■最新潜水艦せいりゅう初登場
真夏の活況から一ヶ月ほど経ってしまいましたが、横須賀サマーフェスタ2018の様子を紹介しましょう、サマーフェスタは毎年恒例の横須賀基地一般公開行事です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/e6/7aa533427ecdf252aec843ec6dc12d52.jpg)
潜水艦せいりゅうSS-509SEIRYU、横須賀サマーフェスタで一般公開されていました。乗艦公開も為されていましたが、潜水艦上での撮影はご遠慮ください、という。せいりゅう竣工は今年3月12日、そうりゅう型潜水艦の今年就役したばかりの最新鋭潜水艦だ。
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横須賀サマーフェスタ2018、清水港祭り2018からの転進です。砕氷艦しらせ、護衛艦たかなみ、練習艦せとゆき、逸見桟橋に並ぶ。到着時間から、横須賀サマーフェスタの艦船一般公開が間に合う時間に何とか到着できたというところでしょうか。清水から少し遠い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/f5/25839c49bb96445ec67a3d97e0645e37.jpg)
JR東日本の横須賀線が田浦駅を出て横須賀駅へトンネルを一つ二つと通過しますと、目の前に海が広がると共に護衛艦が眼前に屏風絵巻のように並ぶ威容が見えます。吉倉桟橋に停泊する護衛艦を三秒四秒の刹那でも眺めますと、横須賀へやってきたなあ、とおもう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/ae/f1aaa8e0f43ce95ad6663ac2f6a5d775.jpg)
しらせ一般公開、砕氷艦しらせ艦上へ早速乗艦しました。舷門で一礼し艦首旗へも一礼、昨年の横須賀サマーフェスタでも見学した砕氷艦しらせ、ほぼ一年ぶりの探訪となりました。しらせ建造はユニバーサル造船舞鶴事業所ですので京都出身の砕氷艦、となりますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/4c/3456ef521a8d0c717a410bdbe6679ffb.jpg)
横須賀地方隊所属砕氷艦しらせ、基準排水量12650t、満載排水量22000tの大型艦で、しらせ二代目として初代しらせ代艦として建造されました。探検家白瀬矗が発見した白瀬氷河というリュツォ-ホルム湾最奥部に位置する全長85kmに及ぶ氷河が由来となっています。
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初代しらせ、は基準排水量11600tと1981年に竣工し海上自衛隊では補給艦ましゅう竣工までは最大の自衛艦でした。建造当時最大の護衛艦は基準排水量5200tの護衛艦くらま、1993年竣工のイージス艦こんごう、も基準排水量7200t、しらせ、は本当に大型でした。
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ひゅうが竣工により基準排水量13500tの護衛艦は、砕氷艦を遥かに上回るものとなり、19500t型護衛艦として続いて護衛艦いずも型の、いずも、かが、が建造されています。しかし、興味深い事に新砕氷艦設計当時、基準排水量20000t型とする案があったのですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/37/5d9e2299f9afaa65d9edc713f2f149fc.jpg)
20000t型砕氷艦構想、砕氷艦建造予算は文部科学省所管、年々厚みを増す南極の氷海を進むにはより大型の砕氷艦が必要であるという認識でした。しかし、艦名の命名は運用を担う海上自衛隊が自衛艦命名規則に依拠して付与します、砕氷艦は地名か名所旧跡、となる。
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大和雪原、やまとゆきはらと読むこちらも探検家白瀬矗が発見した南極の地名ですが、一部には基準排水量20000tとなっていたらば、艦名は現行の砕氷艦しらせ、ではなく、砕氷艦やまと、と推す声があったともあくまで噂の範疇ですけれども、自衛艦やまと、という。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/44/97344b76eb24539f9ffc1d9d664a617d.jpg)
みずほ高原という地名もありますが、巡視船みずほ、が名古屋港を母港として海上保安庁の任務に当っていますので、重複してしまいます。しかし、砕氷艦やまと、であれば重なりません。基準排水量20000tであれば満載排水量は30000tに近いものとなり、大きい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/8d/8ae888cab092193477c72b01d84e6fad.jpg)
かが基準排水量が19500tですので、護衛艦よりも砕氷艦の方が大型、という時代が再来した事となります。平和国家日本らしい、といえるかもしれませんね。もっとも、大型砕氷艦、ここまで大型となると輸送力を重視し全通飛行甲板を採用していたかもしれませんが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/2b/de2d417dd459455d9fedb0511251bcf4.jpg)
