田舎はご近所付き合いがたいへん!のイメージがある
地域の役の割当、神社のお掃除、お祭り、子ども会
その他、地元の人なら恒例になっているいろんなものがあるが
新しく引っ越して来た人は慣れるまで時間がかかるかもしれない
「遠くの親戚より近くの他人」という言葉がある
我が家では幸い遠くにいる親戚も冷たいってことはなく
いろいろ気を使って連絡なり贈り物をしてくれている
ただ毎日の生活の中では、ご近所さんはとてもありがたい
タラの芽の天ぷらを揚げたので!
と季節になればおすそ分けをもってきてくれたり
たくさんもらい過ぎたので!と余ったお菓子をもってきてくれたり
月に一度以上何かを頂いていいる
こちらももらい過ぎが気になって仕方ないが、あげるものがない
だから「切らしてしまったので、ちょっと醤油をかして!」とか
「プランターに植わっているネギをもらって良い?」
とお隣さんから聞かれると、何かお返しができるきっかけと思えてホッとする
田舎の人はかたい!
これは、受けた恩は必ず返すという意味で、本当によく実感する
高齢になったので免許返納した人のアッシー君になって
彼が行きたい場所に同行したりすると、その日のうちにとか数日後には
ガソリン代以上の何かをいただく
別の人も自分と一緒に所要で岡崎まで車で行ったりすると
ガソリン代、駐車場代、高速代などの負担分として
必ずと言っていいほどそれ以上のものをもってきてくれる
先日は「友だちが鯛を釣ったのをもらったので
店でさばいて、喜んでもらえると思ってもってきました」
と優勝した大の里が手にした鯛と同じくらいの大きなものを持ってきてくれた
その他にも、誰か彼かが季節の旬のものを持ってきてくれる
何か魂胆があってこうするのではなく、ごく自然にこうしたことが繰り返される
ちょっとばかり不便で退屈することはあるかもしれないが
田舎は人間らしい感情生活ができる場所だと実感するこの頃
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