明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



ここのところ制作を続けていて昨晩も徹夜で、柄にもないお姫様の頭部。仕上げを残して完成。風呂で寝てしまい、午後2時よりのカラオケに少々遅刻。K本の常連と奥さん連が集まり、近所のビジネスホテルのカラオケルームで、飲食持込でカラオケである。毎年恒例の花見だが、あいにくの天気でかえって良かった。ほかに予約も入っていないということで、終了時間はとくにきめず。  前回の花見の時、私は二次会のカラオケはこっそり離脱してしまったが、今の私は違う。まずは橋幸夫から。 それにしても芸達者が揃っている。毎回欠かせないSさんの通る声による都都逸。さすが勤め人。場数を感じさせるTさんの意外な甘い歌声。Hさん母娘は表現力で聴かせる。エッセイストの森下賢一さんはさすがの選曲『カスバの女』。今拓哉さんの歌は帝劇の『レ・ミゼラブル』以来だが、『明日のジョー』は場違いなレベルであった。私はというと、選曲の意外性だけが勝負なのだが、一番歌いたかった望月浩がないし、クレイジー・キャッツは4曲しか入っていなかった。 二次会はT千穂。カウンターにはKさん。Kさんはカラオケのメンバーに入っていない。K本歴自体は長いのだが、K本の焼酎の量に、転んで二度救急車に乗っている。はしご酒のKさんにとっては、K本だけで終ってしまうのである。また決定的なのは、常連に女性客が少ないことであろう。 今さんがそのKさんに自ら歩み寄り握手を求めている。なんということであろう。すべてこのブログが悪いのである。喜んでしまったKさん。いつの間にか合流。お開きの後は個人タクシーのMさんとKさんとで、門前仲町のカラオケスナックへ。 昨日会った高校からの友人は、私がカラオケをやると訊いて驚いていたが、彼は大手家電メーカーにいたサラリーマン時代、カラオケを拒否していた。「サラリーマンがそういうことじゃ駄目だろ」。宗旨替えしたとたん私も勝手なものである。

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