季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

陣笠

2011-07-02 20:43:52 | 暮らし Daily life
昨日上野城でいろいろな昔の物が展示されてたのだが、私がこの頃気に留めている陣笠があった。

       

とってもマイナー&マニアックなお話ですが、マイナー&マニアックの王者とも言える我が甥っ子のお気に入りDVDに「ウルトラQ,カネゴンの巻」がある。甥っ子に勧められて何回か観た。甥っ子は幼いのにおもてなしを大事にする男なのである。
そのカネゴンになる少年、お金が大好きなカネダカネオ君が頭に載せているものが気になって仕方がない。何を被っているかと言うと「亀の甲羅」である。紐であごの下で留めている。

いくらなんでもそんなやついないでしょ? と初め観た時思った。
だって亀の甲羅だよ!被ってる人見たことない。

で、時代劇を見ているときに「これやん!」って思ったのが「陣笠」である。
そうなったら「どんな身分の人が被っているのか?」とか「いつ被るのか?」とかいろいろ気になってずーっと機会を見つけては観察していたのだ。JIN観察結果によると、幕末では幕府軍が被っている。薩摩のとかなんかとがってる三角の。
陣笠、似てる。亀の甲羅と似てる。

カネオくん、ちびっこ軍団の長として武士に似せて陣笠ならぬ亀の甲羅を被っていたのでは…、と言うのが今の私の考え。
腑に落ちる。…ストン。

お金が好き過ぎてカネゴンになっちゃってからも、陣笠の形が保たれている。それも面白い。(頭全体は小銭入れだけれど。口はファスナー。)
日本史に全然明るくない私ですからここくらいまでしか憶測できないけど、何か富と結びつくものがあるのかもしれない。

カネゴンのお話は様々な「突っ込みどころ」が満載で息も切らせぬほどだ。
どうして少年たちは友達がこんな怪獣になったのを容易に受け止めるのか?そして困った時に頼りにするのが「拝み婆あ」だと言うのも時代にしてもすごすぎないか?
そして最後はまったく落ちとは言えぬ落ちで終わる。(余計悪くなってんじゃん!)
ウルトラマンは、出てきません。

深い、深すぎる…。子ども番組、侮れませんぞ!
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ゴーヤ1号

2011-07-02 20:22:55 | 食べ物 Eat
見守り続けたゴーヤ1号が食べごろ、に違いない。
充分大きいです。

       

収穫して食べました。
おひたし。うちでは一番人気。
ゴーヤを縦に切って中の種とフワフワをスプーンで掻き出すように取り出します。
それを横に薄切り。塩をして茹でる。時間は短めに色が変わったらすぐに取り出して水に取る。
水を変えてすぐに冷やしてギュッと絞る。
そこに鰹節と醤油とゴマ油。サッパリしたいときはポン酢も少し。
以上。

自分ちで採れたゴーヤはポツポツが全然つぶれてなくて噛むとキュッキュッと音がする。
苦いからこそ美味しい。やっぱり植えて良かった、ゴーヤ。これからも成長が楽しみ。
見守り続けます。(&世話)

今夜はゴーヤも初登場だったし、他にもナスとひき肉の甘辛煮、採れたてトマトに玉ねぎドレッシング掛け、採れたてキュウリは塩を付けるだけ、と言う夏メニュー。どれもどっさり。
野菜はもらったり朝市で買ったものばかりで幸せ一杯。
夏が来ましたね。食べ物で実感。
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