上白石萌音の大阪公演初日に参戦。この日は全体のコンサートツアーの初日でも
あった。
大阪フェスティバルホールにて
新しいアルバム≪kibi≫が中心のコンサート。何の曲を歌うのか、いつもの“シアターのコーナー”はどうなるのか、いろいろ考えてはいたけれども。
いつもにも増して≪上白石萌音による一人ミュージカル≫だった。とはいえ、観客を置いてけぼりにするわけではなく、斜め上を行くというか、あっと言わせるというか、上白石萌音という人がどういう人かがわかるコンサートだった。
初日なのでセトリは挙げたくはないが、あるトーク番組で風間俊介さんの好きな4曲のうち歌ったのは2曲。「ハッピーエンド」「懐かしい未来」は今回は歌わず。当方もめっちゃ聴きたかった。→あれと、あれは歌っています。ひとつは外国の人も知る名刺代わりの1曲😇 。
“シアターのコーナー”は今回は“ロンドンコーナー”へ。「千と千尋の神隠し」の舞台で役3ヶ月ロンドンに滞在していたことから、上白石本人が心を揺さぶられた曲や誰でも知る曲を選曲している。
あーーただここが、このコーナーが! とにかくブラッシュアップ!!
このコーナーを観られるだけで、このコンサートはペイしていると言ってもいいのではないだろうか。ある仕掛けがあるのだが、上白石萌音だからこその企画コーナーだった。英語がペラペラでいいなぁ→あくまで、個人の感想です😉
舞台の上は上白石萌音の部屋に招かれた感じで、イス、ソファや卓上電灯が置いてあり、それらが何かと変化していく。人生の≪機微≫をとらえようとした楽曲が多かった。
そして、弾き語りで歌う曲もあり、これまでにはなかった構成。初日なので、手探りではあるようだが、来年へと進んでいくうちにさらにアップデートされるかもしれない。お楽しみに。
人柄が伝わり、頭の良さがわかる(隠しようがない)コンサートだった。
アンコールで、残り目のグッズ紹介をしようとしていた本人だが、ほぼSOLD OUTで宣伝するものはなし。かつて出したCDアルバム2枚がレコード化されていることと、3年前に出版した本人著のエッセイ「いろいろ」がオディブルとなり配信されていることが発表された(本人録音)。この「いろいろ」に関する曲は風間俊介がおすすめの1曲である。→わかる人にはわかる
そしてそして最後に、コンサートのスポンサーであるミノンさんとサントリー特茶さん、いつもありがとうございます😊