パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

中島敦「名人伝」とヘッセ「詩人」

2007年07月31日 21時09分24秒 | Weblog
夏のこの時期になると、書店には名作といわれる文庫本が
目立つところに並べられている
読書感想文用の意味あいもあるけれど、時間がたっぷりあって
読書体力もあって、感じやすい若者には
よい読書体験をしてもらいたいものだ

ずっと昔、夏休みもあと1日という時になって
妹は読書感想文の宿題を残していた
いまさら本を読んで書く余裕もなく
あとがきを読んで、あらすじを書き写す定番のごまかしも
する気になれない妹は
「何か短い、いい本ない?」

そこで奨めたのが中島敦の「名人伝」
僅か10ページ程の物語だけれど、
東洋的な解脱(?)の味わいもあって短さを感じさせない内容
妹は結局この本で感想文をさっさと書き終えたのだけれど
自分がこの本を今でも覚えているのは、実はもっとあとになって読んだ
ヘッセの「詩人」(メルヒェンの中のひとつ)という物語に似ていると思ったから

正確な内容はどちらとも覚えていないけれど
言ってる事は同じだな!という印象だけは残っている
そして二つともいい本だったという事も!

最近は現実に即した本を読む事が多いけれど
想像力を喚起する本を以前のように読んでみたいものだ
(読書体力のあるうちに)

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安倍首相は、これほどまでの敗戦を予想できなかったのか?

2007年07月30日 20時42分53秒 | Weblog
今回の参議院選挙、戦前の大方の予想は自民党の惨敗
それがどの程度で収まるかだけが勝負だったようだが
予想通り、言い訳もできない程の大負けだった

それにしても安倍首相、
鈍感力を発揮!というよりは鈍い!と国民に見透かされて
飽きられてしまったのではないのか

赤城さんの事務所の電気代だったか水道費が、、、、円とか
あまりにも細かい事をあの立場の人間が口にする判断のセンスの欠如
年金を請求した人にはみんなに払えという事なんですかと
簡単にキレてしまうこと
言葉が多い割にはあまりにも事務的でよく伝わらないこと
(あるテレビ番組では浜田幸一が安倍さんは
葬儀委員長みたいな話し方をすると言っていたが
なるほど上手いことを言うものだ)
我が国のリーダーにしてはインテリジェンスに欠ける行動が目立つ
テレビは怖いと多くの人はいう
それは表情、言動からその人の人となりを現してしまうわけだが
それも首相みたいな立場の人はしょっちゅう見られるわけだから
ある程度時間が経ってしまった現在は
一般の人は安倍さんのキャパシティー、ポテンシャルを見切ってしまったのではないか
(気づいていないのは当事者たちだけ?)

どこか胡散臭い小沢さんも嫌だけれど、安倍さんも嫌!
政策がうんぬんというより前に感情的に(直感的に)
国民は思ってしまったのではないのか

最近、政治家に教養のある人間が見られなくなった気がする
人間を形作っている無駄な部分のサムシングエルスがなさすぎて
表面的な賢さの人間ばかりのようだ
そういえば政治家達だけでなく、ちょこちょこテレブに登場する
経済界の人間にも、真の教養の欠如したような人が多く見られるように
感じられるのは自分の一方的な思い込み?
それとも、やっぱりそうなのか?
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アジア杯 韓国戦

2007年07月29日 07時36分35秒 | Weblog
日本0-0韓国
PK 5-6

少しばかり眠いのはPK戦で負けて悔しくて眠れなかったからではなく
深夜に火事の小火騒ぎがあって起こされてしまったから
最近の火事の原因は放火が多いと言う
いったい本当にどんな世の中になってしまったのだろう

サッカーは何の抵抗感もなく眠りにつけた
つまりは、そんな試合だった
FIFA会長達もつまらない試合の観戦で
(途中ハプニング的な退場シーンもあったが)
退屈、不満そうだった
確かにレベルの高い試合とはいえなかった
スリリングな場面がなかったとはいわないが、それは
日韓戦というゲームの質から来るものだけで
全体的にはどちらのチームも今回の成績はうなずける

