北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

平成二十九年度七月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2017.07.01/07.02)

2017-06-30 20:01:20 | 北大路機関 広報
■自衛隊関連行事
 梅雨らしい季節に安堵しつつ憂鬱な湿気と冷房の寒暖差の中、皆様いかがお過ごしでしょうか、今週末の自衛隊関連行事です。

 上富良野駐屯地、第2師団の第2戦車連隊及び第2対舟艇対戦車中隊、第1特科団の第4特科群及び第3地対艦ミサイル連隊、第3施設団第14施設群が駐屯しています。上富良野は道内でも屈指の厳寒地として知られ、第2師団の精鋭第2戦車連隊が駐屯し、道北防衛に機動打撃力を付与する部隊です。今年度まで、74式戦車、90式戦車、10式戦車が揃う。

 上富良野駐屯地は本年大きな改編の波が押し寄せています。火力効率化へ廃止改編として203mm自走榴弾砲を装備した第4特科群第120特科大隊が大隊旗を返納し58年の歴史に幕を閉じました。しかし、新たに第14施設群が新編され、北部方面施設隊より拡大改編し再編の第3施設団隷下に入りました。駐屯地創設62周年は大きな改編の一歩でもあります。

 倶知安駐屯地、北部方面対舟艇対戦車隊、北部方面情報隊北部方面移動監視隊、第3施設団第13施設群第361施設中隊、北部方面混成団第1陸曹教育隊上級陸曹教育中隊、等が駐屯しています。元々第29普通科連隊が駐屯していましたが、廃止に伴い様々な部隊が駐屯しています。近傍にニセコ演習場があり、まあ、軍事ライトノベルで有名な場所ですね。

 稚内分屯基地第18警戒隊開庁記念行事、航空自衛隊のレーダーサイトです。陸海空が中損し、稚内分屯地、第301沿岸監視隊が駐屯。宗谷海峡に面し、本部班と情報班に通信器材班及び礼文派遣隊より成り、対岸のロシア動向を警戒しています。大湊地方隊稚内基地分遣隊と情報本部電波部東千歳通信所稚内分遣班も駐屯し、国境の先を監視し有事に備える。

 さて撮影の話題、豪雨下の撮影、風さえ吹かなければ防滴器材でかなり確実に撮影を続行できます。雨は上から降るものですから上からカメラに防滴器材を被せてしまえばよいのですからね。しかし、風が吹き、それも突風ですと難易度が高まります、それは何よりもレンズに雨滴が張り付き被写体を認識できなくなるためです。撮影するにはこれを防がなければなりません。

 二段重ねの防滴器材使用、実際のところ突風が吹く状況で自衛隊行事を撮影するには、二種類の防滴器材を使用するほかありません。簡易防滴器材と大型防滴器材ですね。簡易防滴器材はシャワーキャップ型ビニールの防滴器材で最小限多少の雨天ならばカメラ本体を防滴できますが、突風が吹く状況ではカメラ本体を覆う防滴器材が必要となってきます。

 簡易防滴器材はこの状況で、レンズ部分を覆う用途に適しています。時機を見極めて撮影の瞬間のみ、素早く片手で取り去り撮影し、撮った後はまた被せ一瞬で雨滴の付着を最小限とする。経験上望遠ズームレンズを用いた方が雨滴は目立ちにくく、複合的に本体カバーとレンズ先端の簡易カバーを重ねる事で、かなりの悪天候でも撮影を継続可能でした。

■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・7月2日:上富良野駐屯地創立62周年記念行事…http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/2d/unit/butai/kamifu_station/index.html
・7月2日:倶知安駐屯地創立62周年記念行事…http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/11d/jgsdf-post/images/kucyan/
・7月2日:稚内分屯基地開庁62周年記念行事…http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/2d/unit/butai/bunton/bunton.html

■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
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