パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

2号基準

2017年09月24日 15時02分49秒 | 産廃

久々に新城市の産廃についての投稿(別のものからコピペ)

最近、話題になっている言葉がある
それは「2号基準」
何だそれ?
多分、普通の人はそう思う
しかし、産廃企業の悪臭被害で悩む新城南部地区の人とっては
「何だそれ?」と思うもう一つの言葉「買い戻し特約」と同様に
とても無視できない言葉となっている

臭いというものはとても厄介なもので、その感じ方にかなりの個人差がある
おまけに、こちらの方がより重要と思われるが、臭いは物理量なのだが
その臭いの物理量(かたまり)は見えないので、その漂い方、移動がよくわからない
そこで、工場や企業から出てくる捉えがたい悪臭を防ぐために、基準を設けることにした
それが臭気指数ということになるのだが、新城市ではこの臭気指数が
何度か計測しているが基準値以内だと報告している

しかし、被害の声は続いている
どちらかが嘘を言っている、、ような捉え方もされそうだが
これが、臭いの厄介なところだ
ところで、市の計測し発表しているのは「1号基準」というもので
基準には実は3種類が設定されている(1号・2号・3号基準)

「2号基準」という言葉が出てきたのは9月の新城市議会の一般質問でのこと
そこで、今は便利な世の中でネットで少し調べてみると
「1号基準」とは敷地境界域の規制基準
「2号基準」とは気体排出口の規制基準
「3号基準」とは排出水の規制基準
この様に分かれているとあった
この様に分かれているのは臭いという厄介なものを実態に合うように計測するためだ
臭いは温度差で上昇しやすい、排出口から巻き込まれて下方向へも進む、
周辺建物の影響で遠くに運ばれる可能性あり、それから拡散によって希釈される、、
つまり、「1号基準」の敷地境界線だけを計測していただけでは実態を反映していないことになる

先の一般質問ではこのこの言葉が出るきっかけとなった八王子市の例が浅尾市議から紹介されている
これが新城市とよく似た状況で、住民は悪臭が出ていると訴えていたが、計測すると基準値以内との答え
そんなはずはない、、とその計測のことをよく調べてみると発表されて数字は「1号基準」だった
そこで、計測場所を「排出口」に指定して、つまり「2号基準」で判定をしてもらう事になったら
数字は、、アウトで、結局、住民の望む指導がなされることになった

実は、新城市でもまったく知らなかったが一回だけ「2号基準」で計測されていた
基準値は25以下だが、その時の計測値は18から19で問題はなかったとの判断をしたと
質問では答えていた
ここで問題は、そんな大事なことを肝心な地域住民は知らされてなかったということ
そして、それが行われたのはたった一回だけということ(それも被害届けが連発した時期でなく)

正直なところ、これはダメでしょう
聞かれないことは大事なことでも黙っている
被害の声が出ているのに、より現実的な「2号基準」の測定を一回しか行っていない(なんで?)
これでは森友・加計学園みたいに何かを隠していると思われても仕方ない
決して文句を言いたいわけでない
ただ、当たり前に普通の人が望むこと(2号基準の定期的な計測)をしてほしいだけ
そして、そもそも地元住民との臭気指数の感覚の相違はなんだろう?
(どっちが正しいかというのではなく)と真摯に立ち向かって貰いたい
なんと言おうと、悪臭被害にあっている方々は、それが現実なのだから

 

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新城市の産廃の話、あれこれ思うこと

2017年02月01日 08時49分25秒 | 産廃

先日、新城市長が産廃現場に赴かない理由がイマイチわかりにくい
と批判的な投稿をしたが、市長のコメントの中にはこんな言葉がある

私どもは市の条例をつくらせていただきました。その市の条例の適用には残念ながらならなかったわけでありますが、当該企業の社長さんには、この市の条例の精神を順守してほしいということを申し入れ、当該企業の社長さんもそれを承諾をされまして、以後の交渉が続いてまいりました。

市の条例とは「新城市産業廃棄物等関連施設の設置に係る紛争の予防及び調整に関する条例」
という長い名前のもので、平成25年12月27日の日付の記述がある
しかし、実際に施行されるのは平成26年4月1日からで、その前に申請されたものについては
適用外で、今回の件はこれに該当し、残念ながらの市長の上記のコメントに繋がる

この市の作成した条例が間に合ったとしても、違反した場合に市に出来ることが
事業者の氏名又は名称、違反の事実その他規制で定める事項を公表することが出来る
程度のことで、果たしてそれが実際上力を持つものか、素人は多少疑わしく感じてしまうが
それでも、この条例があると無いとでは事業者にかかるプレッシャーは随分違う

言い換えると、この条例が存在しなかった現実は随分無防備な状態だったと言える
何も縛りの無いところに急に来ればなんでもできてしまうが
市はそれまでのんびりしていたのかといえば、新城市の南部企業団地は製造業と物流業に
限定されていたから、そうした条例をつくる必要性がなかったのかもしれない
ところが、実際に進出した企業は製造業でも物流業でもない企業
何故、そんな企業が進出できたかと言えば、決められた業種以外の企業が進出した場合には
「買い戻し」ができるというきまり「買い戻し特約」が知らないうちに権利放棄されていた
ここの部分はとても不自然で、何があったのか疑惑を捨てきれないが
とにかく、現実は進出することになった

