北大路機関

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第6回西太平洋潜水艦救難訓練に参加する海上自衛隊艦艇の横須賀基地停泊情景

2013-09-23 23:29:29 | 海上自衛隊 催事

◆横須賀基地吉倉桟橋停泊

 本日はEOS-7Dにて撮影した横須賀基地の写真を、昨日のG-12特集に続いてのもの。

Rimg_1667 吉倉桟橋に停泊中のヘリコプター搭載護衛艦ひゅうが、潜水艦救難艦ちはや。ちはや、は2000年に就役した潜水艦救難艦で、旧式化した潜水艦救難艦ふしみ、の代替艦で深海救難艇DSRVと遠隔操縦機ROVを搭載、艦橋に救難指揮所を有するほか病院設備なども配置し、満載排水量は6900tとなっています。

Rimg_1674 練習潜水艦ふゆしお、潜水艦救難艦ちはや、の隣に停泊しているのが見えます。ふゆしお、は1995年に潜水艦はるしお型の六番艦として就役し、2011年に練習潜水艦へ種別変更されたもの、はるしお型は満載排水量3200tで通常動力潜水艦としては世界的に見ても非常に大型の一隻ですが、満載排水量19000tのヘリコプター搭載護衛艦ひゅうが、と並ぶと非常に小さい。

Rimg_1619 左から護衛艦いかづち、護衛艦たかなみ、護衛艦おおなみ。むらさめ型9隻、拡大改良型たかなみ型5隻、そして防空強化改良型あきづき型の2隻と建造中の2隻は、航続距離延伸に居住性向上とステルス性と省力化を図った海上自衛隊の重要な汎用艦で、このうち3隻が吉倉桟橋に揃っていました。

Rimg_1508 逸見桟橋に前回紹介したコリンズ級潜水艦のウォーラー、背景に韓国海軍潜水艦救難艦チョンヘジョン、超望遠レンズを以て撮影です。はるしお潜水艦よりも水中排水量は大きいのですが水中排水量3353t、はるしお型は3200tですので、比較しますと、比較的大きいコツがわかる、というところでしょうか。

Rimg_1554 多用途支援艦えんしゅう、背景に停泊しているのが見えます、ひうち型多用途支援艦の一隻で訓練支援や軽輸送に必要であれば港湾警備支援なども行います。このほか、水中処分母船は隣に、掃海艇は船越地区に停泊し、多数の艦艇入港により、イージス艦きりしま、は沖留となっていました。

北大路機関:はるな

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