■千歳・彦根間1574km機動展開
本日彦根へ、東千歳駐屯地の千歳駅から彦根城の彦根駅まで鉄道ならば1574kmの距離を転進し撮影して参りました。
ブルーインパルス彦根城410年祭祝賀飛行、彦根に行ってまいりました。東千歳駐屯地祭の土曜日から大きく転進し、多くの方が真駒内駐屯地第11旅団祭へ展開する中の当方は彦根城展開、いやあ彦根城は東千歳駐屯地とは比較にならない程の桁違いに大混雑でしたね。
国宝彦根城、複合式望楼型 三重三階天守閣を冠する連郭式平山城の彦根城は時代劇にて数多の城郭役を演じ広くその威容が親しまれた城郭界の名優です。この彦根城、築城410年を迎え、今年一杯記念行事が行われます。そして本日、ブルーインパルスが飛行展示です。
彦根へは京都から新快速で45分、ですが物凄い混雑と熊本での経験から今回は敢えて車両展開としました。航空祭では渋滞に巻き込まれ確実に夜明け前の進出以外は禁忌の車両展開ですが、今回は航空祭とは事情が異なります、多くが登城するため敢えて離れるべき。
ブルーインパルスは先々月の四月に熊本地震復興祭にて熊本城上空を飛行しました。当日は第8師団北熊本駐屯地祭を撮影しました為、熊本城とブルーインパルスは巡りあえませんでしたが、予行撮影情報から熊本城二の丸跡地等では近過ぎ撮影できなかったとのこと。
徳川四天王の一翼を担う井伊直政は関ヶ原会戦の軍功を得て近江の緊要地形にあたる近江国北東部佐和山城に入城しました。しかし佐和山城は西軍総大将石田三成居城であり、併せて立地が戦時を想定した居城、行政施設としては不向きの立地に在った事は否めません。
井伊直政、平時の城郭は軍事上の要所における行政拠点たるべきとの視点から琵琶湖岸へ移駐させる決断を下しますが、関ヶ原会戦での銃創は癒えず、江戸幕府開闢前年の1602年にこの世を去ります。しかし、徳川家康の格段の配慮もあり、城郭造営は為されました。
彦根城の美しい城郭を撮影するには何処が良いのか、第一案は彦根駅米原方面東海道本線線路上跨線橋橋梁上、ですが、ここは特設駐車場からは近いものの付近に中層建築物及び電線が散見され、やや及第点、すると一番の好立地、歴史的にみて佐和山城付近しかない。
撮影への展開、新快速を利用せず車両展開で正解だったかもしれません、彦根駅は出場制限するほど京阪神地区と中京地区から新快速が観光客を輸送、当然普通列車も満員御礼の航空ラッシュ、米原駅も新幹線乗換と彦根駅乗降不能との状況にて大混雑だったようです。
佐和山城は当初案で検討したものの当方は距離大として難色を示していたところですが、現地機動巡察、正確には撮影地探し右往左往の結果で好立地と判断し、特設駐車場から若干距離がありますが佐和山方面、登頂は時間が足りず国道8号線沿い高台に展開する事に。
彦根市役所付近より市街地上空のブルーインパルスを撮影する事も検討しましたが、市内の大混雑を実際に目の当たりにしますと難しさを痛感し、彦根城登頂はブルーインパルス撮影時間以外でも今日一日難しそう、佐和山城址から彦根城を眺める、歴史を感じますね。
ブルーインパルスは佐和山城址上空での展示も行われ、結果的に正解でした。城郭とブルーインパルスの撮影は距離を置く、熊本城ブルーインパルス撮影も熊本城と九州新幹線を眼下に収める熊本本妙寺の本妙寺浄池廟高台からが適地であったという事を思い出します。
ブルーインパルス彦根城410年祭祝賀飛行、本日は快晴に恵まれました。航空祭程の展示内容ではありませんが、築城410年城郭上空を航空自衛隊の展示飛行、中々興味深い情景を撮影する事が出来た。最後になりましたが現地で御一緒の皆様ありがとうございました。
北大路機関:はるな くらま
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