産廃業者は県に操業許可の申請書を提出するわけだが
県の審査は必ずしも施設の完璧性を担保するものではなく
ある書式や項目にズレていなければ、それで許可を下ろすことになる

しかし、それだけでは地域住民との紛争が起きる可能性があるので
一応、地域の人に対する説明会や環境保全協定を結ぶことによって
無駄な紛争を予防しようとしているようで、審査の必要条件ではないが
努力目標(?)として挙げている 

結局は条例の規制も効かない無防備なところに進出が決まってしまったから
やりたい放題に出来るかと言えば、人間の常識に頼るべく市長の次のコメントに続く
「当該企業の社長さんには、この市の条例の精神を順守してほしいということを申し入れ、当該企業の社長さんもそれを承諾をされまして、以後の交渉が続いてまいりました。」

条例は間に合わなかったけれど、守って欲しい、、と
そして、産廃業者の社長さんも承諾された、、と述べている

そこで、市のこの条例をツラツラと読んでみた
素人なので多少の間違いがあるかもしれないが、この条例は
市長の役割がかなり大きな事になっている
それこそ市長が主導でなにかゴタゴタが起きないようにし
事が起きたら「紛争のあっせん」も市長が取り組むように読める

市長は「製造業や物流業でない進出は同意できないし、政治的に認められない」
と言葉を発している
ところが、その一方で「この市の条例の精神を順守してほしいということを申し入れ、
当該企業の社長さんもそれを承諾をされまして、以後の交渉が続いてまいりました」
と現実の操業を前提に話をしている
認めていないのに現実には操業を認識している
そして操業に当たってはトラブルの無いように市政のトップとして
当たることも条例に書かれているのだから
現状認識のために地域の人が市長に現場に赴いて欲しいと望むのは
何も特別なことではなくて心情的にも理屈の上でも当然のことだ
しかし、よくわからない理由で行かないでいる

政治的に認められないと言っているものの
条例の精神を順守してほしい旨を相手側の企業に要求して、承諾を得ている
条例の精神は相手側にだけ要求するものだけではなくて
行政(市長)のすべきことまで多く取り上げられている
積極的に解決に取り組むように、、、と

この条例の中で出てくる言葉に「環境保全協定」という言葉がある
問題を起こさないために産廃企業が県に申請を出す前に
地域住民との間に一種の約束事を結んでおくことが望ましいというものだ
この環境保全協定には現実論として地域住民の人たちが不安に思うような
可能性があるが、条例を読んでて少し首を傾げることがあった
「事業者は、環境保全協定を締結しようとするときは、その内容を事前に市長に
届けなければならない」

その内容は事業者が決めるのか?
以前議会傍聴した時の記憶が蘇った
たしか議場でも同じようなニュアンスの「環境協定の内容は企業から出てくる」
みたいな発言があったような
もしそうなら、企業側から少し甘めの条件が出てくることも
考えうるので、地域住民は当然納得できない態度を示すのは無理はない
すると、この環境保全協定は結べなくなる

するとどうなるか、今度は「環境保全誓約書」なるものを出すことになる
この環境保全誓約書は、今度は事業者が好き勝手には項目を書けなくて
一定のルール(項目がある)
それは、条例施行規則によると

1) 始業及び終業の時間並びに産業廃棄物の搬出入の時間帯
(2) 周辺地域の生活環境に及ぼす影響及びその対応策
(3) 関係住民の産業廃棄物等関連施設内の立入条件
(4) 情報開示の条件
(5) その他市長が必要と認める事項 

実は、この環境保全誓約書と言うものが
タナカ興業から新城市長あてに平成26年3月12日付で出ている
その内容はどうも上記の内容とは少し違うようになっている
それは市の条例の施行対象になっていないせいなのか

何れにせよ、認めてはいません、、というものの
現実は操業し、被害も出ており、なおかつ企業は市に対して誓約書も提出している
それで、認めてはいません  の言葉で済ませられるのだろうか

ところで何ごともそうだが、いろんな法があっても所詮は
守る気があるかないか!その部分が大きい
それで、情報公開で手にした市と該当企業の社長さんのやり取りの議事録を
内容だけでなく、プロファイリングではないが、この人の性格や
考え方を読み取ろうとして読んでみた
すると、ところどころ市からの質問にきちんと答えていない部分があった
また、市の担当者が地域住民の不安を想像し、
自分の目からは誠実に作ったと思われる細かな質問には
1年以上答えていないし、また地域住民への説明会の開催も
少しばかり幼稚な理由で開かないでいた

確かに産廃は固有名詞として扱う問題ではないかもしれない
しかし地域の人の前にあるのは、固有名詞としての企業
そしてその固有名詞の企業が近隣地区でどのような事を行ってきたかを知ると
地域住民が不安に陥るのも無理はない

とにかく、市長は行政のトップとして何らかの行動を起こすべき
とされているのだから、妙な理由で現状把握をしないのはおかしいということ

条例の解釈の仕方が違う!
との声が上がるかもしれないが、少しばかりやりきれない気分が続いたので
勢いに任せて今思っていることを書いてみた

ところで、やっぱり不思議なのは
「買い戻し特約」が破棄されたこと
いったい何があったのか、、
これは本当に不思議、誰が得したのか、、、

 


 

 

 

 

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やっぱりわからない、現場に行かない理由

2017年01月29日 18時10分58秒 | 産廃

いつまでも気になっていることがある
それは自分だけがわからないのか、それともみんながわからないのか
どっちなんだろうと思われる事柄だ
それは一度だけでなく、二度耳にした
しかし、自分はその内容が理解できなかった

