■北へ帰る第2師団
おお第2師団、と数多釣り人の中で一人驚いた舞鶴港フェリーターミナルのある前島埠頭、ほかにも多数の自衛隊車輛に驚いた人がいるのかお巡りさんが呼ばれていたよう。
警察出動で佐官さんたちも集まっていますが、通報があったのでしょうか、埠頭に大量の軍用車両が並んでいる、というようなかたちで。伊丹駐屯地ではなく、舞鶴署は札幌駐屯地の北部方面総監部に電話すべきなのですけれども、今度は現場と署のほうでやり取り。
旭川駐屯地の第2師団、と現場は署の方に報告しているのですが、舞鶴署は岡山の朝日川と聞き違えたのでしょうか、どうも噛み合わない。部隊の方は、命令にもとづき指定された通路を通行している、の一点張り、みてみると装甲車は96式装輪装甲車くらいでした。
自衛隊も警察も大変だなあと、痛感するのですが、96式装輪装甲車までは車幅が2.5mの道路運送車両法制限内ですので一般車両と法律上の扱いは同じです、96式装輪装甲車が仮に50両てい団を組んで走行していても、現行の道路交通法では何ら問題はないのですね。
16式機動戦闘車ですと車幅の問題が出ますし、90式戦車になりますと重量が特殊大型車両となりますので、道路管理事業者か所轄警察署のひとつに経路と走行時間帯の届け出が必要です。お役所的ですが、これさえできれば新幹線の車両陸送さえ可能という制度です。
7両の5列ですので、ざっと35両というところでしょうか、春日井駐屯地祭の観閲行進ほどではありませんが、鯖江駐屯地祭では見られない規模でして、いやあ、夜景撮影とはいえ、出かけてみますとこういう凄いものと出会えるとは、これは幸運、久々にみたのだ。
パトカーだけでなくワゴン車まで、とは警邏の際にちょっと見つけたと考えるには準備万端ですが、第2師団、車両のバンパーに部隊名も記されているのですから、第2師団といえば道北、というのは、これは自衛隊に関心がなければわからないものなのでしょうか。
新日本海フェリーは舞鶴と小樽を結ぶフェリーです。敦賀と小樽を結ぶ航路と、ほかには新潟や秋田を経由して小樽に向かう航路もあるのですが、一番重要なのは京阪神地区と北海道小樽を結ぶ航路で、機械部品から乳製品に農産物魚介類まで、日本海物流中枢の一つ。
日本海は日本列島の弧状列島、その内側を航行する航路でして、北海道まで海路では短時間で結ぶことができるという。地形から最短距離を航行できるぶん、新日本海フェリーが採用しているフェリーも日本でも最速のものが多いため、一晩で北海道まで到達します。
太平洋フェリーですとこうは参りません、名古屋から苫小牧まで仙台を経由するのですが、仙台まで一晩、仙台から苫小牧までもう一晩、しかも入港が夕方になりますので現地に前日に入り一泊する必要があるのですね。昔、ちょっと考えたが乗るには時間が掛かりすぎ。
フェリーの船旅は優雅で好きなのですが、阪九フェリーのような夕方に出航して翌朝早朝に到着する運行ダイヤは例外的、太平洋フェリーですと北海道で一日過ごして戻るだけでも五泊六日、いや一泊六日の強行軍となる、その点新日本海フェリーは小樽まで早いのだ。
第2師団の車両は、一カ所ではなくもう一カ所にも並んでいまして、こちらは7両8列の60両程度が並んでいます。96式装輪装甲車もいまして、久しぶりだな、第26普通科連隊の第4中隊かとおもって見てみますと、さて第2後方支援連隊の整備大隊所属車両でした。
はまなす。新日本海フェリーの舞鶴小樽航路に就航しているフェリーは高速が自慢で、最大速力32ノット、航海速力も30.5ノットとなっています。ハイブリッド型CRPポッド推進方式で操舵性能は高い点も特色で、総トン数は16810tでして全長は208mあります。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
