北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

平成二十九年度一月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2018.01.20/01.21)

2018-01-19 20:06:48 | 北大路機関 広報
■自衛隊関連行事
 寒さとは気温よりも濡れるか否か、また風速に左右すると実感する今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか、今週末ですが一般公開行事はありません。

 今週末の自衛隊行事無し、という週末にはまったりと撮影機材を防湿庫から取り出し手入れをしたいところですが、こういう週末こそ全国に残る軍事史跡の散策に出かけてみてはいかがでしょうか、軍事史跡も現在は自衛隊や米軍が継承する施設は多いのですが、歴史を辿れば日本を代表する名城も過去には陸軍などが継承し、史跡が残っている事がある。

 大阪城、現在は千僧の第3師団管区ですが、鉄道唱歌にも“三府の一に位して、商業繁華の大阪市、豊太閤の築きたる、城に師団は置かれたり”と謳われているように、明治建軍と共に大阪城には陸軍大阪鎮台が置かれ、第4師団、“淀兵団”へと改編、第8歩兵連隊と第9歩兵連隊と第10歩兵連隊及び第20歩兵連隊を以て佐賀の乱や萩の乱と西南戦争鎮圧に出動、日露戦争へも参戦しました。

 第4師団司令部庁舎は1936年に昭和天皇大阪行幸を祈念し大阪城天守閣と共に建設され、大戦中も師団司令部、また中部軍管区司令部として機能、戦後は大阪市警本部、大阪府警本部、大阪市立博物館として市民に親しまれ、2001年に閉館されました。老朽化故に取り壊しが危惧されましたが歴史的価値が認められ、ミライザ大阪城として親しまれています。

 さて撮影の話題。カメラバック、その種類は大きく区分すれば二つに大別できるかもしれません。特にカメラバック構成の材質の面で、二類出来るという視点です。それは、固いカメラバックか、柔らかいカメラバックか、ということ。要するにジュラルミンやアルミ合金等の金属製と硬質樹脂製の固いか、ナイロンやコットンにゴアテックスといった布製か、ということ。

 ジュラルミン製に代表される金属製カメラバック、これはコットン製カメラバックの代名詞であるDOMKEが1960年代末に開発されるまで、報道写真用撮影機材輸送の代名詞的存在はジュラルミン製でした。当時は撮影機材の防水性能が非常に限られており、レンズ部分を衝撃から防護する為にも頑丈さが求められ、コットン製は妥協の産物とされました。

 ジュラルミン製カメラバックですが、固く背負えば背中との接触部が痛くなりますし、柔軟性が皆無なので搭載機材以上のものを詰め込むことは出来ません。しかし、防水を考えればこれほど完璧なものは少なく、ふたを開けて機材取り出し、閉めてしまえば完全防水です。また強度次第で椅子や脚立替わりにもなり、疲れるとこの利点が大きくなりますね。

■駐屯地祭・基地祭・航空祭

・今週末の自衛隊行事はありません

■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
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