気になるが自分が理解できない問題とは
新城市長が南部企業団地の産廃施設から悪臭の出ている現場に出かけない理由だ
市長は昨年9月議会で、現地に行かないのは自分なりの考えがあるが
その理由をお話する、、という答弁をしている 
そして、確かに何かを話した

ところが、それがどういう意味なのかわからなかった 
部分的に記憶に残っているフレーズはあるが、それが行かない理由と
どうつながっているかが自分にはわからなかった
気になって仕方ないから市議会の議事録がアップされてから
読み直して理解しようと思ったが、時間が過ぎてやっと今読み返すことができた

しかし、やっぱりわからない
少なくとも人に説明できるほどその内容を理解しているとは言い難い
これは自分が理解しようとする気がなくて、最初から批判的なモードに
なっているせいかもしれないと考えて、この議事録をコピーして
何人かの知り合いに見せて市長の言わんとする事は何か尋ねてみた

その議事録を以下に紹介すると(議事録は山口議員の質問から始まる)--------------------------------------------------------------------

◯山口洋一議員

 それぞれ事業主、それぞれのラインの中での臭気の問題等があるわけでありますが、特に八名の企業団地についての問題等につきましては、6月の定例会で議員から、市長は現地に行かれたのかという御質問をさせていただきました。まだ、市長、ちょっと行っていませんよという御答弁をいただいたとこでありますが、その後、市長、現地に赴かれ、現場を確認されたのかどうか、お伺いしたいと思います。

 

◯穂積亮次市長 

私は、もちろん個人的にあそこの場所を通るときがあったり、別業務で通るときがありますし、そのときには気をつけておりますが、6月議会でお尋ねがあったのは、住民の皆さんから苦情等があった場合に、市長としてそこに出向いてその皆さんと一緒に臭い等々を確認することがあるかというお尋ねだったと思います。

 それに対し、私は自分なりの考えがあってそういう行動はとっておりませんと申し上げました。今現在もそれは変わっておりません。

 それを申し述べてもよろしいでしょうか。

   〔「市長、よろしければ」と呼ぶ者あり〕

◯穂積亮次市長 

はい。私は、自分が市長といたしまして、自分がどういう行動をとるか、また行動をとらないか。それによって、市の政治的意思を表明する、伝える局面があると思っております。

 端的に申し上げて、当該企業の南部企業団地への進出並びに操業について、私は市長としてまだ政治的に認めておりません。既に、平成24年5月に当該企業より南部企業団地への進出の打診があった際に、市長名において当該団地は製造業並びに物流業の集積拠点として考えている関係上、当該産業廃棄物関係は望ましくないので同意しかねるという回答を差し上げております。

 以来、市の基本的な立脚点というのはそこから変わっておりませんが、その後当該企業が競売によって土地を入手され、県に申請をされるという動きを始められました。そのときに、私どもは市の条例をつくらせていただきました。その市の条例の適用には残念ながらならなかったわけでありますが、当該企業の社長さんには、この市の条例の精神を順守してほしいということを申し入れ、当該企業の社長さんもそれを承諾をされまして、以後の交渉が続いてまいりました。

 条例の基本的な精神というのはどういうことかと申し上げると、法の照らす要件とは別途に新城市並びに関係地域との信頼関係を築く必要があるということ、そのために住民説明をしていただく必要があること、そして、合意に達した場合には、環境保全協定等を締結すること、また合意に至らない場合には、市があっせんをしたり、あっせんに関する考え方を表明したりすることがあるということ、こういうことが条例にうたわれております。

 今回の場合には、この条例の適用外ですので、当該企業は愛知県の許可を得れば法的には操業できるわけですし、関係地域の説明も、また市の同意も義務としては入っておりませんが、事柄の性質に照らして、私どもはこの条例に沿った行動をしていただくように求めてまいりましたが、その後、残念ながらそうした住民説明が行われることなく、また環境保全協定等も結ばれることなく、今日に至っております。

 そして、県の許可が出ましたので、いわゆる合法的、法的に、あるいは実態としては当該企業は操業されておられますし、それを市としては環境基準に照らして、今部長が申し上げたような対応をしております。

 私は、この問題で細谷でやられているときも、何度かいろんな方から問われたんですが、私自身は、当該企業はいい企業か悪い企業かとか、その臭いが許容できるかできないかということの判断でしているのではなくて、南部企業団地はあくまでも製造業、物流業の集積として市として考えていた以上、その立場からこれは受け入れられないという立場は一貫しているということを申し上げてきたわけであります。

 そして、それは今も、今も政治的には変わっておりません。もしも、これについて今後、例えばどうしても許容できない、あるいは県に何らかの市としての働きかけをしなければならないような状況になった場合、あるいは関係地域の住民の皆さんと当該企業との間に新しい何らかの信頼関係ができて、何らかの協定等々に至るような場合、いろんな局面があろうと思いますけれども、その実態面で、条例の精神に即したような方向、あるいはそれに重大な瑕疵があるので、それについて愛知県等に市として申し上げなければならないような事態が、当然あり得るだろうと思います、両面において、可能性として。

 ですので、現在のところ、私としては、市としては平成24年の5月の立場以来、基本的には変わっておらず、市の条例の精神の履行を求めてきたけれども、まだ残念ながらそこまでは至っていない。そういう立場から、市長としてどうこうということは、当該企業の存在を認めるという状況ではないということであります。

