ウォルト・ディズニー(Walt Disney, 1901-66)は、大人も子供も同じように楽しめる、清潔できちんと整理された遊園地を作るという夢をもっていました。この夢は、1955年のディズニーランド・パークの開園で実現します。
ディズニーランドはこれまでの遊園地の概念を一新し、現代のアミューズメントパークのさきがけとなりました。
ウォルト・ディズニーは、1955年7月17日のディズニーランドの開園セレモニーで、次のようなスピーチを行なっています。
2010年最後のGetUpEnglishでは、このウォルト・ディズニーの言葉を紹介します。
○Practical Example
"To all who come to this happy place; welcome. Disneyland is your land. Here age relives fond memories of the past...and here youth may savor the challenge and promise of the future."
「みなさん、この幸福の場所に、ようこそいらっしゃいました。ディズニーランドはみなさんの国です。大人のみなさんには、懐かしい思い出がよみがえるかもしれません。若い方には、未来への希望や挑戦する気持ちが沸き起こるかもしれません」
●Extra Point
つづいて、次のように述べます。
◎Extra Example
"Disneyland is dedicated to the ideals, the dreams and the hard facts that have created America...with the hope that it will be a source of joy and inspiration to all the world."
「ディズニーランドは、今日のアメリカを作り上げた理想、夢、そして厳然たる真実に捧げられています。ここが、世界中の人々にとって、喜びとひらめきの源泉になることを願っています」
ウォルト・ディズニーには、とても魅力的な人でした。
そして2010年は、この本をほんとうに楽しく訳させていただきました。
『私のパパ ウォルト・ディズニー』
著者: ダイアン・ディズニー・ミラー 文: ピート・マーティン 翻訳者: 上杉隼人
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2159643
http://www.amazon.co.jp/dp/4062159643
http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/4062264/s/
GetUpEnglishをご覧いただいているみなさまには、ぜひお読みいただけますと、大変うれしいです。
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今年もGetUpEnglishをご覧いただき、誠にありがとうございます。
2006年4月に開始したGetUpEnglishは、来年4月で6年目に突入します。どうか来年もGetUpEnglishをよろしくお願いします。
みなさま、どうかよいお年をお迎えください。Have a happy new year!