パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

できた順番に聞くモーツァルト

2009年09月29日 21時25分39秒 | Weblog
先日購入したiPod nano用に
新しくプレイリストを作成してみた

iTunesに入っている楽曲を少しだけ増やして
いままでの曲の順番を変えてみたり
括り方を変えてみたりしただけなのだが
これがなかなか楽しい

自分で曲順を決めるのは、
同じイメージの曲を機械任せ(~~MIX)にするよりも
不自然なところが無くて心地よい
始めはおもしろ半分に機械任せにしていたが、
聞いてみてどうもしっくり来ないので
途中から手動で自分好みにしてしまった

そのなかで大好きなモーツァルトのプレイリストを
作ったのだが、流石に楽曲が多いので二つに分けた
ケッヘルの若い方から単純に並べて、K364までが(1)
以後魔笛のハイライトまでが(2)

こうして並べたついでに順番に聞いて見ると
モーツアルトの変化が分かって興味深い
始めっから完成度が高いけれど
初期の作品群は本当にイキイキしていて
後から後から旋律があふれ、確かに若者の作った音楽を感じさせる

K136のディヴェルティメント
K183 25番のト短調とK201 29番のイ長調の交響曲
K219のヴァイオリン協奏曲第5番
K279のピアノソナタ
K285のフルート4重奏曲
それから印象的なホ短調を含むヴァイオリンソナタの数曲
K310 イ短調のピアノソナタ
K330 ハ長調 K331 イ長調(トルコ行進曲付き)
K334 ディヴェルティメント17番ニ長調 
等が(1)には入っている

ホント、モーツァルトはいいなあ
子供たちのおしゃべりみたいで屈託なくて
あったかくて、ほわっとしていて
ひたすら完璧!という実感だけが心に残る

そういえば昔行ったコンサート
メインの曲よりもモーツアルトの楽曲に
ひたすら魅入られた事が度々あった

ベートーヴェンの弦楽4重奏イ短調の前に演奏された
K136のディヴェルティメント

ドボルザークの新世界の前に演奏された
K219のヴァイオリン協奏曲第5番

シューベルトのミサ曲の前に演奏された
アヴェ・ヴェルム・コルプス

これらは妙に観念的でもなく
単に刹那的でもなく、感傷的でもなく
なんて言っていいのか、とにかく生命、息吹みたいなもの
音楽そのものみたい
(最後のアヴェ・ヴェルム・コルプスはひたすら美しく
 一瞬忘我状態に陥った)

ベートーヴェンに傑作の森と言われる時期がある様に
モーツアルトにもやはり調子の良い時期はあるようで
K300代の前半はよい曲が続いている
(自分好みだけかもしれないが)

それにしても、できた順番に聞いていくことは
既にそれらの曲を知っていたとしても
人の成長の過程、変化の具合を知る事ができて
案外興味深い

それにしてもモーツァルトはいいなあ!
(くどい?)

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ハネムーン(民主党で政治は変わったか?)

2009年09月27日 21時12分37秒 | Weblog
政権が変わって約1ヶ月
(アメリカは大統領就任100日はハネムーンと言って
 支持率も高くあまり細かい事は言わないらしい)
さて民主党、その感想は?

いい面悪い面を含めて、ある面予想以上のところもある
まずは政権交代という事は、こういう事なんだ
と、誰がやっても同じ!と考えていた人たちに
日本のチェンジは印象づける事ができたかもしれない

一部の大臣の中には、従来型のタイプが含まれていて
疑問視される人もいるらしいけれど(誰だか分からないけれど)
同僚が着々と点数を上げていると、普通の人なら
自分も何らかの実績を上げなければ!
と焦ったりしそう
これは拙速過ぎてはまずいが、ある意味良い競争かもしれない

それにしても情けないのがマスコミ報道
変わらないのはこの世界の方かもしれない
政権批判の立場を常にとるのがマスコミ的なのか知らないけれど
八ツ場ダムについての報道はどこも一律同じ内容、主旨で発表されている
まるで住民全体が建設中止に反対のような
ところが一方、建設中止に反対の立場の人のところには
多くの抗議の電話やメールが来て
当事者は大変なことになっているらしい事は
ほんの小さく扱われているだけだ

