パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

最終日はコブレンツのエーレンブライトシュタイン要塞

2015年04月13日 20時15分04秒 | 旅・旅行
都市には独自の雰囲気がある
当たり前のかもしれないが
ウィーンとミュンヘンとは違う
ミュンヘンは陽気そうだがまだ真面目な雰囲気がある
ウィーンは、何故だろうとても親近感がある
ホッとする

ところで、旅の最終日
出かけたのは39年前訪れたコブレンツ
この地にエーレンブライトシュタイン要塞というのがあって
そこのユースホステルに数日泊まったので
懐かしさも先立ち、ライン川が見下ろせる場所へ
ロープウェイで

高い所からはドイッチェス・エックというライン川と
モーゼル川が合流する箇所が見下ろすことができる


でもお目当てはこの景色ではなくユースホステル
しかし、入り口の切符売り場の女性からは
ユースホステルは建て直しをして、昔のままじゃない
とのこと
でも懐かしさがよぎる

この場所で自分はベンチか何かに横たわってウトウトしていた時に
ハエが自分の顔にうるさく付きまとったのを覚えている
そしてみんなが飲むからつられて飲んだのが白ワインのリースリング
その美味しかったこと

ここでのこの二つの記憶は、大した内容ではないのに
鮮明に覚えている

それからこの要塞を歩きながら
ユースホステルに向かった時に
エルトン・ジョンのハイアントンの思い出の歌詞みたいだな
と思ったことも覚えている

記憶は不思議だ
どんな意味があるのか
何かのために潜在意識として残しておくのか

数年後、自分はこの旅の何を覚えているのだろう

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