◆ひゅうが最新情報
海上自衛隊初のヘリコプター搭載護衛艦はるな、が自衛艦旗を返納し、除籍されたその日、海上自衛隊には新しいヘリコプター搭載護衛艦が就役した。
その名は“ひゅうが”。海上自衛隊ヘリコプター搭載護衛艦が新しい時代、世代交代の時を迎えた瞬間である。横浜にて就役した新ヘリコプター搭載護衛艦ひゅうが、は自衛艦旗を授与されてのち、横浜を出港、東京湾をすすみ、第1護衛隊群の護衛艦として母港である海上自衛隊横須賀基地に入港した。
こんかいは、ひゅうが、の写真を掲載するのだが、それにしても大きい。満載排水量18000㌧。となりに停泊している、むらさめ型も満載排水量は6200㌧と、世界的には大型水上戦闘艦に区分されるのだが、段違いの大きさである。また、全通飛行甲板を有する護衛艦ということで、乾舷が高く、迫力は大きい。
現在、横須賀基地の吉倉桟橋に停泊している、護衛艦ひゅうが。4月12日の土曜日には一般公開されるとのことだが、停泊している姿は、安針台公園、ヴェルニー公園、そしてその途中の道からも見ることができる。文字通り、大きいので、かなり遠くからでも見ることができ、百聞は一見に如かず、の威容だ。
横須賀基地へは、JR横須賀線の横須賀駅から徒歩すぐのところにヴェルニー公園がある。また、東京からは京浜急行電鉄が早い。京急の場合は快特が停まる横須賀中央駅ではなく、汐入駅が最寄り駅となる。横須賀基地は、舞鶴基地のように、毎週末に基地を開放していないので、この点要注意だ。
ひゅうが、を間近にみるには、横須賀基地一般公開の日を除けば、汐入駅から徒歩三分のヴェルニー公園から毎日運航されている横須賀軍港めぐり、の船上から眺めるのが一番である。大人料金で1200円するものの、米軍施設、船越地区、そして吉倉地区を海上から見学することができるので、お勧めだ。
HARUNA
[本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる]