◆空自最大の来場者、ブルーインパルスも飛行展示
11月3日、明日は毎年恒例、入間基地航空祭です。そこで、週末行事ではありませんが行事紹介。
入間基地といえば航空自衛隊最大の来場者を誇る航空祭で、昨年はついに岩国基地日米友好祭の来場者を超えたのだとか、とにかく大勢の人で賑わい、最近元気がないので活況のなかに身を投じたい!、アキバのホコテンじゃ物足りないぜ!、と思われる方にはお勧めの行事です。体力が無いともちませんが。
入間といえば、中部航空方面隊司令部や輸送機部隊、という印象がありますが、やはり目玉はブルーインパルス!、入間の部隊ではありませんが航空自衛隊でもっとも知名度の高い部隊、写真でも大勢の人が一糸乱れぬ妙義に魅入っている熱気とともに様子が伝わるでしょうか。
基地から西部電車。その入間基地へは西武池袋線で一本、稲荷山公園駅が基地に隣接しています。どのくらい近いかというと敷地内を走っているほど。航空祭当日は特急臨時停車するのだとか。混雑する駅は嫌だな、と思われる方は入間市駅まで徒歩900m、基地の反対側には西武新宿線も走っています。
入間基地航空祭では、C-1とT-4,CH-47にUH-60,それにYS-11やU-125で大方美保基地でも似たものがみられる、と躊躇する方もいらっしゃるかもしれませんが、総隊司令部飛行隊の航空機が次々とみられる航空祭は、ここだけ、といっていいでしょう。そしてC-1の編隊飛行も頑張っています。
当方が足を運んだのは2005年の一回だけですが、その時には三沢から海洋迷彩のF-4EJ改が展示に並んでいました。まだF-1支援戦闘機が最後に残っていた時代ですね。あまりの混雑に西武電車のダイヤまで乱れて、同行の軍事にはあまり興味のない友人とともに当時としてはびっくりしましたのもいい思い出。
広大な航空基地、入間基地はメイン会場のエプロン地区にズラリと航空機が並び、首都圏でもこれだけの自衛隊基地があるのか、と感心させられること必至、端から端まで最前列付近を歩けばその時間の長さには驚かれるかもしれません。時間かかるのは混雑しているだけかもしれませんが。
注意事項は脚立持ち込み禁止、椅子持ち込み禁止などなど。邪魔になってしまいますし、これが原因で罵声の応酬から殴り合いの喧嘩となることもしばしば、脚立エリアのある航空祭もあるにはありますが、入間基地航空祭に拳銃を含む銃火器と爆弾と脚立に椅子は持ち込み禁止です。
一部の心無い人からは、飛行機を見に行くのではなく人間を見に行く、コミケか入間か、入間基地航空祭ではなく人間墓地航空祭などなど揶揄される行事で、俺は柵沿いの外からしか撮らない、とか、やっぱ狭山そば食べて西武電車撮影に転進しないか、など言われるものの、まあ、そういう風に言われている行事なんですよ、と聞いてから行けば、なんだ半分は冗談じゃないか、と思うのではないでしょうか。
◆入間基地航空祭・・・http://www.mod.go.jp/asdf/iruma/
北大路機関:はるな
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