弁の一部は下の画像の右部分
 

ホント、奇妙な書類だ 

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じじばば会議

2017年02月21日 19時18分18秒 | あれこれ考えること

新城市には「若者会議」というシステムがある
「女性会議」もあるし「中学生会議」もある
ならば「じじばば会議」というのはどうだろう

「じじばば」は多分新城市の人口構成の中では多い
その人口の多い「じじばば」の意見を上手く取り入れることは
若者の考えを取り入れると同じくらい大切なことではないか

「じじばば」は自分自身への不安で
自分たちのことに利己的にお金を費やすように提案しそうと考えがちかもしれないが、
どうしてどうして自分の「子ども」や「孫」が将来どうなるか心配している人も多い
(ある時は自分のこと以上に心配している)

「じじばば」は、がんこで一度言い出したら人の話は聞かない
かもしれない
でも「じじばば」は 長年生きて来た上で身につけた知恵がある
感情の機微を読む能力がある
そして過度に人間を抽象化しない(理想化しない)現実認識がある

「じじばば」の力、拝借
そのくらいの気軽な感覚で 上手く活用できないかな

そう言えば昔、「青年の主張」という成人の日のイベントに対抗して
「老人の主張」という催しもあったらしい
そんなのも今は面白いかもしれない、、

若い人だけに生きがいのある町ではなくて
時間の少ない人達も楽しいと思えるような町
それは、きっと良い街   多分
 

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「議会改革検討会議」 三日目

2017年02月21日 10時42分28秒 | 住民投票・市庁舎・リコール・市政

定期的に行われる新城市の議会改革検討会議
三日目の昨日は扱うテーマと議員さん役割分担とスケジュールの調整
思いの外時間がかかった
正直なところ、みんながもっと協力的であれば、もう少し手際よく
ものごとが進んだのではないか

ところで、問題にすべきテーマは七つほど挙げられた
それは早稲田大学のしかるべき団体からの提案に沿っているらしいが
傍聴席は議員さんが手にしている書類が無いからそれが何かわからない
議会改革に素人から見てそのテーマが必要かどうか判断のしようがない
議会のことを考えるのは議員さんの仕事かもしれないが
市民に直結するかどうかを考えるため(確認)するためにも
議員さんと同様な書類を傍聴席にも見せて欲しいものだ
(確か議会改革の進めるべき方向の中にこの項目も入っていたような気がする)

特に問題となることのなかった三日目だったが
「議会改革の必要性の認識が果たして全員にあるのだろうか?」
と手元のノートにメモしてしまった
この検討会議は議長からの要請で始まったらしい
確かに議会条例でも時々見直す旨が書かれている
しかしだからといって、無理やり条例を変えたり追加するまでのことを
行う必然性は議員さんの気持ちの中にあるのか、先日の検討会議委員の
一人ひとりの振り返り(反省・感想)を聞いて、どんなものかと想像した

この委員会の議員さんの振り返りは、後日議事録として議会のホームページに
要約してアップされるとのこと
発言しているのは委員の10人だが、現場の人間として議会人として
何を感じたか、何を考えたか、、そういうものを知るには良い機会と思われるので
機会を見つけてチェックするのも悪くないかもしれない
(おせっかいなここでも、機会を見つけて紹介する予定)

ところで、この日も録画撮影の行動までには至らなかった
基本線は了解で、それを行うのは議会が責任持って配信するようにしたいが
その物理的・システム的なものが準備できていないので
今しばらく待つことにならざるをえないとのこと
(議会には録画機械もないし、、とかの声が上がった)

この日の傍聴人は少なかったが、次回の会議は肝心な市民と議会の関係
特に議会報告会等について討論されるようだ
議員さんたちが現在行われている議会報告会をどのように評価し
どのような方向に持っていこうとするのか 
(心配は杞憂に終わりますように、、、)

次回は、2月27日 13時半から行われる

 

 