 しかしながら、実態としては操業しておりますので、それについて環境関係の職員、あるいは地域の職員が積極的に地域の住民の皆さんの苦情を聞いたり、あるいはそれに沿って関係企業に改善を求めたりすることはこれからも全力でやっていきたいと考えておりますし、そのように指示するつもりでございます。

 そういう観点から、私としては現在のところ、先ほどの答え以上のところ、出ておりません。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 

この議事録を読まされたかわいそうな知り合いは、部分部分は当たり前といえば当たり前だが
いろんな解釈をして自分に言葉を返した
だが、彼らが感じた全体を通しての印象は驚くほど共通していた 
それは「逃げている」「自分には関係のないこと」として発言しているということだ

ある人は安倍さんののらりくらりの発言のよう、論点を暈して、、、と言い
別のある人は県が決めたことだから自分には責任は無い、、、と言ってるようだと口にした
自分がわざわざ面倒なことに今更首を突っ込みたくない、、、と解釈した人もいた 

でも肝心な「行かない理由は何か?」といえば
ある人は、そのことには答えていないと言い
ある人は 、聞いた人が独自に判断するように言っているのでは、、、と
どうもバラバラだ
また「現地に行くことは認めること」で、
一旦認めると何かを市長はしなければいけなくなる、
それをしたくないから避けて行かないようにしているのでは
と想像した人もいた

この様に文字に起こして時間をかけて読んでも、その理解の仕方は
千差万別なのだから、この答弁がなされた議場では即時に
言わんとすることが理解できた人がどれだけいたのか疑問に
思わざるをえない

だから意地悪な自分は、この市長の答弁を
例えば総務部長とか環境課の担当者に
具体的にはどういうことか誰にでも分かるように
説明して欲しいと思ったものだ
(それを行ったとしても、果たして彼らも充分な説明ができただろうか?) 


上に立つ人は、わかりやすいことばで、わかりやすく言うのが
本来すべき行動なのだが、何故か新城市ではそれが行われていない
分かりやすく言えないのはキャラクターのせいなのか
それとも別の理由があってのことなのか、、、さて
 


 

 

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嘔吐

2017年01月18日 19時41分35秒 | 産廃

「嘔吐」と言ってもサルトルの暗い、重たい実存主義の小説の話ではなく
現実の世界で身体的な反応としてよく見られる事柄のこと

新城市南部企業団地の産廃業者のタナカ興業に一昨年操業許可が降りて以来
しばしば心配されていた悪臭による被害が市役所に届けられるようになった

この悪臭は、被害届を出している人も認めているが
被害を電話連絡したときは我慢できないほどたまらなかったが
しばらくすると感じなくなるここともあるようだ 

これは彼らが嘘を言っているということではなくて
臭いとは元々そういうものだということ
ある物理量は風に乗って気ままに飛んでしまったり
ある場所に留まったりする
その時々で臭気指数は変化する
(何故か市が計測すると臭気指数以内と言うが) 

しかし最近、この臭いで「嘔吐」する人が何人かいたらしい
同じ場所にいても「嘔吐」をしなかった人もいたから
再現性やそれが原因だとは言えないとの考えもあるが
実は自分はこの臭いを嗅いで「嘔吐」しそうになったことがある

それは田原市の和地でのこと
そこは豊橋東細谷のタナカ興業の工場から運ばれてきた
肥料と称するものが積まれていたところ(悪臭の噂もあった)


疑り深い自分は、自分で評判の悪い悪臭を感じるまでは
産廃反対の人たちの言うことをそのまま信じたわけではなかったから
教えてもらったこの場所に来て確認するつもりでいた

最初は何も感じなかったし臭わなかった
大げさに騒いでいるだけなのか、、、と思いながら
その場所をぐるりと一周しようとした
ところが半周くらいして風下になった時、急に表現が難しいが
変な臭いというか違和感を感じた
とその時、身体は吐き気をもよおし戻しそうになった
そしてそれは一回では済まなかった
臭いを感じるとその身体的な反応は止むことはなく
何度も繰り返し、最後には涙目になった
戻さないためには息を止めて風下から抜け出るしか無い
鼻と口を塞いで早く風上に、、
そうしてやっと開放されたわけだが
この時の印象は鮮烈で「これはエラいことになる」
と思わざるを得なかった

この経験があるから今「嘔吐」する人がいた
という話は素直に認めることが出来る
そして南部工業団地のタナカ興業の近くを通るとき
フトあの戻しそうになった臭いを感じることがある
それは怯えとか恐怖になっているみたいとも思える

感じない人がいる、でも明らかに身体に変調を起こして
今までの生活を送れない人がいる

これは、数字がある時に規制値以内に
収まっているとかいないとかの問題では無いのではないか

まずは困っている人がいるという事実を
素直に現実を認めて、法的にとか測定値がどうのと言う前に
まずはその人達に寄り添う気持ちが必要なのではないか

この一番肝心な事実の確認をしないで
困っている人の思いを聞かない人が、自分の地区の
お偉いさんになっているという事実
(何度聞いても現地に行かない理由は分からない)
これは対外的に彼がどのように評価されようが
当事者としての地区に住む者としてはとてもつらいことだ

人に思いを馳せる
難しいことを望んでいるのではなく、単純に困っている人の
声を聞いてほしいだけなのに
どうしてこれが出来ないのだろう  あの人は

 