おお第2師団、と数多釣り人の中で一人驚いた舞鶴港フェリーターミナルのある前島埠頭、ほかにも多数の自衛隊車輛に驚いた人がいるのかお巡りさんが呼ばれていたよう。
警察出動で佐官さんたちも集まっていますが、通報があったのでしょうか、埠頭に大量の軍用車両が並んでいる、というようなかたちで。伊丹駐屯地ではなく、舞鶴署は札幌駐屯地の北部方面総監部に電話すべきなのですけれども、今度は現場と署のほうでやり取り。
旭川駐屯地の第2師団、と現場は署の方に報告しているのですが、舞鶴署は岡山の朝日川と聞き違えたのでしょうか、どうも噛み合わない。部隊の方は、命令にもとづき指定された通路を通行している、の一点張り、みてみると装甲車は96式装輪装甲車くらいでした。
自衛隊も警察も大変だなあと、痛感するのですが、96式装輪装甲車までは車幅が2.5mの道路運送車両法制限内ですので一般車両と法律上の扱いは同じです、96式装輪装甲車が仮に50両てい団を組んで走行していても、現行の道路交通法では何ら問題はないのですね。
16式機動戦闘車ですと車幅の問題が出ますし、90式戦車になりますと重量が特殊大型車両となりますので、道路管理事業者か所轄警察署のひとつに経路と走行時間帯の届け出が必要です。お役所的ですが、これさえできれば新幹線の車両陸送さえ可能という制度です。
7両の5列ですので、ざっと35両というところでしょうか、春日井駐屯地祭の観閲行進ほどではありませんが、鯖江駐屯地祭では見られない規模でして、いやあ、夜景撮影とはいえ、出かけてみますとこういう凄いものと出会えるとは、これは幸運、久々にみたのだ。
パトカーだけでなくワゴン車まで、とは警邏の際にちょっと見つけたと考えるには準備万端ですが、第2師団、車両のバンパーに部隊名も記されているのですから、第2師団といえば道北、というのは、これは自衛隊に関心がなければわからないものなのでしょうか。
新日本海フェリーは舞鶴と小樽を結ぶフェリーです。敦賀と小樽を結ぶ航路と、ほかには新潟や秋田を経由して小樽に向かう航路もあるのですが、一番重要なのは京阪神地区と北海道小樽を結ぶ航路で、機械部品から乳製品に農産物魚介類まで、日本海物流中枢の一つ。
日本海は日本列島の弧状列島、その内側を航行する航路でして、北海道まで海路では短時間で結ぶことができるという。地形から最短距離を航行できるぶん、新日本海フェリーが採用しているフェリーも日本でも最速のものが多いため、一晩で北海道まで到達します。
太平洋フェリーですとこうは参りません、名古屋から苫小牧まで仙台を経由するのですが、仙台まで一晩、仙台から苫小牧までもう一晩、しかも入港が夕方になりますので現地に前日に入り一泊する必要があるのですね。昔、ちょっと考えたが乗るには時間が掛かりすぎ。
フェリーの船旅は優雅で好きなのですが、阪九フェリーのような夕方に出航して翌朝早朝に到着する運行ダイヤは例外的、太平洋フェリーですと北海道で一日過ごして戻るだけでも五泊六日、いや一泊六日の強行軍となる、その点新日本海フェリーは小樽まで早いのだ。
第2師団の車両は、一カ所ではなくもう一カ所にも並んでいまして、こちらは7両8列の60両程度が並んでいます。96式装輪装甲車もいまして、久しぶりだな、第26普通科連隊の第4中隊かとおもって見てみますと、さて第2後方支援連隊の整備大隊所属車両でした。
はまなす。新日本海フェリーの舞鶴小樽航路に就航しているフェリーは高速が自慢で、最大速力32ノット、航海速力も30.5ノットとなっています。ハイブリッド型CRPポッド推進方式で操舵性能は高い点も特色で、総トン数は16810tでして全長は208mあります。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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