■自衛隊関連行事
体調を又崩してしまいましたが皆様も季節の変わり目にはご自愛ください。

今週末の自衛隊関連行事は執り行われません。やはり年度末ということもあるのですが、もともとこの降雪期には行事を行いにくい点とともに、部隊行事をこの時期に設定しますと、年度末改編準備などと重なった際に行事が執り行えなくなる、という問題がありますので例年この季節には自衛隊関連行事が設定されていないという事情はあります。

年度末、といいますと部隊改編と装備用途廃止という節目の季節となりますが、一方で、自衛隊行事がないからこそ撮影しておくこうした装備品の節目を記録する貴重な季節と言えるのかもしれません。例えば輸送機部隊に配備されているC-1輸送機などは、少し前には全国の基地を日常的に飛行していたものですが、現役でいるのはもうあとわずか。

C-1輸送機、入間基地と美保基地に配備されていまして、このほかに先日定期整備を終えた岐阜基地のC-1FTBなどが運用されています。入間基地と美保基地のC-1,といいましても既に美保基地はC-2輸送機へ機種転換を完了していまして、入間基地に若干数が残るのみとなっています。ただ、昔は全国の基地でふつうにみることができました。

基地と補給処を結ぶ業務輸送に、C-1輸送機は調布押されていまして、何よりC-1輸送機は戦闘機用のJ-79エンジンを二基同時に運ぶ能力を求められて設計されていましたから、空挺部隊の輸送など華々しい用途よりは、全国の基地に展開する戦闘機やレーダーサイトの運用を兵站面で支える事こそ本来任務であった訳です、故に全国を飛び回ります。

小牧基地を撮影していますと、小牧は輸送機の基地でC-130H輸送機が配備されている基地なのですが、やはり業務輸送でC-1輸送機というものはよく飛来しました。岐阜基地には第二補給処がありますので、飛行開発実験団にも配備されているC-1輸送機とは別の輸送機が業務輸送のために時折展開していました、そう、日常風景だったのですね。

C-2輸送機に機種転換していまして、パレット輸送等の様子を見てもC-2の方が遥かに大型の航空機ですから、ああ取り回しも楽そうだなあ、とその作業の様子を眺めていて思ったものですが、素晴らしい後輩に道を譲ることになるC-1とはいっても、見慣れた航空機が退役してもう見ることができなくなる、というのはどうしても一抹の寂しさが。

入間基地航空祭は、本来ならば一月に予定されていたのですが、これも前に触れました通り、能登半島地震が発生し、被災地の中央部に位置する輪島分屯基地は入間基地の分屯基地であった関係から、災害派遣に専念するとしてC-1輸送機最後の晴れ舞台となるはずでありました入間基地航空祭は中止されてしまった、という仕方ないことがあった。

こういう行事のない時だからこそ、とはいっても日曜日には飛行しませんので有休をやり取りする必要があるのですが、平日撮影というものを計画してみてもいいのかもしれません。もっとも、お上りさんといいますか、あまり慣れていない基地周辺でいきなり言って迷子になりませんように、いろいろと休日の内に研究しておくべきなのですけれど。

もう少ししますと、例年年度末に行われています行事の一部が行われる季節となります。一応節分の翌日は立春なのですから暦の内はもう春を迎えているのですが、しかし例年二月には京都市でさえ雪が降ります。すると、行事がないことへの嘆息はさておき、いまならば撮れる情景、というものを真剣に考え、向き合ってみたいものなのですよね。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・行事予定:特になし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
体調を又崩してしまいましたが皆様も季節の変わり目にはご自愛ください。

今週末の自衛隊関連行事は執り行われません。やはり年度末ということもあるのですが、もともとこの降雪期には行事を行いにくい点とともに、部隊行事をこの時期に設定しますと、年度末改編準備などと重なった際に行事が執り行えなくなる、という問題がありますので例年この季節には自衛隊関連行事が設定されていないという事情はあります。

年度末、といいますと部隊改編と装備用途廃止という節目の季節となりますが、一方で、自衛隊行事がないからこそ撮影しておくこうした装備品の節目を記録する貴重な季節と言えるのかもしれません。例えば輸送機部隊に配備されているC-1輸送機などは、少し前には全国の基地を日常的に飛行していたものですが、現役でいるのはもうあとわずか。

C-1輸送機、入間基地と美保基地に配備されていまして、このほかに先日定期整備を終えた岐阜基地のC-1FTBなどが運用されています。入間基地と美保基地のC-1,といいましても既に美保基地はC-2輸送機へ機種転換を完了していまして、入間基地に若干数が残るのみとなっています。ただ、昔は全国の基地でふつうにみることができました。

基地と補給処を結ぶ業務輸送に、C-1輸送機は調布押されていまして、何よりC-1輸送機は戦闘機用のJ-79エンジンを二基同時に運ぶ能力を求められて設計されていましたから、空挺部隊の輸送など華々しい用途よりは、全国の基地に展開する戦闘機やレーダーサイトの運用を兵站面で支える事こそ本来任務であった訳です、故に全国を飛び回ります。

小牧基地を撮影していますと、小牧は輸送機の基地でC-130H輸送機が配備されている基地なのですが、やはり業務輸送でC-1輸送機というものはよく飛来しました。岐阜基地には第二補給処がありますので、飛行開発実験団にも配備されているC-1輸送機とは別の輸送機が業務輸送のために時折展開していました、そう、日常風景だったのですね。

C-2輸送機に機種転換していまして、パレット輸送等の様子を見てもC-2の方が遥かに大型の航空機ですから、ああ取り回しも楽そうだなあ、とその作業の様子を眺めていて思ったものですが、素晴らしい後輩に道を譲ることになるC-1とはいっても、見慣れた航空機が退役してもう見ることができなくなる、というのはどうしても一抹の寂しさが。

入間基地航空祭は、本来ならば一月に予定されていたのですが、これも前に触れました通り、能登半島地震が発生し、被災地の中央部に位置する輪島分屯基地は入間基地の分屯基地であった関係から、災害派遣に専念するとしてC-1輸送機最後の晴れ舞台となるはずでありました入間基地航空祭は中止されてしまった、という仕方ないことがあった。

こういう行事のない時だからこそ、とはいっても日曜日には飛行しませんので有休をやり取りする必要があるのですが、平日撮影というものを計画してみてもいいのかもしれません。もっとも、お上りさんといいますか、あまり慣れていない基地周辺でいきなり言って迷子になりませんように、いろいろと休日の内に研究しておくべきなのですけれど。

もう少ししますと、例年年度末に行われています行事の一部が行われる季節となります。一応節分の翌日は立春なのですから暦の内はもう春を迎えているのですが、しかし例年二月には京都市でさえ雪が降ります。すると、行事がないことへの嘆息はさておき、いまならば撮れる情景、というものを真剣に考え、向き合ってみたいものなのですよね。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・行事予定:特になし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関