たかなみ、せとゆき、は入港中ですが一般公開は為されていませんでした。しかし、吉倉桟橋に接岸していますアメリカ海軍ミサイル駆逐艦ベンフォードが一般公開されていまして、まだ乗艦時間内という。アメリカのイージス艦は久しぶり、そちらへと向かいました。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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真夏の活況から一ヶ月ほど経ってしまいましたが、横須賀サマーフェスタ2018の様子を紹介しましょう、サマーフェスタは毎年恒例の横須賀基地一般公開行事です。
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潜水艦せいりゅうSS-509SEIRYU、横須賀サマーフェスタで一般公開されていました。乗艦公開も為されていましたが、潜水艦上での撮影はご遠慮ください、という。せいりゅう竣工は今年3月12日、そうりゅう型潜水艦の今年就役したばかりの最新鋭潜水艦だ。
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横須賀サマーフェスタ2018、清水港祭り2018からの転進です。砕氷艦しらせ、護衛艦たかなみ、練習艦せとゆき、逸見桟橋に並ぶ。到着時間から、横須賀サマーフェスタの艦船一般公開が間に合う時間に何とか到着できたというところでしょうか。清水から少し遠い。
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JR東日本の横須賀線が田浦駅を出て横須賀駅へトンネルを一つ二つと通過しますと、目の前に海が広がると共に護衛艦が眼前に屏風絵巻のように並ぶ威容が見えます。吉倉桟橋に停泊する護衛艦を三秒四秒の刹那でも眺めますと、横須賀へやってきたなあ、とおもう。
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しらせ一般公開、砕氷艦しらせ艦上へ早速乗艦しました。舷門で一礼し艦首旗へも一礼、昨年の横須賀サマーフェスタでも見学した砕氷艦しらせ、ほぼ一年ぶりの探訪となりました。しらせ建造はユニバーサル造船舞鶴事業所ですので京都出身の砕氷艦、となりますね。
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横須賀地方隊所属砕氷艦しらせ、基準排水量12650t、満載排水量22000tの大型艦で、しらせ二代目として初代しらせ代艦として建造されました。探検家白瀬矗が発見した白瀬氷河というリュツォ-ホルム湾最奥部に位置する全長85kmに及ぶ氷河が由来となっています。
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初代しらせ、は基準排水量11600tと1981年に竣工し海上自衛隊では補給艦ましゅう竣工までは最大の自衛艦でした。建造当時最大の護衛艦は基準排水量5200tの護衛艦くらま、1993年竣工のイージス艦こんごう、も基準排水量7200t、しらせ、は本当に大型でした。
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ひゅうが竣工により基準排水量13500tの護衛艦は、砕氷艦を遥かに上回るものとなり、19500t型護衛艦として続いて護衛艦いずも型の、いずも、かが、が建造されています。しかし、興味深い事に新砕氷艦設計当時、基準排水量20000t型とする案があったのですね。
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20000t型砕氷艦構想、砕氷艦建造予算は文部科学省所管、年々厚みを増す南極の氷海を進むにはより大型の砕氷艦が必要であるという認識でした。しかし、艦名の命名は運用を担う海上自衛隊が自衛艦命名規則に依拠して付与します、砕氷艦は地名か名所旧跡、となる。
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大和雪原、やまとゆきはらと読むこちらも探検家白瀬矗が発見した南極の地名ですが、一部には基準排水量20000tとなっていたらば、艦名は現行の砕氷艦しらせ、ではなく、砕氷艦やまと、と推す声があったともあくまで噂の範疇ですけれども、自衛艦やまと、という。
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みずほ高原という地名もありますが、巡視船みずほ、が名古屋港を母港として海上保安庁の任務に当っていますので、重複してしまいます。しかし、砕氷艦やまと、であれば重なりません。基準排水量20000tであれば満載排水量は30000tに近いものとなり、大きい。
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かが基準排水量が19500tですので、護衛艦よりも砕氷艦の方が大型、という時代が再来した事となります。平和国家日本らしい、といえるかもしれませんね。もっとも、大型砕氷艦、ここまで大型となると輸送力を重視し全通飛行甲板を採用していたかもしれませんが。
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たかなみ、せとゆき、は入港中ですが一般公開は為されていませんでした。しかし、吉倉桟橋に接岸していますアメリカ海軍ミサイル駆逐艦ベンフォードが一般公開されていまして、まだ乗艦時間内という。アメリカのイージス艦は久しぶり、そちらへと向かいました。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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