この態度、まるで芸能ニュースに対するのと似ていないか?
持ち上げるところまで持ち上げて、思いっきり落とす
(結婚報道で騒いで人物評を良いイメージで伝えながら、
 次は離婚報道で実はこんな人だったんですみたいな)
とりあえず民主党を持ち上げて、批判するネタを探している

別にこの事自体を悪く言うつもりは無いけれど
本当のところ、もう少し大人びた判断の見方、
立場の表明をしてもらいたいものだ

話は元に戻って、正直なところ
支持率が高いのは期待の現れだろう
今のところ内閣も政党の人も、聞かれた質問には
はぐらかしたりせずに、ちゃんと答えているが
これからも少なくとのこれくらいは続けてほしいものだ
そしてマスコミには、答えをはぐらかしたような場合こそ
鋭く追求する力量を持ってほしいものだ





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白い彼岸花

2009年09月23日 08時51分15秒 | Weblog


「知ってるよ!」
の一言に
「なんだ、がっかり!」

朝早く、お彼岸のお中日ということで
お墓参りに出かけた
そこで見つけたのが「白い彼岸花」

以前にも見かけたかもしれないけれど
少なくともここ数年は見かけた事が無い
植物音痴だから、これは珍しいものに違いない!
と気負って急いで家に帰り、母に自慢げに伝えたのだが
帰ってきたのが先ほどの言葉

どうもそんなに珍しくはないようだ
それでもたくさんある彼岸花の中では
ここの一角だけだったから、それほど多いというわけでもないようだ

それにしても彼岸花
決まってこの時期に咲くのだから不思議なものだ
気温に依存するのなら毎年変わるだろうから
開花の時期は太陽の光、日照時間によって決められる?
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善意が変質していく時

2009年09月21日 16時33分06秒 | 
「グーグル革命の衝撃」新潮文庫
 NHKスペシャル取材班

今、検索に主に使用しているのはグーグル
Gメールも便利で、無尽蔵なサーバを無邪気に活用させてもらっている
そしてウインドウズのパソコンを使うときのブラウザはグーグルクロム
つまりは「グーグル漬け」とまではいかないにしても
充分に利用させてもらっている

実際のところ本当に便利だ 呆れるくらい
その便利さは年々進化していく
こうあったらいいな!と思う事を
いや、それを先回りしてサービスという形にしていく

世の中の広告は一直線に効率的なものに
出会う事を消費者も広告主も求めている
検索連動型の広告、そこには無駄が無く 
既存の媒体がいかに無駄の垂れ流しを続けているか
ネットに親しんでいる世代の連中には
非効率の残骸とさえ見えるかもしれない

そう自分も、この便利さを享受していた一人だ
しかし膨大な個人の検索のデータ、IPアドレスなどが
データベースに蓄積されている事実は
この本を読むまでは知らなかった

確かにベータベースの基づき
個人の消費活動のお手伝いをしてくれるくらいなら
まだいいかもしれないが、どこか気持ち悪い
(アマゾンでも~~さんへのお薦めは何何ですと
 ご親切に出てくるが、それが的を外れていないだけに
 ちょっと奇妙な気分になるのも事実)

本当はヤフーもグーグルも
あったらいいな!
といった道具の一つだった
そして本当にそれらは必要なものだった
ところが、ある時その金儲けの可能性に気づいた時から
そこに様々な人間が関与する事になり
その機能は徐々に変化していく

もちろん表立っては利用者の利便性を
更に進めた形になっているが

グーグル八分
グーグル爆弾
検索が様々な情報の入り口になっている現在
意図的に検索結果を操作しようとする人が現れる
あるときはSEO対策を業務とするソフトの企業

実際のところ、そのくらいで済めばいいのだが
仮に意図的にある種の項目の情報を伏せるべく
検索結果を下げるような事をしていたら
また反対に上げるような事をしていたら

今、本当に怖いのは
これらの検索結果を何の疑いも無く
利用しようとする人が多い事
そしてもしかしたら、ある種の意図も気づかないうちに
受け入れてしまっているかもしれない事