先発に山岸があった時点から多少の不安があったが
結果的に彼が機能したのは僅かな時間だけで
もったいない、と思えてならない
試合中韓国も得点する雰囲気が感じられなかったけれど
日本も相変わらずシュートまでが遅く、得点の匂いは希薄だった
特に一人多くなった状態での日本の戦い方は、勝負師達のそれではなかった
このようなときは残酷なくらい、いじめ抜いて攻める気迫と戦略があってしかるべきなのに
これで楽になった、負けには遠い、くらいの感じしか見て取れなかった
それは仕掛けが少ないから、最終的なパスの精度が悪いから、そして
韓国の選手が頑張ったからなのだが
疲労があったとはいえ内容に乏しい試合だった
心配したのは羽生の投入
彼が入ると一瞬活性化するように見えるが、それが長くは続かない
延長も暫くは存在感はなく消えていた
そしてあの惜しいシュート
前回のバーに当たったシュートといい今回と言い
彼は運がない?
厳しいかもしれないけれど、そうじゃなくて実力が、技術がないと思う
高原のゴール前を見ると、これならいつか入るとか、ゴールに入れる、という感じを持つが
羽生(播戸も)蹴り込んでいるので
外れだすと長い期間スランプ状態になりそう
そして何故なんだろうイージーなパスミスが多すぎる
それもあってはいけないバックスで
加地も何回仕掛けただろう
記憶に残るのは1回だけ、あとは精度のないクロスと横パスばっかり
スタミナがあってもあれでは!
巻、加地、この二人は代表が少しばかり重くなってきているのでは?

このチーム個々のポテンシャルが少し低いので
これからの伸びしろの限界が見えてしまう気がする
弱いものいじめ、国内での親善試合にはそこそこでも
厳しい試合にはどうだかな?

オシム監督もジェフの連中、鈴木、阿部頼みから
少し離れなければいけないのじゃないのかな
多くの試合を見に来るのはいいにしても
結局一番公平な、選手を見る目があったのは
サッカー協会の嫌いな(?)トルシエだったのでは

それにしても悔しくもなんともない代表の試合
いったいなんでなんだろう?
確かに最近代表の試合のチケットが売れないというのがわかる気がする

それにしても日本の選手は存在感がひ弱に見えるのは何故だろう
好き嫌いは別にして、それなりの存在感があったのは
中沢だけだったような気がする
(彼もベストパフォーマンスは前回のアジア杯の時だ)

アジア杯はここまで、今日は参議院議員の選挙
朝の涼しいうちに出かけるとしよう
どんな結果に落ち着くか?
結果を楽しむには参加する事が一番だろう
投票率上がってほしいものだ

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トルシエ時代のアジア杯など

2007年07月27日 22時25分21秒 | Weblog
何かと評判の悪い事の多いトルシエ
しかし、結果から見れば日本サッカーの一番の功労者ではないのか
ワールドカップでベスト16に導いたこと
そしてアジア杯 2000レバノン大会で圧倒的な優勝をした事
また有望な若手を発掘し2006年のベースをつくった事など
彼の言動のエキセントリックな面を割り引いてみれば
素直によい監督だったと考えてみてもよいのではないか

一般的に彼が嫌われる理由の一つに
日本人を馬鹿にしている態度があげられるが
彼は日本人に学んだ事として
フランス人同士なら、狭い道を歩いてきて、はち向かいになったとき等
互いに道を譲らず喧嘩になってしまうが、
日本人ならお互いに譲り合って円満に解決する
この譲り合いの精神は素晴らしい、とも答えている

またU19のナイジェリア大会には、期間中に施設を訪問させて
残酷な現実を見せ、若い世代の選手に何かを感じさせようともしている

ただ本当に彼はエキセントリックで熱しやすいために誤解を受けやすいのだろう

ところでトルシエが監督したアジア杯レバノン大会
このときの日本は今回のオシムの内容的には別格に見える(?)サッカーの
更に上をいっていたように記憶している
とにかく強かった
点も良く入り、ボールもよく回り、あとから見てみると
それ程規則通りにやっているというより結構自由にやっていたように思える
そして大会のテレビ放送の解説でも記憶に残る言葉が
「フィジカルでも負けていません、今回は日本の方が強いようにも思われます」だ
確かに倒れていたのは日本人よりは中東の連中みたいな記憶がある

その時のメンバーは高原、西沢、柳沢、北島、中村俊、三浦敦、明神、
稲本、望月、小野、森岡、服部年、松田、川口等
今年のメンバーと比べて年齢的には大差ないと思うが
このときの方が選手自身のスケールが大きい気がしてならない
それは過去を美しくしてしまう記憶の勘違いかもしれないが
それでも彼らの方が戦う男達だったような気がする
戦う男達、
日韓ワールドカップのメンバーもそうだ
確かにトルシエは戦う男達を選んでいた
柳沢、鈴木、中田英、小野、市川、戸田、稲本、中田浩、
森岡、松田、森島、服部、中山、西沢、三都主、明神、宮本、楢崎、
これから伸びそうな選手、ピークを迎えつつある選手
少なくとも選手の選択は間違っていなかったように思える
(中村俊の問題はあるが、あのチームではすこしタイプが違うかな)