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被害を受けているのは、、、

2016年09月26日 10時51分25秒 | 産廃

時々、単純に変だなと思うことがある
新城市は南部企業団地に産廃業者が進出、操業を始めている
(本来ならば団地は製造業と物流業に限られていたのにもかかわらず)
この業者の他の地区の悪臭被害を耳にしている地元住民は
新城の地元でも同じようなことにならないかと心配した

残念ながら心配は的中
先日は「被害者の会」が設立され対策を求める請願書を市長に提出したことが
ニュースとなり新聞紙上を賑わした

臭いは難しい 個人差、時間差、場所によって判断は異なる
その産廃工場付近を通るときは車の窓を全開にして
確認するようにしている
先日は自分だけでなく同乗した人物も臭いを確認した
ものすごいとまでは言えないかもしれないが、これがずっと続くとなると
地域の人が気が重くなることは容易に想像がついた

悪臭がする、しない、個人差があるというが
その前に、そこで働いている人たちは「大丈夫なのだろうか?」
以前、田原市の和地に赴いてその業者の製造する堆肥と称するものの臭いを感じたときに
吐き気を催したものだから、つい心配してしまう

従業員の方々の健康は大丈夫か?
それが単純に思いついたこと

それから、ここで製造した堆肥は「肥料登録」を
しなければならないことになっている(現在申請中)
そこで不思議なのは、普通の科学的な肥料の製造なら組成成分は材料として
安定的に仕入れができ製造されたものも製品にムラはないと思われる
ところが、新城市のこの企業の原料となるものは下水汚泥と食物残渣
これは安定した成分の供給ということにならないのではないか
ばらつきのある原料で製造したらばらつきのある製品ができるのではないか
素人はそう考える
なのに肥料登録はできるのか?

素人にも安心できる説明ができるのなら、それに越したことはないが
この肥料登録が「書類上の儀式」になっていないか少し心配

段取り、手続きを踏む
そのステップを踏むだけで現実に考慮されるべきことが蔑ろにされていないか
最近、この過程への不信感を招く事柄が多すぎて、つい何か言いたくなってしまう

 

 

 


 



 

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新城市の産廃の話

2016年07月21日 16時24分34秒 | 産廃

新城市の産廃反対について、ものすごくおおまかな話
(反対運動の経過や考え方、活動は山本拓哉さんのブログで詳しいので
 興味のある方はそちらを覗いて見てください) 

新城市に産廃業者の進出の話が起きた
地域の人々は不安になった
地域の環境が損なわれたりしないかと

そこで、進出する企業の実態を調べることにした
まずは豊橋細谷にある工場を見に行って、実情を把握しようとした
そこは新城市と同じような肥料を作るとされているところだ

出かけてみると、不安は的中 悪臭が感じられた
その地区に暮らす人の話も聞いたりした
(頭が痛くなるとか苦痛であるとも声があった)
更に工場から出荷される肥料と称されるものが何処に運ばれて
どのように施肥されるか確認をすることにした

その場所は田原市のある地区であることがわかり
実際にその周りを歩いてみると肥料はうず高く積み上げられ
悪臭が漂っていた
完全に発酵した肥料ならば臭いは発生しないはず
これは明らかに肥料ではなく産業廃棄物の不法投棄の疑いがある
と思われ、このあたりのことは中日新聞でも取り上げらた

この企業が肥料と称するものを静岡県の湖西市のある地区に施したが
肥料になり得ない木くずや発酵していない汚泥が入れられていて、
これは肥料じゃなくて産廃だということになり、撤去を命じられた
隣の県でやっていたことを知るにつけ、同じようなことをされるのではないかと
地元住民の不安は大きくなっていく

この産廃進出については、不思議な話があって
本来は産廃業社の進出した工業団地は製造業若しくは物流業に限るという
業種の指定があり、それ以外の時は買い戻すという「買い戻し特約」があった
ところが、この特約が何故か解消されていた(その経緯は不明)

この様な経過をたどると、産廃反対運動が無理筋の活動ではなくて
心情的に理解できる活動であったことが分かる

ところで話は現在の状況になるが
操業が許可されて以来、市に悪臭被害が報告され、苦情の電話も
何十件と来ているそうだ
また八名中では授業中に悪臭を感じて窓を締めることも起きたということだ

聞いた話ばかりではいけないので、自分も豊橋の工場・田原のうず高く積まれた場所に
行って自分で確認にでかけている
工場はその時は臭いは感じなかったが、近くのハウスの人の話を聞くと
悪臭の存在は認めていた
また田原の地区では現地をぐるっと一周した時、風下になった途端吐き気を催した

臭いというものの性質上、個人差はあるかもしれないが
やっぱり好ましいものでないことは事実

そして、この地区を通る場合窓を開けて走るようにしているが
確か5月20日の金曜日、田原で感じたあの独特の臭いを感じた

問題なのはすべて不安に思ったことが現実に起きているということ
そして、起きていることを認めようとしなかったり
確認作業を(ある考えがあって)しようとしない人がいること

何故なんでしょう?







