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日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

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毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2025 Uesugi Hayato(上杉隼人)

TO CRACK UP

2010-12-10 01:02:15 | C

 to crack upは「急に笑い[泣き]出す」。口語表現では、「笑いこける」の意味で使われる。 

 この表現が、12月7日のThe New York Timesに掲載されたオノ・ヨーコ(Ono Yoko)さんのエッセイThe Tea Makerに、非常に効果的に使われていました。 

 http://nyti.ms/hUMjED  

 今日のGetUpEnglishでは、オノ・ヨーコさんのこの記事を読みながら、この表現を学習しましょう。 

 ジョン・レノン(John Lennon)さんは、オノさんに紅茶の淹れ方をずっと間違えて教えていたようです。そしてある日、二人はそのことがわかると・・・・・・

○Practical Example

 "So all this time, we were doing it wrong?"

 "Yeah ..."

 We both cracked up.

 「じゃあ、ずっと、わたしたちは間違えてたの?」

 「うん……」 

 二人は大笑いしました。

●Extra Point

 ジョンとヨーコは、いつも笑っていました。悲しみと憎しみがあふれているこの世界において、笑いこそがいちばん求められているのかもしれません。

◎Extra Example

 On this day, the day he was assassinated, what I remember is the night we both cracked up drinking tea.

 They say teenagers laugh at the drop of a hat. Nowadays I see many teenagers sad and angry with each other. John and I were hardly teenagers. But my memory of us is that we were a couple who laughed.

 今日、ジョンが殺害されたその日に、わたしが思い出すのは、あの晩、二人で笑いながら紅茶を飲んだことです。

 十代は箸が転んでもおかしい年頃と言います。今日、十代の多くの人が悲しみ、そしておたがいにいがみあっているように思います。もちろん、ジョンとわたしは十代ではありませんでした。でも、わたしが覚えているのは、わたしたちはいつも二人して笑っていたということです。

 at the drop of a hatは「すぐに、すぐさま、たちまち、だしぬけに」あるいは「ちょっとしたきっかけで」。  

  2007/6/13のGetUpEnglishのExtra Exampleでも、紹介した。

 http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20070613

 ジョン・レノンが亡くなって、もう30年経ちました。

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