本日彦根へ、東千歳駐屯地の千歳駅から彦根城の彦根駅まで鉄道ならば1574kmの距離を転進し撮影して参りました。
ブルーインパルス彦根城410年祭祝賀飛行、彦根に行ってまいりました。東千歳駐屯地祭の土曜日から大きく転進し、多くの方が真駒内駐屯地第11旅団祭へ展開する中の当方は彦根城展開、いやあ彦根城は東千歳駐屯地とは比較にならない程の桁違いに大混雑でしたね。
国宝彦根城、複合式望楼型 三重三階天守閣を冠する連郭式平山城の彦根城は時代劇にて数多の城郭役を演じ広くその威容が親しまれた城郭界の名優です。この彦根城、築城410年を迎え、今年一杯記念行事が行われます。そして本日、ブルーインパルスが飛行展示です。
彦根へは京都から新快速で45分、ですが物凄い混雑と熊本での経験から今回は敢えて車両展開としました。航空祭では渋滞に巻き込まれ確実に夜明け前の進出以外は禁忌の車両展開ですが、今回は航空祭とは事情が異なります、多くが登城するため敢えて離れるべき。
ブルーインパルスは先々月の四月に熊本地震復興祭にて熊本城上空を飛行しました。当日は第8師団北熊本駐屯地祭を撮影しました為、熊本城とブルーインパルスは巡りあえませんでしたが、予行撮影情報から熊本城二の丸跡地等では近過ぎ撮影できなかったとのこと。
徳川四天王の一翼を担う井伊直政は関ヶ原会戦の軍功を得て近江の緊要地形にあたる近江国北東部佐和山城に入城しました。しかし佐和山城は西軍総大将石田三成居城であり、併せて立地が戦時を想定した居城、行政施設としては不向きの立地に在った事は否めません。
井伊直政、平時の城郭は軍事上の要所における行政拠点たるべきとの視点から琵琶湖岸へ移駐させる決断を下しますが、関ヶ原会戦での銃創は癒えず、江戸幕府開闢前年の1602年にこの世を去ります。しかし、徳川家康の格段の配慮もあり、城郭造営は為されました。
彦根城の美しい城郭を撮影するには何処が良いのか、第一案は彦根駅米原方面東海道本線線路上跨線橋橋梁上、ですが、ここは特設駐車場からは近いものの付近に中層建築物及び電線が散見され、やや及第点、すると一番の好立地、歴史的にみて佐和山城付近しかない。
撮影への展開、新快速を利用せず車両展開で正解だったかもしれません、彦根駅は出場制限するほど京阪神地区と中京地区から新快速が観光客を輸送、当然普通列車も満員御礼の航空ラッシュ、米原駅も新幹線乗換と彦根駅乗降不能との状況にて大混雑だったようです。
佐和山城は当初案で検討したものの当方は距離大として難色を示していたところですが、現地機動巡察、正確には撮影地探し右往左往の結果で好立地と判断し、特設駐車場から若干距離がありますが佐和山方面、登頂は時間が足りず国道8号線沿い高台に展開する事に。
彦根市役所付近より市街地上空のブルーインパルスを撮影する事も検討しましたが、市内の大混雑を実際に目の当たりにしますと難しさを痛感し、彦根城登頂はブルーインパルス撮影時間以外でも今日一日難しそう、佐和山城址から彦根城を眺める、歴史を感じますね。
ブルーインパルスは佐和山城址上空での展示も行われ、結果的に正解でした。城郭とブルーインパルスの撮影は距離を置く、熊本城ブルーインパルス撮影も熊本城と九州新幹線を眼下に収める熊本本妙寺の本妙寺浄池廟高台からが適地であったという事を思い出します。
ブルーインパルス彦根城410年祭祝賀飛行、本日は快晴に恵まれました。航空祭程の展示内容ではありませんが、築城410年城郭上空を航空自衛隊の展示飛行、中々興味深い情景を撮影する事が出来た。最後になりましたが現地で御一緒の皆様ありがとうございました。
北大路機関:はるな くらま
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