ただ心底困った事は
これらグーグルの提供するサービスが魅力的すぎる
願わくば、善意が変質しないでいてくれればいいのだが



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解決法

2009年09月19日 20時36分40秒 | サッカー
少年サッカー
一番上手くなる練習方法は多分、試合形式
なによりも真剣に取り組むからだが
多少のマイナス面がないでもない

夢中になれば成る程、自分のスタイルのプレーを続ける
それで上手くいく時はいいのだが
徐々に対戦相手も慣れてきて段々通用しなくなっていく
そしていつも同じところで立ち止まった状態になってしまう

特に右利きの選手は、どうしても右足でボールを扱う為に
蹴りにくい左足の方へボールを持っていって
次のプレーに円滑に移れなかったりする

またドリブルで抜くシーンでも毎回同じパターンに終始してしまう
それが特徴のうちはいいのだが、上手くいかない事も増えてくる
そんなときこそ練習の意味が発揮される

自然に出てしまうプレーは大概得意のものだけれど
使うか使わないか分からないが、
使えたら現実的に役立つプレーなどを
繰り返し練習を行うと
どこか頭に残っているイメージが
今度は思いもよらない形で現れる事になる

多分子供たちは、自分が何をしたか分かっていないが
極めて独創的な豊かな発想に基づくプレーをして
見ているこちらをびっくりさせる事がある

こうした事が度々あると、
サッカーの試合に於ける状況の問題解決方法そのものも
少し考えなくては!と思い至る事になる

例えば1対1で勝負して前にいけなくなる時
理屈の上では味方がすぐにサポートにいって
数的優位を作る様にすべき!となるのだが、
果たしてこれが子供のサッカーの時点で
正しい指導方法となるのだろうか?

つまりもっと練習に時間をかけるべき事は
抜けきれない相手にどうやって対峙していくべきか
それを自ら考えさせたり、
解決法をアドバイスしたりする事ではないのか

大人たちは客観的に、また経験的に効率的な打開策を知っていて、
それを教える事が良い事と考え勝ちだが
残念ながら頭で覚えた事はなかなか身に付かない

時間はかかるが、
将来の為の練習の意味を込めて
最終的には個々のスキルを上げる練習をしていかないと
問題解決方法も、
まずは個人で解決する方法をとるようにしないと
最後の最後で役立つプレーヤーになれない気がするのだが
これは自分だけの思い込みかな?
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総論賛成、各論反対

2009年09月18日 21時17分58秒 | Weblog
民主党、マニフェストに上げた項目を
実施に向けて矢継ぎ早に取り組んでいるようだ
税金の無駄遣いの排除
まずは八ッ場(やんば)ダム(群馬県)の建設中止
それからアニメの殿堂もその方向に向かっている

ところが地元では、今更!
とか、実情を理解していない!
とか現実に仕事に携わっている方達の反対の声が
湧き上がって、自治体の首長も概ね中止されては困る
といった意見のようだ

こうした事は当事者には大変な事だけれど
実際にはよくある事だ
誰かがプラスに働けば、誰かにマイナスに働く
今回の場合は国全体ではプラスでも
自治体の経済にはマイナスになるということだ

しかし、残念ながら現時点で
皆がプラスになることは難しく
結果的には誰かが我慢しなくてはならないのが実情

ところが、その誰かに皆なりたくない

我慢するのは自分たちではなくて
どこか別の人たちであってほしい

抽象的な無駄遣いの排除には賛成でも
いざ各論として、自分たちに影響があるとなると
いきなり全体としての賛成の方向性も怪しくなってしまう

人間なんて、こんなもん!

こんな風に言いきってしまうのは簡単だけれど
本当は総論賛成の時点で
自分たちがその影響をもろに受けてしまうかもしれない
と想像して、それでも賛成か反対かを決めなければならない

また、意に反して多数の意見が自分と違っていたとしても
甘んじて受け入れる覚悟も必要なのではないだろうか
(もっとも、いつもいつも多数意見に従うのが正しいとは
 言いきれないのがあるのも事実だが)
とりあえず民主主義の国だから総意には従わなければ!