 

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産廃反対者連絡会に行ってきた

2016年06月20日 10時29分15秒 | 産廃

新城市の一鍬田公民館で、2週間おきに行われる
新城市産廃反対者連絡会に行ってきた
この連絡会、既に42回を数えている

自分が参加というより傍聴し始めたのは 
そんなに昔からではなく、こまめに行くようになったのは最近のこと

南部企業団地のタナカ興業の操業に関して一貫して
反対の立場をとっているグループのための連絡会だ

一貫して反対を唱えているのは地域エゴと言うよりは
タナカ興業の別の地域の活動から予想される被害が発生した場合
今までの普通の地域住民の暮らしができなくなってしまう
ことを恐れての活動だ

そして現実に、操業が始まってしまった現在
操業がフル活動ではないと思われるにもかかわらず
心配した臭いの発生が確認され、市に被害届、苦情が数件届けられている

この臭いに対する不安は、グループが手にしたタナカ興業の操業の
計画などから容易に類推できたことであり(設備の能力やシステム上の性能で)
それ故に安心できる根拠をタナカ興業から聞きたいと思っていても
何故かそれは実現されず、また市もこれまたどういうわけか
市民に安心できる根拠を伝えず、ある時は許可は県で行い、ある時は法に従っているを
繰り返すばかりだ

この連絡会は、現状の報告から始まる
具体的な被害状況をまずは共有
昨日は、先日行われた市議会での産廃関連の一般質問について報告があった
それから、時々テーマが変わるが「勉強会」を設けて
感情的な反対運動にならないように、法的な分野、産廃施設の機能的な分野などを
様々な知恵を持った人から情報を得ている
そうした中には「情報公開」で得られた市とタナカ興業の数回にも渡る会議の様子があった
(産廃進出が公になる前の会議  そこでどんな話が行われていたかを知ることができるが
 驚くべきものであった)

勉強会は旬の話題を取り上げるほうが無理なく頭に入っていく
今の産廃の話題といえば「ダイコー」絡み
その話題を絡めて一般的な食品廃棄についての話が
昨年新城市文化会館で講演された石渡正佳氏の「食品廃棄の裏側」
の本を取り上げてなされた

問題としたのは肥料化のところ(タナカ興業も肥料化の事業だ)
本には(一部抜粋)
肥料化には、完熟するまで数ヶ月を要する。
ところが、どのまでやったら完熟かには食品リサイクル法にも
肥料取締法にも定義がなく、設備の能力が物理的に決まってしまう他の処理と違って
熟成期間を短縮すれば受け入れ能力(水増し能力)はいかようにもなる

つまり完熟すれば肥料となるのだが、完熟したと決めるのは企業側の申告やら
都合で適当に決められるということ
儲けることを至上命題とする企業は、当然の事ながら未完熟(臭いの出るものでも)
完熟したと称し効率よく肥料と解釈したものを作り続ける
(タナカ興業の熟成期間もずいぶん短い) 

政治資金規正法が入りはしっかり管理していても
出口がユルユルでザル法と言われるが、同様にこの分野の法律も
ザル法と言わざるをえない

またこの様な記述もある
未成熟性肥料の不法投棄は、農地造成工事を偽装して行われるので
発覚しにくい。この時肥料取締法がかえって抜け道になる。
肥料か土壌改良材かは、肥料取締法には定義がなく、未成性肥料の農地への
大量還元を規制できないのだ。(田原の件を連想させる)

結局は日本のいたるところで、同じような事が行われているということ
タナカ興業が!というよりタナカ興業もよくあるパターンの行動をしているということ

ならば、市は予想される危険性を各地の例から学んで、新城市には被害が及ばないように
すればいいと思うのだが、何故か心配されたことを被ることになってしまっている

まるで救いのない状況に思えるが、救いとなる記述があった(様に思える)

廃棄食品を大量に受注し、土壌改良材として大量に農地還元している肥料化施設は
実質的にリサイクル業者ではなく、最終処分業者である。農地は最終処分場でないから
農地が同意しても不法投棄である。

残念ながら、この部分の言わんとすることは自分にはよくわからない
産業廃棄物、一般廃棄物、リサイクル法、リサイクル業者、最終処分業者、清掃法、肥料取締法、
様々な法律が絡んで、その一つ一つに定義があったり(なかったり)
俄仕込みの自分の頭のなかでは細部が上手く結びつかない
(産廃反対者の方々はこのところをよく理解しておられるようで
 それだけでも感心してしまう)

ただ言えることは、よく使われる「法に則って」の一言が 
市民生活の安全・安心の担保をしていないということ
操業の許可を下す法律や、登録業者の認可をする法律は
それでもって安全性を担保する法律とは違うということのようだ

そんなことを知ってくると気が滅入るが
臭いの発生という事実は現実に存在する
優先すべきは、法の不備を問いたいが
もう少し現実的な対応だ

この新城市南部の問題が、南部だけでなく市内全域の心痛める
問題として共感の大きな民意となれば
あの舛添さんを辞任に追い込んだ力になる
現実に先日の市議会でも3人の議員さんから 一般質問で
産廃については扱われている
市議会で取り上げられているということは、市全体に関わることとして
心ある人々のもとに届けば良いのだが、、 



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「合併特例債」の次のキーワードは「買戻特約」(新城市民にとって)

2016年01月17日 19時58分50秒 | 産廃

先程は訳の分からない投稿だったので、自分でも少し落ち込みそう
そこで、自分の別のブログからそのまま引っ張りだして気分転換を

でも、これも新城市以外の人には分かりにくい投稿 

今朝の中日新聞に、東三河版に市長リコール運動派と反対派が
街頭宣伝をしている様子が掲載されました
テレビ局も数社来ていたので、どこかで放送されたかもしれません

どちらの意見に賛同するか
しっかり考えて、自分の意志で決めてもらいたいものです
(しつこいようですが、リコール反対の運動をしている市議は
 議会で住民投票の結果求められた付け替え道路の廃止に賛成していません)

