■てるづき・あきづき二隻の威容
護衛艦あきづき、てるづき。長崎に行ってきました。そこで長崎、ということで建造中である最新鋭護衛艦の現況を紹介。
護衛艦あきづき、てるづき。海上自衛隊の最も新しい護衛艦が一番艦と二番艦で並んでいたのは幸運でしたね。115のほうが護衛艦あきづき、116が先日進水式を迎えたばかりの護衛艦てるづき。EOS-7Dでも撮影しているのですが速報的な写真ということで、G-12の方の写真を掲載します。
姫路駐屯地祭へ向かうべく新幹線さくら号に乗り込んだところ姫路を通過してしまい、降りるタイミングを計っていたら博多まで行ってしまった、というわけではなく。善通寺駐屯地祭に向かうべく夜行バスに乗り込んだところ誤って隣の長崎佐世保行きに乗り込んでしまった、というわけでもなく、こちらの方に所用があっての次いでの展開。
あきづき型護衛艦てるづき、は去る今年9月15日に三菱重工長崎造船所において進水式と命名式を迎えた、文字通り最も新しい護衛艦です。並ぶ護衛艦あきづき、はおなじく建造中ですが来年三月の就役に向けて現在、公試を実施しており、平日に幸運と偶然が重なれば出港か入港を見ることも不可能ではないようです。
この新型艦は、過去に幾度か掲載しましたが国産多機能レーダーと戦闘情報処理システムを組み合わせたFCS-3を搭載、特定分野ではイージスシステムに匹敵する性能があり、搭載艦対空誘導弾は射程が最大でも60kmと短いESSMではあるのですが、弾道ミサイル防衛に従事するイージス艦の護衛やイージスの防空網を搔い潜った目標への対処が期待されています。
定期整備中の護衛艦ゆうだち。このほか、ドックの奥の方に、むらさめ型か、たかなみ型が一隻入渠していました。長崎は中心部長崎駅から長崎港へ徒歩十分弱、そこから海岸を飲食店や史跡を眺めつつ十分ほど散策すると建造中の護衛艦が見えてくる、という不思議な街です。今回もグラバー園や出島へ向かう途中、こういう写真が撮影できましたので紹介してみました。
北大路機関:はるな
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