現在のオシム監督の方向性はいいと思う
しかし、選手選びに多少の?が目についてしまう
もう少しポテンシャルの高い選手を選んでほしい
少なくともジェフの連中は?がついてしまう

トルシエ時代を懐かしく思ってしまうが、
日本で行われたコンフェデ杯 対カメルーン戦
鈴木が2得点して代表デビューした試合だったが
この試合も強かった 
カメルーンをやっつけたという印象が残っている
ジーコのように結果的に勝ったというのではなく
負かした、と言える程強かった
残念なのはこのときのチームみたいな迫力を現在の代表に感じない事
いったい何が不満なのかまだ具体的にはわからないが
このままでは弱いものいじめはできても、
強いチームには、相変わらず!の
繰り返しになってしまいそうな気がしてならない
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アジア杯 サウジ戦

2007年07月26日 06時37分29秒 | Weblog
日本2-3サウジアラビア

現在の日本代表チーム 
真に強いチーム、過酷な条件下で戦えるか?が問題であったが
(日本での国際親善試合ではなく)
結果的に心配した通りの結果になってしまった
このシリーズ、ずっと点を取られていたから
守りが安定していないと言えないだろうか
サッカーだから1点くらいは、との考えもあるけれど
不用意な失点、いや、それよりも印象としての軽さが気になってしまう

アジア以外の強豪国と戦ったとしたら
今行おうとしている方向はいいとしても個人の力が、、、

サウジの得点の背の大きくない2得点の選手
可能性を秘めた選手だ
例えばヨーロッパのスカウト陣がこの試合を見に来たら
日本の選手で誰を欲しいと思うだろう?
チームとしてはエレガント、しかし個人は、、、

得点シーン(失点シーン)は最終的には個人の力による突破で
決められてしまったが
日本人にはあのような可能性のあるプレーが
できるようにはならないのだろうか?
勿論、中村俊や高原はしばしばよいプレーをする
だがこの試合に関してはコンディション不良のせいか今イチ
遠藤も疲れていたようで、いつものさえが見られない

このチーム、よく走るかもしれないけれど軽い
そんな印象がしてならない
日本人は永久にフィジカルは強くならないのだろうか?
個人の能力が限界に来ているからチームでなんとかしようとする
というのは考え方としては悪くないけれど
始めっから個人の能力を見限っている点でいつも疑問を感じてしまう

ドイツ人のように基本的に1対1に負けないサッカーではなく
数的有利の条件を上手くつくって、きれいにさばいていく
この考え方自体が日本人のフィジカルの強さを強めていかない原因ではないのだろうか
高校でも戦術的に洗練されてガツガツと当たるところは少なくなってきている(?)
時に国見、鹿児島のように体力勝負的なチームが出るが
それでもクロスの精度が悪かったりで
サウジの様に得点圏内に入ると危険な香りがいっぱいというわけではない
日本人は骨が細く、身体も軽く、背も低いから
結局より上のランクにはいけないのだろうか
ならメッシ、ラウルはどうだろう (彼らはそんなに身体に恵まれているわけではない)

対外国戦を見ると、また、古くて新しい問題が気になって仕方なくなる
つまり日本人のフィジカルの問題
マッチョではなくバランスとしてのフィジカルの強さの向上
これがない限りこれから先は難しそうな気がしてならない

そして、いい意味で「俺がなんとかする」と考える人物の
多数の出現が多くなってほしいものだ

再びこのチームの話に戻って、チームが軽く感じられるのは
確固としたリーダーが不在なためのようにも思える
中村は引っ張っていくタイプというより職人タイプだし
ならばいったい誰が、、、

いずれにしても過酷な環境下
見ていて、あれこれ言うのは少しばかり無責任だけれど
他との比較の上ではこのように思った次第だ
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よく目立つ、週刊誌の新聞広告

2007年07月25日 21時28分34秒 | Weblog
週刊誌の新聞広告
不思議なのは、たいしたデザインではないのに(?)
どうしてあんなに目立つのだろう
(特に芸能ネタや著名人のスキャンダル)
といっても、否定的な、人の悪口に似たメッセージが目立つのであって
微笑ましい内容のものは刺激的ではないが!
結局、人には
「他人の不幸は蜜の味」みたいなところがあって
それでなにかしら精神的なカタルシスを感じているのかもしれない
自分の中にもそんな品のない性格が潜んでいるのは否定しないが
それでも昨今の持ち上げるだけ持ち上げて、引っぱり下ろす
マスコミの報道の仕方には少しばかり抵抗感を感じてしまう
(その記事を書いている人物の人間性まで読めてしまうみたいで)

ある面では、週刊誌の報道の内容とレベルは
国民全体のレベルを表わすものかもしれない
とすると、今の状態はあまり芳しい状態ではないかもしれない

しかし、だからと言ってお硬いのばっかりも、どこか嘘っぽい
なかなか人間というやつは難しい!
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発音しにくくても、覚えられなくても平気?

