以前ほど聴かなくなってしまったが
改めて真剣に聴いてみると
(残念ながらCDやFMだけれど)
やはり凄いな、ベートーヴェン
年齢によって感じ方が違ってくるけれど
今のほうが、彼の曲は感情と構成の兼ね合いが
まさに職人的と思えて仕方ない
ベートーヴェンといえば交響曲だが
一番好きなのは「エロイカ」
去年「熱狂の日音楽祭」でこれを聴いたとき
この作曲を終えたベートーヴェンはうれしかっただろうな、と
不意に思ったものだ
演奏はCDで持っているものでは
フルトヴェングラーの1952年のウィーンフィルのもの
ベルリンフィルのものがいいが
1944年のウィーンフィルの一気に突っ走るのも捨てがたい、
最初聴いたときはこの調子で最後まで持つかな
と人事ながらハラハラしたけど、なんという気力だろう
エリオット ガーディナーの全集の中のも編成が小さいので
いろんな音がはっきり聞こえて若々しくて結構いける
セルとクリーブランドもトスカニーニとNBC(?)も
好みではないけれど、そんなのもあり、というところだ
ところで、以前にも思ったのだが
このエロイカ、ベートーヴェンが作曲した年齢
34歳の人間だけで(指揮者も演奏者も)
演奏したらどんな音楽になるのだろうか
フルトヴェングラーもトスカニーニもセルも
みんなベートーヴェンが作曲した年齢よりずっと上だ
その分だけ深みも味わいもあるかもしれないが
作曲時の感性ではないだろう
若さの持っている疾走感や
爆発的な感情発露
理想主義やセンチメンタリズム
そんなものは、もしかしたら同年代の人しか
出せないのではないのかと思ってしまう
だから自分は、誰かその立場にいる人が仕切って
ベートーヴェンの作曲時の年齢と同じ年齢の奏者ばかりで
チクルスを催してもらえないだろか、と思うのだが
こんなのはマニアックでたいして意味もないものかな?
それに大して変化もないのかな?
改めて真剣に聴いてみると
(残念ながらCDやFMだけれど)
やはり凄いな、ベートーヴェン
年齢によって感じ方が違ってくるけれど
今のほうが、彼の曲は感情と構成の兼ね合いが
まさに職人的と思えて仕方ない
ベートーヴェンといえば交響曲だが
一番好きなのは「エロイカ」
去年「熱狂の日音楽祭」でこれを聴いたとき
この作曲を終えたベートーヴェンはうれしかっただろうな、と
不意に思ったものだ
演奏はCDで持っているものでは
フルトヴェングラーの1952年のウィーンフィルのもの
ベルリンフィルのものがいいが
1944年のウィーンフィルの一気に突っ走るのも捨てがたい、
最初聴いたときはこの調子で最後まで持つかな
と人事ながらハラハラしたけど、なんという気力だろう
エリオット ガーディナーの全集の中のも編成が小さいので
いろんな音がはっきり聞こえて若々しくて結構いける
セルとクリーブランドもトスカニーニとNBC(?)も
好みではないけれど、そんなのもあり、というところだ
ところで、以前にも思ったのだが
このエロイカ、ベートーヴェンが作曲した年齢
34歳の人間だけで(指揮者も演奏者も)
演奏したらどんな音楽になるのだろうか
フルトヴェングラーもトスカニーニもセルも
みんなベートーヴェンが作曲した年齢よりずっと上だ
その分だけ深みも味わいもあるかもしれないが
作曲時の感性ではないだろう
若さの持っている疾走感や
爆発的な感情発露
理想主義やセンチメンタリズム
そんなものは、もしかしたら同年代の人しか
出せないのではないのかと思ってしまう
だから自分は、誰かその立場にいる人が仕切って
ベートーヴェンの作曲時の年齢と同じ年齢の奏者ばかりで
チクルスを催してもらえないだろか、と思うのだが
こんなのはマニアックでたいして意味もないものかな?
それに大して変化もないのかな?