数年ぶりに参加した(コロナ感染対策もあり)立川志の輔独演会。いやあ楽しかった。参加者
は高齢者ばかりでしたが
“ちりとてちん”は、関西落語の雰囲気とは違い、おもしろい顔芸はあるが、何やら上品で。
“女道楽”の内海英華さんは、芸能生活45周年。そのお祝いということで(自分の)松の木を体
で咲かせていき…(志の輔師匠も落語生活40周年とのことで、そのお祝いも兼ねました)それ
がもう見事な表現力でした。口、足、頭などを使って、よく体が動きました!!
そして、最後の“抜け雀”。このオチがまさか、ちりとてちんのまくら部分とかぶらせてくると
は。まったく、その記憶がなく、もしかしたらおもしろさが半減したかも…と。その理由は。
↓
座席がR列の23番。後方前半の真ん中あたり。このチケットを発券したとき、思ったことは、
前に大柄の男性が座ったら、志の輔さんはじめ、演者さんがまったく見えないだろうな、とい
うこと。悲しいことに、その予想は大当たりとなり、まっすぐ座ると男性の後頭部しか見えず。
中入りまでは、我慢をしてそこに座り、体を曲げて、首も曲げて、余計なものが目に入らない
ようにオペラグラスで演者さんだけを見るようにしていた。が、どうもそれは中入り後はでき
そうもなく、会場のスタッフさんに相談。もういっそスッキリ見たいと、立ち見での鑑賞を希
望しました。それにスタッフさんはこたえてくださり、立ち見に移動。約1時間鑑賞はその場
所でした。誰も悪くはないのだけれども、イライラ感があり、ちりとてちんは内容を知ってい
たので落ち着かないままで座席にはいたものの、まくら部分など頭に残せる余裕はなく…。ちょ
っと損をしてしまいました!!ここは、古い建物なので座席が比較的平板で、背の低い人間が
真ん中に入るとこうなることは考えられる場所と思っていたが、今回はまさにドンピシャにハ
マってしまうという、辛さ。腰と首が痛かった。でも、立ち見も足が痛かった←が、オペラグ
ラスでバッチリ所作は見ることができました!
あー、しかし。落語は楽しい。演者によってまったく同じ演目が異なるように感じるのもまた、
楽しい。
今日は初日。10日の日曜日まで森ノ宮ピロティホールにて開催される。
当日券もあるので、ぜひ!!!
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