◆舞鶴基地にて月曜日に一般公開
韓国海軍艦艇が舞鶴に来るようです。正確には本日から日韓合同救難訓練が実施されており、この関係での入港。
前回韓国海軍艦船が舞鶴に入港したのは2009年7月。今回は舞鶴基地にて11月14日、1400時から1630時まで一般公開されます。入港するのはイスンシン級ミサイル駆逐艦ワンゴン、韓国では王建と表記する艦で、2009年に続いて2011年に二回目の舞鶴寄港。もう一隻は機雷敷設艦ウォンサン。
海上自衛隊からはホストシップとして護衛艦はまゆき、護衛艦まつゆき、が派遣されます。ワンゴンは満載排水量5500t、イスンシン級は6隻あり、財政難と部品不足から稼働率は決して高くはありませんが、ソマリア沖海賊対処任務に派遣できるほぼ唯一の型で、重要な位置づけ。ホストシップを務める、はつゆき型護衛艦は4000t、後期艦で4200tですから、やや大型、むらさめ型護衛艦よりも一回り小型の艦、ということになりますね。
今回は本日と明日にかけ、対馬北東海域において、海上自衛隊からは自衛艦隊第14護衛隊より指揮官斎藤聡1佐指揮下の護衛艦はまゆき、護衛艦まつゆき、が参加。韓国海軍からは第72機動隊隊長ホーチョル大佐指揮下の駆逐艦ワンゴン、機雷敷設艦ウォンサン、輸送艦コジュンボが参加します。
共同訓練は捜索訓練、救難訓練でこのほか海上自衛隊からはP-3C哨戒機1機、SH-60J哨戒ヘリコプター2機が、韓国海軍からはリンクス哨戒ヘリ1機とP-3C哨戒機1機が参加、日韓捜索救難共同訓練は今回が七回目とのことです。こののちに舞鶴基地へ寄港、ということ。一般公開は月曜日一日だけですが、お時間ある方は足を運ばれてみてはどうでしょうか。
北大路機関:はるな
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