明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



T千穂で飲んでいるとK本の常連が流れてくる。そこでどうしてもKさんをいじることになってしまい、カワウソに角砂糖の如しで喜んでしまっている。この光景を目にするたび、このKさんの間違った人気を収束させるのは私しかいない、と責任を感じるのであるが、かといって、実態をあからさまにはどうしても書けない。 一人の奥さんはKさんと同郷ということで、Kさんの隣に坐ってしまう。二日酔いであまり飲んでいないから良いようなものの、酔っていたら絶対止めるところである。Kさんは敬語を使うところを聞いたことがないのでハラハラするが、気さくな奥さんで、お互い子供の頃裸足だったと盛り上がっている。Kさんは熱いものやベトベトしたものでないと、なんでも手でつまむ癖がある。奥さんに進められたものをまた手で食べている。しょうがないな、と思うとキュウリのおしんこに楊枝を二本だした。さすがに奥さんに気を使ったな、と思ったら、キュウリを手でつまんで楊枝を刺した。そしてキュウリを持って齧っている。なんの役目も与えられずただキュウリに刺さってプラプラする楊枝。またそのキュウリもネズミのようにチビチビと齧るのである。 Kさんは奥さん連中が参加するK本の集まりに加わりたくてしょうがないが、私が阻止している。確かに愛嬌のあるKさんだが、カワウソの皮をかぶったタスマニアンデビルといってよく、女性の乳房に対する異様な執念には、誰しもが後ずさることであろう。K本の常連と違って、T千穂の常連のM子さんは、私がブログではオブラートに包んでいるから、とよくご存知である。 本日もこんなに品のないジジイだ、とネガティブキャンペーンのつもりなのだが、大手ゼネコンのMさんあたりが、オシンコと楊枝を前に、「Kさんこれ食べてみて?」などとやりそうである。絶対止めるように。そんなんじゃないんだから。

去の雑記
HOME



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )