まだ詳しいことは書けないのだが、制作中のお姫様は、一時迷走はしたが、頭の中にはっきりとしたイメージがあったので、予定通りの出来となった。これにいずれ人毛を植えるというか貼り付けるつもりだが、問題は衣装である。何種類かのポーズをさせたいので、粘土より布で作った方が良さそうだが、私は小学校の家庭科では5段階の2という有様で、これがまったく苦手なのである。私が手先が器用だと思ったら大間違いである。これは誰かにお願いするしかないだろう。 それにしてもこの著者、着物はこんな柄で帯はこう、などといちいち描写してくれるので実に厄介である。もちろんすべてがこの調子である。また私が普段、あらゆることがいい加減なわりに、こういったディテールがいちいち気になり、こんなことまでやる馬鹿は他にいないだろう、と一人ニタニタする、というヘキがある。魚がいないところに釣り糸を垂れ、ニタニタしているのに似ているんじゃないか、と薄々気がついてはいるのだが、ヘキというものはそうしたものであろう。 作中、ある物が出てくる。その描写からしてこういったものだろう、と推理し、とりあえず検索するが、類似の物は見つけたが、違う。絶滅している可能性が高い。今後図書館でできるだけ探すつもりではいるが、一方では自分の想像で作ってみたくもあり、見つからないで欲しい、という気もするのである。
過去の雑記
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