しかし人間てのは勝手な生き物で
例えば先着何名様までと予め分かっているプレゼントでも
いざ貰える貰えないの区切りの人物は
簡単に仕方ない!
と諦めきれず制度の不備を愚痴ったり
何とかして例外に該当する様に粘ったりする

つまりは覚悟ができていないのだ
だだっ子みたいにすねて、
自分だけは特別がいい!
と感情的になってしまう

この気持ちは分からないではないけれど
大の大人たちは
自分だけは例外であってほしい!
という考えそのものを
持たない様にしなければならないと思うのだが、、、
(きっとできないだろうな!悔しいけれど)



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大臣は東大出が多い!(多すぎる?)

2009年09月17日 20時07分40秒 | Weblog
今朝の朝刊に載った閣僚の経歴を見て
おそらく多くの日本人が感じたに違いないのが
「東大出が多いなあ!」
中退を含めれば8人が東大がらみ
京大が2人
早大2人
慶大2人
中大2人
東工大1人
神戸大1人

官僚は公務員試験をパスしても東大出以外は
人にあらずみたいな空気があると何かの本にあったが
政治家でも大臣クラスになるには東大出でないと
結果的には難しいのか?と思ってしまう

もちろん最難関の一つの試験をパスした人たちだから
地頭はいいに違いない
それは確かに答弁等でも感じられない事は無い

出身大学だけで判断するのは偏っているかもしれないが
もう少しばらけた出自にした方が
広く国民の意見を聞く事ができるのでは?

特に最近では東大入学者と親の年収は
きわめて深い相関関係にあるというデータが出ている
つまり恵まれた家庭の人が東大に行けたり
大臣になる確率が高いことを現している
もちろん大臣になるような優秀な人が
結果的に東大出であったということはあるだろう

本当に頭のいい人が(感情的にも豊かで)、
それなりの地位に就くのはいいとしても
出身大学などの区分けで、
ある地位を確保できるとしたら
これは不幸の始まりになってしまう

国民は出身大学ではなくて
その人自身を見て判断をする様にしなければ!
(中には東大出の政治家でも
 単に入試にパスしただけじゃないかと 
 頭をひねるような人物もいるから)

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便利で、美しくて、値打ちなiPod nano

2009年09月16日 21時21分46秒 | Weblog
思わず衝動的に購入してしまったiPod nano
ビデオが撮れてラジオが聞ける16Gの最新のタイプ

自分はビデオカメラは持っていない
最近はカメラにも動画撮影機能はついている
と言っても頻繁に使っているリコーのGR2では
その動画撮影の品質はちと辛い!

アップルのホームページで動画の品質を
ちょいとのぞいたところ、なかなかのもの

年老いた母の記録を残しておきたいところもあって
自分にも充分言い訳できるので
こんな不景気な時期でも割合抵抗感なく求める事ができた

さて早速ビデオ撮影にトライしてみた
相変わらず使い方は簡単
しかし、レンズの位置が、ちょうどiPodを保持する
指の位置と重なって画面には指の影が入ってしまった
これは慣れるしか無いだろう
ビデオの質は流石にプロモーションみたいにはいかなかった
(撮影環境がそんなに良くない所為だろうが)

新機能のラジオも災害時、停電時の情報収集には便利で
この商品、まずまずの満足

いやそれどころか、一足早く手に入れたので
一寸ばかり自慢してみたくなって
興味のありそうな仲間に見せてみた
実際、アップルに興味の無い人は、たいして反応しない事が
予想されたので黙っていたのだが
音楽が好き、アップルに興味のある連中は
概ね、うらやましがったり、コストパフォーマンスのよさに驚いたりした

それにしてもアップルは本当に
ブランド戦略がしっかりしている
デザインが美しいし使い方も簡単
単なる道具だけで収まらない
これは使っている時間が長いほど
大事な要素となってくる

価格だけでなく生き延びる方法は
こうあるべきと思うのだが、、、
もっとも皆がみんな良くなってしまうと
目立たなくなってしまうかもしれないが
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視点の変化

2009年09月15日 20時02分22秒 | Weblog
秋というのに少しばかりブレーキがかかっている読書
そこで日曜日に、勢いづけにミステリーを!
と書店に向かった