ところで、この運動の中で「合併特例債」という言葉が一気に表に出て
多くの人が知ることになりましたが(実務上の正確な数字は総額の70%ではありません)
この機会に新城市民の多くの人に知ってもらいたい言葉に
「買戻特約(かいもどしとくやく)」があります

「なんだ、それ?」
と思われる方が多いかもしれません
でもこの「買戻特約」を行使しなかったために
八名地区の方々苦労をすることになっています

買い戻し特約は一番下に不動産用語のなかからコピペして紹介しますが
八名地区の例にして説明すると
もともと南部企業団地は「製造業・物流業」に限って操業ができることに
なっていた
ところが、結果的にそのどちらでもない産廃業者であるタナカ興業が入ることになった
製造業でも物流業でもないのだから、そこには売れない、買い戻す
という権利を使えば良いのですが、この権利が何故か誰かによって放棄されてしまった

この経緯はとても不思議なようで、詳しく知りたい方は
山本拓哉さんのブログを御覧ください

産廃問題 買戻権放棄の核心

この買い戻す権利を使っていれば、産廃は防げたはず
その権利放棄の過程が有耶無耶なだけに、反対運動を法に則って
地道に活動されている反対運動をしている方を知る身には辛いものがあります

産廃問題は新城市南部の問題だけではありません
庁舎建設の見直しが、市民全体の問題であり市政の進め方の象徴であったように、
産廃も全く同じように、市政の進め方の象徴です
市がなんと不誠実なことか
なんと人の話を聞かないことか
(でもそれは職員のせいなのか?)

自分たちの身を守るためには、まず知ることが大事だと思います
そして人の苦労する姿を見て、行動に移せないとしても、
共感する、思いを馳せることは人としてそうあって欲しいと思います

署名についてですが、情報量を多く持っていらっしゃる方は
署名いただく傾向があります

※買戻特約(不動産用語から)

私法上の概念で、「売主が代金額および契約の費用を買主に返還することによって売買契約を解除し、目的物を取り戻すことができる」とする特約をいう。

所有権移転登記と同時に買戻特約を登記しないと、第三者に対抗できない。また、売主が買戻権を行使できる期間は最長10年である。

新住宅市街地開発事業等による宅地分譲において建築義務、転売規制などを担保するため、あるいは、債務弁済による買戻特約を付けて不動産を譲渡して担保機能を確保する(売渡担保)ために利用される。

 

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三河弁のある人の投稿から(産廃 その2)

2016年01月03日 09時36分21秒 | 産廃

三河弁による産廃のシリーズ 第2弾
作者が頑張ってくれたので、取り急ぎ紹介します

以下引用 

ホイ、どこぞの人でも、知っとたらおせぇーとくれん。
何べんも悪いがノン。産廃の「ど愚臭い」話だわ。
きんにょう(昨日)の話だがノン、こうだわ。
そっち:「あんたらーんとこの広いとこで、ゴミ屋ができるって  本当だかん」
わし:「本当だわ。かなわんでいかんわ」
そっち:「聞きゃー、外は(建物)はできとるみたいだが、  やっとるだかん」
わし:「まだやっとらん」
そっち:「新聞にゃあ、ボチボチ始めるみたいなこと書いとったが、やっとらんかん」
わし:「そうじゃんねぇ。まだやっとらんだに、だけんど、何時始めるか、おそがくてしょんないじゃんねぇ」
そっち:「馬鹿臭いっちゅう話だが本当だかん」
わし:「わしン等や地元の人ン等も豊橋の細谷の工場へ行って見て嗅いどるだが、たまったもんじゃあないのん」
わし:細谷の人ン等や田原の人ン等はこう言うだに「便所のほうがまだましだわ、洗濯もんがダメになっちまう。何しょド愚臭い」だってよ。
そっち:「そりゃあ本当の話だかん。聞きゃあ渥美から日間賀島まで行ったちゅうのも満更ウソじゃあなさそうだノン」
わし:「よう知っとるノン。誰に聞いただん」
そっち:「わしだっていろいろ聞いちゃあおるだが、あんたんとこの役場は何しとるだん」
わし:「話はしとるだが、全く関心なし、な~にもせやぁあせんのだわ。どうかしとるらぁあ」
そっち:「馬鹿言っちゃいかんぞん。日間賀島まで十キロだげなノン。ここは地続きだで風向きでどうにもなっちまわぁあ。もし臭ったら誰に文句言やぁあ良いだん。おせーとくれんやー」
わし:「役所の偉い人ン等はこうだわ」
わし:「県が許可しただで、県の出先機関でしゃべっとくれん」って言っとる。
そっち:「言やぁあ何とかなるだかん」
わし:「何とかなりゃあ今頃こんなこと言っとりゃあせん」「だで、環境大臣宛に、愛知県知事がタナカ興業に出しちまった産業廃棄物処分業の許可が何で下りたか訳わからんし、納得できんもんだで行政不服審査法とやらの審査請求書を提出したとこだわ」
そっち:「県や役場はちゃんと調べておるもんで、下したじゃあないだかん」
わし:「何にも調べておらんだに。県の偉い人ン等は書類がちゃんとしとりゃあ許可を下すって言っておっただで」
わし:そんだで、わしン等は、許可が下りるまで役所の偉い人ン等に何べんも言っとった。「近隣の市町の役所にド愚臭い話しはした方がいいゾン。どんな被害が出るかわからんで、トラックの通り道だけでも言ったらどうだん」「わしらの健康被害やコメや野菜の作りもんへの影響はどうなるだん」「いろんな調査で訳が解ってから話さまい」って言っとるだが役所は一向に聞く耳持たんかった。そうしとって、高を括っておったら突然下りただに。
そっち:「そげなバカな話があるだかん」「わしン等は何にも聞かされちゃあおらんゾン」
わし:だもんで、言っとるじゃん「役所はなんにもせやーあせんし、動く気もない」「新城市長に頼んでもあの人は何にもせん人だしリコール運動まで起きとるだで」だもんだで、わしらが何とかせんとド偉いことになりかねんだでね解っとるかん。あんたン等も他人事じゃあないだで、ちいたぁあ近所で話してみりん。
そっち:そうだノン。つおい臭いがこの辺(豊川東部)まで来るか誰か知っとる人おったら教えておくれんやぁあ。

