昨日は3月3日 ひな祭りの日だった
今は子どもの姿がない状況だが、おもちゃのようなお雛様を飾って
晩御飯は桃色のデンブの入ったきれいなちらし寿司をいただいた
年々、こうした年中行事みたいなものは良いものだなと思うようになっている
姉と妹に囲まれた男一人だったが、ひな祭りの思い出はある
と言っても、例のごとく変なところを覚えているのだが
それは家族で5段飾りのひな壇をつくるときのこと
緋毛氈で隠れた階段状の一番下は断ち台で、そこから上は
家にある適当なものを探し出してきて、格好だけはつけていた
階段の後ろには生々しい生活感のあるものが隠されている!
なぜだかこの実感だけは今も覚えている
こうして思い出して見ると、菱餅もきれいだったな
最近は菱餅なんて見かけなくなったな、、とも思える
(食べてみるとそんなに美味しかった印象はないのだが)
ところで、この日は桜田門外の変が起きた日でもあった
土方歳三はこの事件に関して俳句を残している
ふりながらきゆる雪あり上巳こそ
(下手なのか上手いのか、、どうなんだろう)
ところで井伊一族の子孫が高校の同級生にいたので
井伊直弼は歴史上の単なる人物以上の感覚で
舟橋聖一の「花の生涯」を読んだりしたが
これまた変なことに覚えているのは井伊直弼ではなく
ヒロインの村山たかのほうだった
ここ数年で最後に京都に出かけたのは、
この村山たかが最後に住んだとされる金福寺だった
そこには井伊直弼から贈られた掛け軸などがある
でも自分がここに訪れた時、小林一茶は注目されていたが
彼女は忘れられた人のようだった
ひな祭りで思い出したこと、、
ホント変なことを覚えているのは何故なんだろう
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