2007年07月24日 21時19分00秒 | Weblog
LUZ
cornu copia
worb
ViS.a.ViS
EVOLVE Hair等々
これらは美容院の店名
なんと発音するのか、どんな意味なのかもわからない
店の前を通っても文字面もなんとなく確認するだけで終わってしまう

こうした事が(客ではない)自分ら男にとってはとても不思議に思えてくる
そもそも、こんな発音しにくい店名は日本人には覚えられなくて
商売としてダメなんじゃないか、とか
意味が分からないから何となくいらついてしまう

ところが、どうやら女性陣はそうは思わないのかもしれない
セレブなイメージっぽいとか
雰囲気がありそう(?)とかで平気でこうした名前を付けてしまう
やっぱり男にとって女は感覚的!
と思わざるをえない

つい最近のブランドのエコバッグに殺到する姿も
流行とはいえ、その気持ちどうもわからない、、、



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若い人にさせたくない「悪い経験」

2007年07月22日 20時39分43秒 | Weblog
昨日のサッカーアジア杯 対オーストラリア戦は
急遽、夏の花火大会の警備にかり出されて観る事ができなかったが
残念な事にビデオ録画も失敗して、結果だけ新聞で見る事になった

この恨みの花火大会の手伝い、5時から9時半まで
立ちっぱなし、声出しっ放しは少しばかりキツかったけれど
いろんな発見もあって案外面白かった

任された仕事というのは、川沿いの桟敷エリアには
チケットを持った人しか入れず
入り口のところでチェックと桟敷の場所の案内をするというもの

今年は当日の開催も危ぶまれる雨模様で当然出足は伸び悩んだ
しかし、流石に有料の席を無駄にするのはもったいないと見えて
それなりに、ぼつぼつとやってきた
そこで、観客がチケットを持参しているか提示してもらうのだけれど
多くの人が一人一人チケットを持参するのではなく
誰かがまとめて持っていて、持っている人は先に自分の場所に行ってしまって
「今入り口に来ているから、そこまで来てほしい」
と携帯で連絡をとり合っていた
思わず笑えてしまったのは、入場券と選挙券を間違えて持ってきてしまった家族
引き返して取りにいくには片道30分かかると言い
雨で濡れた選挙券を見せてもらったが
この家族このエピソードは死ぬまで忘れないだろうから
考えようによってはいい思い出かもしれない?

さて、時間制限の桟敷エリアの入場禁止
この連絡が充分であったかどうか、
また前売り券制度が知られていたかはさておき
チケットを持たない人は入れないようにしなくてはいけないのだが
やはりこの約束事を守らない人が出てくる
正直に言ってしまえば、
「ここから先はチケット持参の方以外は入場できません」
程度の言い方では、それを守ってくれる人がいる、という前提なしには
とてもやっていけない
つまり、悪い事をしようとしたら、簡単にできてしまいそうな状況だった
しかし、そこで引き返したチケットを持たない人も多くいた
(いや大半のひとがそうだった)
ところが、やっぱり守らない人、知らん振りして通過しようとする人は
何十組といた
だが不思議な事に、チケットを持ってなくて通過しようとする人は
なんとなくわかってしまった
つまり、どことなくオドオド、コセコセした雰囲気があるのだ

なるほど、警察の人々はこんな挙動不審、表情でおかしな人間を見つけるのかと
妙に納得してしまったが
こんな風に表情に出てしまう人間性は、まだ救われるというか
結果として道徳の感情が存在したわけだから
完全によいわけではないが、我が国民の品格も末期症状でない事は事実だ

だが心配になってしまうのは若い中学生、高校生に
自分達がルールを守っていないという意識が少ない人が多く見られた事
見つからずに通過できなかったのはアンラッキーだったとしか考えていないようだった
そして、もっと怖いのは中学の女の子の方が男と比べて平気で堂々と
(悪い事をしてる様子を見せず)
通過しようとしていた事
上手いことバレずにしてしまえば、世の中はこんなもん、と
悪い経験になってしまわないか不安になってしまった
ほんの小さな事だが、ここで
「狡くてもいいのだ」と覚えてしまったら
彼ら彼女らのためにはならないだろうに!
勿論、聖人君子ばかりの国は、それはそれで住みにくそうだが
できるだけ特に若い子には
「狡くて上手くいく」経験はさせたくないものだ
しかし、世の中上手く立ち回った方が勝ち!等と
教えているのはいい歳をした大人の方だろう
困ったものだ!
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多くの商品を並べるのは、消費者にとって親切?

