夢千代日記

SHIMAちゃんの徒然日記・雑記

「理想の彼氏」

2009年12月08日 12時14分07秒 | Weblog
 前半は結構ハチャメチャな展開。NYという大都会の描き方も皮肉を交え、強烈。子役の言葉づかいの悪さもいただけない。
 だが、後半に入ると話はぐっと現実的になる。それこそが本題だ。
 年上で落ち着いた男性との結婚を望んでいたサンディ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、夫に浮気されていたことに気づく。そして、離婚。二人の子を連れ引っ越し、就職をし、人生の再スタートを切った。
 友達から紹介される男と次々に会うが、どれも前の夫と似たような者ばかり。男性を紹介されることなど、うんざりしていたサンディが恋に落ちたのは16歳年下のフリーター・アラム(ジャスティン・バーサ)だった。
 だが、40歳バツイチ、二人の子連れというサンディにとって、24歳の彼は、結婚には現実的な相手とは考えられず…

 ゛理想゛を上げるというよりは、本来の自分とどう向き合うかということで、やりたいことが見えてくるということではないだろうか。
 そういう意味で、将来に向けてどう準備するかが大切。単に恋愛重視で終わっていない点は評価できる。
 「理想の彼氏」という邦題が、現代の風潮に迎合しすぎな感あり。タイトルから受けるイメージより、大人向き。