◆T-7練習機
本日も多忙なため、コネタ記事です。書きたいことが多くとも、時間が無ければ書けないというわけで、こういうときのコネタ、しばしお付き合いください。
岐阜基地に着陸態勢で進入するT-7練習機。プロペラ式のこの航空機は、静岡県の静浜基地から飛来した航空自衛隊の初等練習機である。初等練習機ということで、航空自衛隊に所属する多くのパイロットにとり、初めて操縦桿を握り、機体を動かす、という経験を積むこととなる航空機だ。
この日、2009年2月26日は、岐阜基地に空中給油輸送機KC-767の三号機がアメリカから到着した日であり、そのほかにも様々な機体が飛行、KC-767を撮りに集まった多くの航空機ファンを喜ばせていたが、当方にとって、もっとも意外で、新鮮だったのは、実はT-7練習機であった。
T-7が何故珍しいか、それは、静浜航空祭が例年、千僧駐屯地の第3師団創設記念行事ため行くことが出来ず、防府などの基地も遠いことから行くことが出来ない。結果、地上展示などで見ることは多い機体ではあるものの、着陸するT-7を間近に撮る機会というのは、今回が初めて、ということだったのである。
岐阜へは、訓練飛行のために展開したようで、入れ替わり複数のT-7が、進路を調整しつつ、着陸と離陸のタッチ&ゴーを繰り返しており、なかには一瞬危なっかしい操縦も見受けられた。KC-767は、理想的な写真を撮ることができたのだが、それ以外にも、T-7が撮れたということが、一つの収穫であった。
HARUNA
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