とまあ、こんな話のやり取りでしたが、近々にせまった緊急事態なのです。
以前から産廃騒動について何度も近隣の市町への情報の共有化を新城市環境部へ問題提議をして来ましたが、事態の重大さが理解できていないのか、理解しているにも拘らずそうしているのか窺い知れませんが、現実には何時操業を開始されてもおかしくない状況は確かなのです。
どなたか、新城市南部企業団地から発せられるであろう悪臭がどのように漂い近隣の市町や静岡県西部地区にどのような影響を与えるのか一年を通した風向きのデータと希釈されて分散する範囲を教えていただけませんか。お願いします。

引用ここまで

産廃は新城市の一部の地区の問題ではなくなっています
いままで産廃のことにうとかった方
自分のこととして関心をもっていただけると良いのですが 

 


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三河弁のある人の投稿から(産廃について)

2015年12月29日 09時44分31秒 | 産廃

昨日は新城市の庁舎関連の三河弁の投稿を紹介したが
今日は、作者がまたまた頑張ってくれたので
産廃絡みの投稿を紹介します

 

ホイ、知っとるかん。
わしン等とこで新聞にも載って大騒ぎになっとる「産廃問題」だがのん。町の偉い衆に言わしゃあ、大したことじゃあないみたいだゾン。
何べんも新聞に出たり、国会や県議会でも偉い先生方が「ここの産廃問題は、どう見てもおかしい」と質問してもらっとるだに。国会や県議会でもだに。
今までこんなおそがい事聞いたことの無いらぁ。ド偉い事になっとるのが、わしン等とこの偉い人ン等は何ぁにも感ずいちゃぁあおらんみたいだか、そういう風にしとるだか、本当に困ったもんだに。

ホント、訳わからん。わしン等は産廃が動き出すと、町がド臭くなってどえらい事になるのがのが分かっとるもんだで、何とか「産廃」を止めさせ-って、考え付くこと何でも去年からずーっとやってきとるじゃん。ホンで、今年は、県庁へ行って「デモ行進」やったり。反対集会をやりゃあ、ドすごい人ン等が集まってくれて、えらい雨が降るだに、濡れても構わんって言って、小さい子供やじいちゃんばあちゃんが「デモ行進」までやったじゃんねェ。産廃業者の人ン等は、町の偉い人ン等にゃあいい顔して何回も出会ったりしとったみたいじゃんね。そんなこと、わしン等住民が知らんようにして業者は産廃工場をどんどん建てちまいやがった。本当に業が沸いてしょんない。聞いてみらぁ、町の偉い人ン等もわざわざ、産廃業者の事務所だかまで行ってわしら住民にゃあ言えんことをしゃべっとったみたいだゾン。「しゃべったことを聞かせとくれん、書いた物あるらぁあ」って聞いたらノン。行った偉い人が「そんなもん無い、だで、しゃべれん」だげな。ぶしょったいらぁあ。そんなことやっとるうちに、前から巷で話が出とった一番おそがい事がおこっちまった。県が産廃業者に操業許可を出しちまった。そんで、知っとる衆が偉い事だで、「みんな集まっとくれん」って言ったら、200人を超える人ン等が集会に集まってくれただに。

それなのに、これだけ住民が心配しておることを知ってか鈍感だか、この町の偉い人ン等は、今年の10大、重大ニュースに「産廃のサの字」も書いてない。
何んともぶしょったい話で、聞いてあきれちまうらぁあ。
なんしょ、この町の偉い人ン等は、産廃騒動には「関わりたくない、一部の住民が騒いどるだけ」「あの衆に関わるな」にしたいようで、姑息な企みがよく見えとる。
だがね、わしら住民はここに住んどるだでね、あきらめるわけにゃあいかんだで。
何としてでも「操業阻止」に向けて活動しんとね。

操業されてしまえばどのような悪影響が起こるのか想像もつきません。悪臭を一因とした公害でこの町は本当に住めんようになってしまいます。ご理解のある市民の皆さん協力してください。お願いします。

引用はここまで

残念ながら町の偉い人とうは、全然耳を貸してくれんかったみたいだのん
困ったもんだに! 

この人は、先日産廃反対ののぼり旗を直していた時に、
ある車から3人ほどの怖い感じの人が降りてきて
何か威嚇するような言葉を受けたそうです

この人達がどこの会社に関連しているか、、、
わかりますよね、、、

だから心配です 

コメント (1)
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