北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

平成二十八年度八月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2016.08.06/07)

2016-08-05 22:47:24 | 北大路機関 広報
■自衛隊関連行事
 真夏の蒸すような暑さ、しかし涼が欲しいと願い過ぎれば突発記録的豪雨、そんな中、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 今週末は海上自衛隊関連行事としまして、横須賀サマーフェスタ、佐世保サマーフェスタが行われます。南西諸島警戒監視任務とシーレーンへのプレゼンス、こうした実任務の増大を背景に部隊を休ませるようとの幕僚長の所感を受け、本年、海上自衛隊は全国の地方隊が毎年恒例の展示訓練の実施を断念し、部隊を休ませ、その一方で明日土曜日に横須賀で、土曜日と日曜日に佐世保でサマーフェスタが行われます。

 横須賀サマーフェスタ、佐世保サマーフェスタは、基地一般公開を中心としていまして、護衛艦など艦艇一般公開、航空機飛行展示や救難展示、陸上自衛隊など装備品展示、交通船港内体験乗船、模擬店、広報展示特設、電灯艦飾など、土曜日日曜日の一般公開よりも一つ踏み込んだ一般公開が行われ、佐世保では護衛艦くらま最後のサマーフェスタ、横須賀では護衛艦いずも、空母ロナルドレーガン入港中、なかなかの活況が期待できるでしょう、米軍基地も公開されますので本籍地記載免許証や旅券などをお忘れなく。

 千歳基地航空祭、今週末、航空愛好家にはこの北海道の航空祭が再注目の行事といえるでしょう。千歳基地は北海道を拠点に北日本防空の要衝で、第2航空団のF-15戦闘機二個飛行隊が展開、広大な基地に航空掩体を展開させています。また政府専用機も、この千歳基地に配備されています。F-15の大編隊が大迫力の飛行を展示してくれますが、東京や京阪神から旅客機で日帰りが可能、そして意外と混雑しないのが醍醐味です。

 さて、撮影の話題を一つ。APS-Cカメラで撮影するとしまして、200mmか300mmか、撮影機材論争です。航空祭は兎も角多少は被写体が近い場所にあります陸上自衛隊関連行事に限れば200mmで充分、となりますと、それは撮影機材を限りなく軽量化できます、18-200mmレンズがキャノンやニコンともに優秀な機種を出していまして、第一線の軍事専門誌記者も太鼓判を押すほど。

 しかし300mmが必要、となりますと、70-300mmか28-300mmを増加携行する必要が出てきます、18-200mm一本であれば本当に荷物が最小限と出来ます、カメラ本体一台で自己完結する訳ですので、変な話予備カメラやコンパクトデジカメを携行する場合、全部カメラマンベストや最小限度のカメラバックに全てが収まってしまうほど身軽に移動できる。

 そこで経験なのですが、滝ヶ原駐屯地祭や板妻駐屯地祭等で18-200mmを装着したカメラ一台の撮影を実施してみますと、撮影位置さえ誤らなければ、それでも充分な撮影は可能でした、ただ、拘るようになりますと望遠ズームの圧縮効果はやはり偉大でして、記録写真家こだわり写真か、となりますと300mm級のレンズは必要なのだなあ、という印象です。

■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・8月7日:千歳基地航空祭2016…http://www.mod.go.jp/asdf/chitose/
・8月6日:横須賀サマーフェスタ…http://www.mod.go.jp/msdf/yokosuka/
・8月6日・7日:佐世保サマーフェスタ…http://www.mod.go.jp/msdf/sasebo/

■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
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