映画のフライヤーには、冒頭5秒、既に騙されている。と、ある。
原題は“HYPNOTIC”。その言葉が何度も登場するので、何を意味するのかは最後まで
観るとわかるはず。
刑事のダニー・ロックは、最愛の娘ミニーを誘拐された悲しみから立ち直ることがで
きない。だが、心理療法士はそろそろ仕事を始めてもいいのでは?と言う。
そんなある日、強盗計画が立てられるとの通報が警察に届き、相棒と銀行へ向かう。
そこで見かけた怪しげな男を見たロックは、この男が娘の誘拐に関与していると確信
するが、不思議な力が働いているかのように警官たちはお互いに撃ち殺し、謎の男は
追っても追っても捕まえられない。
まるで、現実と違う“世界”を行き交う。現実は何なのか?
“本当のラスト”を知るにはもう映画は終わりと思って座席を立ってしまうと観れない。
全く違う感想を持って帰宅することとなる。
しかし、ラストシーンを観たからといってそれも本当のラストではない可能性がある。
重層的に練られた構成となっているが、そのしくみがわかった時は衝撃的だ。
ある意味、怖い。心理的にはスリラーである。終わりがない“世界”を感じてほしい。
『ゴーン・ガール』のベン・アフレックが主演。“絶対に捕まらない男”を演じるのは
『ミュータント・タートルズ』のウィリアム・フィクナー。
監督、原案、製作、撮影、編集は「スパイキッズ」シリーズのロバート・ロドリゲス。
公開は、10月27日。
本日は新聞週間での試写会。在阪新聞社が主催している。試写会は第二部。
その第一部はトークセッションで井上咲楽がゲスト。若者の選挙について、自身の関わ
り方、“額賀派分裂”という言葉から、政治に興味を持ったとのこと。独自の選挙演説の
取り組み方について語っていた。ノートの取り方や向き合い方を聞き、なかなかやるや
ん!と上から目線での感想とさせていただきます。
ちなみに、去年から「新婚さんいらっしゃい」のアシスタントを務めているが、その時、
大阪のグルメも経験する。自分はイカ焼き(あの店の)は玉子入りより玉子が入ってい
ない方が好みとのこと。←わかる人にはわかる