2007年07月19日 21時58分45秒 | Weblog
先日iPodのイアフォンが壊れたので
家電屋さんに買いにいったときの事

「純正のはメーカーに聞いてみなければ、いつ入るか、いくらかもわかりません
 でも、そこの売り場に並んでいるやつならどれでも使えますよ」
待つ事が段々できなくなっているので、時間のかかる純正は諦めて
他のメーカーのものにする事にした
ところが売り場に立ってみると、ソニー、パナソニック、ビクターetc
あるわあるわ、色んな製品。

さてここで困ってしまった
いったい何がいいのだろう?
どこが違うのだろう?
値段だって同じ価格帯のものがいくつもある
価格によってどのくらい音が違うのだろう?

自分はあまり迷う方ではないのに、はたと考え込んでしまった
同じ機種でも色違いくらいならわかるのだが
あまり種類が多くて迷うばかりだ
視聴できる訳でもないし、いったい何を根拠に選べばいいのか
しばらくするイライラしてきた
それでも決定的に選ぶ根拠が見つからない
結局値段が安かった物を手にしたが
こんな風に商品が多く並べられているのは、
果たして消費者の便利、買いやすさになっているのだろうか?
むしろ自分と同じようにイライラを募らせるだけになってやしないだろうか?
そういえば母の日のプレゼント用に
コエンザイムQ10を買いにいったときもそうだった
コエンザイムQ10といっても**用とか##用とか
いろいろありすぎて全然わからない
価格の違いもどこが違うのかがわからない

このように店舗は品揃えが充実してる事を売りに
同じような製品を並べるが
実はそれは消費者のストレスを増やしているだけではないだろうか?

すくなくとも買い物が面倒だと思うような我々の世代の連中は
そんな親切は結構だと思う
それよりは「おすすめはこれです」と
3種類くらいの中から選ぶようにしてくれた方が
ずっとありがたいと思うのだが
これは横着な男だけの考え方だろうか
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さいたまシティカップ 浦和VSマンU そして小野伸二

2007年07月17日 21時41分53秒 | Weblog
浦和2-2マンU

親善試合的要素がふんだんにあったが
見せるところは見せ、勝負に徹するところはそれなりにで
マンUの実力は充分垣間見えた

こうしたゲームを見ると少なからず絶望感に襲われる事がある
日本はまだまだ全然上手く、強くなってないのではないかと

マンUのボールを大切にする攻め方とプレイ自体の正確さ、強さ
比べて浦和に連中の縦気味のパスは、(プレスがかかって方向を限定されている面もあるが)
ほとんどがいい加減、アバウトになって
カットされたり、ミスパスになったり流れが分断されている
一人で打開できる能力の人もいない
だから随分マンUの連中は落ち着いていた

結果的には小野のシュートで同点となったのだが
小野は本当にもったいない
運動量の少なさ、ボールをもらえる位置にいなかったり、
ルーズボールを競っていかないところ等
印象として?がどうしても残ってしまう

彼がボールを多く触るようになるとゲームが落ち着いてくるし
彼もボールに触りたがっているのに
浦和の連中は縦に急ぎすぎたりする
(小野のポジションも問題あるが)
小野が多くタッチするようになってから落ちついた感じがしたが
それは彼のパスの丁寧さ正確さから来るものだろう

ただ、こうした天才肌の選手へのアドバイスは難しい
少年サッッカーのレベルでも特殊な才能を持っているような気配を感じる子はいるが
そうした子は決まってどこか変っている
そして、ある面頑固でサッカーは好きなのだがこちらの言う事を聞かない
いや聞かないというのではないが
やはり小野と同じように運動量が少なかったり、気まぐれだったりする
もう本人の自覚に頼るしかないが小野は本当にもったいない
もう感性だけではなくて、中村のように戦術も勉強するようになればいいのだが
残された時間がふんだんにある訳ではないので
努力してほしいものだ
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