単に殺人事件だけでなく、
いろんなうんちくのあるものを探していたところ
フト目にしたのが松本清張「Dの複合」

浦島伝説、古代史、民族説話と現代の事件を結ぶ
雄大な構想から生まれた本格的長編推理小説
裏表紙に紹介文があった
気分的にすんなりと久しぶり松本清張でも読んでみようか
となったので買い求めたのだが
確か以前読んだ事があったような記憶があるような、無いような

読みかけの印象
それは明らかに、現代の消費するだけの
この手のミステリーとは違う様に感じられた
丁寧に書き込まれている
一方、現代のは読みやすすぎる
少しツッカリがあるくらいの方が骨っぽくていい

ところでそんな事よりも気になったのが
松本清張のこの小説の話の持っていき方
以前は内容自体に夢中になったのだが
今回は話を展開していく方法、技術に関心がいった

結構強引な話の持っていき方があるもんだ
ミステリーだから、またフィクションだから仕方ないとは言え
ある意味ではしんどいところもある

そんな風に思うのはこれだけではない
実は少し前に読んだ「1Q84」でも
主人公の男性の塾の講義のところの描写もそうだ

数学がロジカルでスッキリしていて、それ自体の美しさを
みたいなところがあったが
この表現はあまりにも通俗的すぎる
まるで名探偵が数学的な才能がある人!
とパターン化されているのと似ている
正直なところ進学塾の数学の講義では
数学のシンプルな美しさより
解答に向かうテクニックを教えているだろうから
この描写は当てはまらない(と違和感を持った)

どうやら最近は年齢を重ねた所為で、話自体よりも
作者の視点の方が気になってきたようだ

そういえばNHKの「天地人」も話自体より
俳優さんというのは表情、涙、話し方など
その技術そのものに感動したり
話の持っていき方も
やたらと男が涙を流すシーンが多いのは
女性が脚本を書いているからなのだろうか
などと、よそ事の方に関心がいっている

歳をとると涙もろくなる
これは実体験として、その通り!
だが反面、行間の違和感などを
感じられる様になるのもこれまた事実

年齢を重ねるという事は
知らず知らず視点の変化をもたらすものだ
それが幸せかどうかは分からないけれど


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レイカレコードクリーナーの威力

2009年09月13日 13時27分05秒 | Weblog
秋になるとブラームス!
というわけで
昨日、4番の交響曲 カラヤン指揮のベルリンフィルの
レコードを引っ張りだしてみた

しかし、どこかおかしい
音がざらついているような
ヴァイオリンのパートが濁っているような

そこで本当に久しぶりにレイカレコードクリーナーを
使ってみる事にした
まずはA液を垂らして専用の紙でお掃除して
次にB液で仕上げして

さて、その結果はどうだったか?

本当にこんな事で変わるんだ!
と言うのが正直な気持ち
確かに弦の音が古いベルリンフィルの音
少しばかりドレスデンシュターッツカペレみたいな
ふわっとした柔らかい音になった
まさに音は一つランクアップした

実はこの事は前々から承知していた
はじめてレイカレコードクリーナーを勧められて
使用したときからその効果のほどは驚きの連続だった

なによりも、まずはレコードのカビが気持ちいいくらい良く取れた
音を立ててカビが剝がれていくみたいで
それでやっている方も気持ちよくなって
調子に乗ってどんどんレコードのメンテを行った

もちろん音の方も買った時と同じくらいの
気持ちよい音に変わってくれた

しかし最近は面倒になってしばらく手にしていなかったが
こうして改めてやってみると
つくづくこの液体と紙の組み合わせによる効果は
凄いものだと思わざるをえない

ところでレコードのカビ
体験上からだが一番カビが出やすいのは
グラモフォン、ついでEMIのもの、デッカは案外しぶとく
耐えていたように思う
なんだかレコードの湿気の印象と重なる
つまり一番水っぽい感じのレコードがグラモフォン
反対に硬質な感じなのがデッカのもの

とにかくCDと違ってレコードはかける度に
表面が疲労していき
悪くなったから買い替えようとしても
販売はしていないのが現状なので
あるものを大事に使うしかない
この意味ではレイカレコードクリーナーに
もっと頑張ってもらわなければならない

そういえば針の部分のクリーナーもあるらしい
どのくらい効果があるものだろう
あったとしても少しばかり値が張るみたいで
おいそれとは手が出せないが
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