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ロマになりなさい

2017年02月19日 10時03分35秒 | 徒然なるままに

不思議な夢を見た
もともと夢は不思議なものでわけがわからない事が多いが
それでもその夢を見た理由は記憶をたどると何となく分かる

昨日の夢は、誰かが、その人は洞察力のある人だったが
自分に向かって「ロマになりなさい」と言った
ロバではなく、ロマ
ロマになる方が自分のもともとなりたい者に近づける
というのだ
そして自分はなんとなくそれを認めていた
でも、今更、、、と思いながら

「ロマ」とはウキペディアによると
ジプシーと呼ばれてきた集団のうちの主に北インドのロマニ系に由来し中東欧に居住する移動型民族である。移動生活者、放浪者とみなされることが多いが、現代では定住生活をする者も多い。

とある
「ロマ」という言葉を覚えている事自体、気になっていたことの現れなのだろう

なんでこんな変な夢を見たのか?
と、それで昨日の出来事を振り返ってみた
すると、多分これに影響されたのではないかという出来事があった
それはついついYoutubeで最後まで見てしまったこれだ
 

 

「リーマン予想」に関する1時間半にもわたるざっと説明した動画で
これがとてつもなく面白かった 
リーマン予想は素数に関する予想で、この動画でみるとその不思議さだけは
わかった気になれる
純粋な数学上の概念の産物と思われた「ゼロ点の間隔」が、
全然別の科学「原子核のエネルギーの間隔」の公式とそっくりだった点は衝撃的だった

だが、この事実が興味深かったのではなくて(これも興味深かったが)
この難問に挑み続けている人たちは(戦い敗れて精神障害を起こした人もいたが)
幸せだったか(幸せか)と考えた事が自分の昨日見た夢につながる

彼らは自分の一生をかけて立ち向かうべき問題を見つけ
それにずっと挑み続けている
そしてそれは多分、心的には幸せな状態だろうと
勝手に彼らの心情を推測したが、翻って自分はどうなのか?
と考えてしまったのがいけなかった

幸い(?)抽象的な概念を理解する力はない
あれこれ解決法を考えイメージする力なんぞはまるっきり無い
自分のような普通の人は、普通に暮らすのが楽でいい
と思いつつも何かに憧れる気持ちはどこかにくすぶっている

そんな思いに少しばかり火がついたのかもしれない
「ロマ」とは自分では「自分のやりたいことをやっている人」
と夢の中では解釈していた

しかし、考えようによっては今でも「ロマ」になっているのかもしれない
結構自分の好きなことをしてるし、、

ところで、このリーマン予想の動画が面白かったので、その横に出ている
ポアンカレ予想に関する動画もネットサーフィンしてしまった
そして今朝は録画しておいたNHKBSプレミアムの「ダークエネルギー」
についての番組を興味深く見通した

それにしても、こんな難しいことを考え続ける事ができる人は、、、
正直 羨ましい  お金持ちの人よりもずっと羨ましい

日曜の朝、まるで夜中に書いたラブレターのような
少し恥ずかしい、毒にも薬にもならないお話、、 

 

 

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なんか、嬉しいね!

2017年02月18日 08時31分45秒 | 徒然なるままに

スマホに向かって「新城市の今日の日の出は?」
とつぶやくと、6時33分との答えが返ってきた
「ありがとう」と言えば、なんと答えるかと思ったら
「いえいえ、お役に立てて嬉しいです」
ちゃんと会話になっている
少し驚く
日の出はお正月と比べるとずいぶん早くなってきている 

カーテンを開けると太陽が随分北に寄ってきている
それに最近は光の明るさが一時期とは全然違う
庭に出てスマホで写真を撮ると

馬酔木はしっかり咲いている

木の名前は、、、忘れた (くろもじ だったかな?) 
しっかり準備している

いつも葉の格好がカミソリの刃みたいで、変だと思うのが「ニシキギ」
 

その他にも、早くもウグイスカグラは小さな花をつけていた
ヒュウガミズキはもう少しで一気に咲きそうな雰囲気

自然は次の季節の準備をしっかりしている
そして、天気が良いと自然とゴソゴソしだす
そんなことを同居人と話す
「何か嬉しいね!」

春まであと少し、、
 

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