一人でもベトナム料理

昨日歯医者に行ったら、まあまあ順調に抜歯の後は回復してきてるらしい。もう普通に噛んで食べて良いと言うので普通に食べる事にする。まあまだ痛みはあるけど、娘によると元通りに塞がるまでは1か月くらいはかかるらしい。

夕方から食べたかったものをぼちぼち作る。あるもので簡単にって思ったんだけど思いのほかご馳走になった。
鶏のムネ肉を使ったフォーガー。牛肉のはフォーボーって言います。ガーの方があっさりしている。すいすい入ります。ムネ肉を茹でた汁でスープを作って美味しく出来た。

　　　　　　　

それと豚の揚げ春巻き。チャージョートムティットと言うらしいです。
このベトナムの春巻きの皮の扱いが前はわからなくてバリバリにしてしまった。
娘がベトナムで習ってきたのでもう出来るようになった。
全体をさっと水に付けて濡れた布巾の上で包む。濡らす時は直径が大きいものがいいのでフライパンを使います。

　　　　　　　

普通はレタスに包んで食べるのだそうだけど、今は良い水菜があるのでそれと一緒に食べる。パクチーもある。
ヌクチャムたれには徳島の「ゆこう」と言う柑橘がたくさん入っています。
水菜もパクチーもゆこうも徳島産。

　　　　　　　

これらを時間をかけてゆっくりとじっくりと作っても就活中の娘も受験勉強中の息子も帰って来ないし、夫は忘年会。一人で食べるの空しいなあと思って食べ始めたのだけど、あまりに美味しくて「一人で食べても美味しいものは美味しいなあ。」なんて食べながらニヤニヤしていました。私、結構強いかも。

春巻きは揚げといて、フォーは帰って来るのに合わせて茹でて出す。具とスープが出来てるので結構手間がかからない。
ほんとは水菜と舞茸のパスタの予定だったんだけどパスタって一人ずつ作るのがとってもめんどくさいから、変更しました。

こうやって作って食べてると美味しくて幸せでホッとする。これがうちの味だなあと不思議な気分。
前はもしかしてベトナム人だったんじゃないかと思ったり。でも韓国料理も四川料理もインド料理も、もちろんオーストリア料理も好きです。いろんな国のうちの味があって、それが我が家。しばらくぶりに帰ってきた感じ。

子どもたちも一人ずつ帰ってきて食べて幸せそうでした。それを見て私も幸せ。良かった。