■自衛隊関連行事
COVID-19緊急事態宣言下ですが今週末は富士総合火力演習本番が行われますので、懐かしい写真と共に。
自衛隊行事は行われませんがオンラインで明日1000時より令和三年度富士総合火力演習が実施されます。富士学校が実施し、一般公開される国内最大の実弾演習、二年連続でのオンライン配信となりました富士総合火力演習、今年度は幾つか陸上自衛隊の新装備が展示されるとのこと。東富士演習場の天候次第でWeb配信に影響がないと良いのですが、ね。
令和三年度不意総合火力演習での陸上自衛隊新装備、恐らく20式小銃やUH-2多用途ヘリコプターと水陸機動団による汎用軽機動車が展示されるのでしょう、また木更津に暫定配備中の最新鋭V-22輸送機、オスプレイの名で親しまれる可動翼機も飛行するのかもしれません。配信が中断したなら最新鋭の電子戦装備の初登場、ではないのかもしれませんけど。
今週末も自衛隊関連行事は執り行われません。世界的なワクチン不足からなかなかに進まないワクチン接種、接種してはやくこの現状を終わらせたいものの現物がない、いまのところ治療薬が無く支持療法に依存するのみの状況で、そして従来株よりも感染力が増大している変異株の増大による感染拡大、現実はなかなかに厳しい。しかし希望もあります。
東京の新規感染者数は本日1500時時点で649名、一週間前の金曜日よりも205名減少しており減少傾向は8日間連続、大阪の新規感染者は昨日の時点で501名、着実に減少しています。もっとも昨日だけで大阪では32名が亡くなられていますが、緊急事態宣言前の数日内に万の大台さえみえた状況を思い返しますと、自粛要請は着実に成果を重ねる。
アンソニーファウチ博士の発言としましてワクチンについて厳しい現実が本日付けCNN報道にありました、ワクチンを一回接種しただけでは免疫は永続しないため、インフルエンザワクチンのようにCOVID-19については今回の世界的流行禍が終息したのちも、定期的にワクチン接種する必要が生じるだろう、と。世界規模でのワクチン量産体制が必要だ。
変異株の感染力はイギリス変異株N501Yと従来株の1.7倍、その後限界警戒されているインド変異株L452Rは更に感染力が増大している暫定研究結果が示されており、これは自粛主体の感染対策では効果が上がらないのではないかとの危惧と共に静観していました、要するに都市封鎖ロックダウンが必要なのではないか、と。しかし東京大阪は確かな効果が。
北海道と沖縄は緊急事態宣言への踏切を躊躇したことが厳しい結果を呼んでいます。北海道は本日1500時報道の暫定数で720名以上、これは過去最高であった13日の712名を越えており、札幌市だけで420名という状況、甘く見ますと大変な状況となります。また沖縄も20日の新規感染者が198名に達し、人口が多くない県だけに懸念すべき状況が進む。
緊急事態宣言は不自由なのか、と原点に立ち返りますと、思い切って都市封鎖を一ヶ月程度行うよりはまだ、飲食もある程度自由ですし、なにしろわたしたちは欧州が都市封鎖やむなしの状況まで経済を回した結果、都市封鎖解除後も現在の日本の緊急事態宣言よりも遙かに厳しい制限が一年以上続く現状を報道で知っている為、不自由は少ないのでは、と。
ニールファガーソン教授がインド変異株について補足が。インド新変異株B.1.617.2の感染力は速報されていたほど強くない、と発言しました。教授はイギリスのインペリアルカレッジロンドン教授でSAGE英国緊急科学助言群の一人です。ただ、ワクチン接種が進むイギリス変異株の発生地イギリスでインド変異株が広がっているのも厳しい現実なのですね。
日本の感染対策を戦時中の竹槍のようだと揶揄した広告が新聞広告に載せられましたが、無知の極みです、感染対策なしに経済を回したのは昨年三月までの欧州の一部、その後の北米、続いてインドと南米諸国、日本は感染を封じ込めるウィズコロナと新しい日常により感染を抑えています、無理に戦えとか経済を回し大量死を招く選択肢は避けられました。
ワクチン不足は現実ではありますが、言い換えればワクチンが完成しつつあった昨年10月の時点で報じられたワクチン副作用の方がCOVID-19の懸念よりもリスクが低い状況に抑えられていた証左であり、結果的に副作用リスクを呑まざるを得なかった多くの国々よりも感染を抑えられていた事は成果で、現実問題として感染対策成功の国ほど接種率は低い。
台湾、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、北朝鮮、そして日本、COVID-19については感染対策成功の国ほど接種率は低い。この前提を忘れる事は、単純な朝三暮四のポピュリズムに堕してしまう事に他なりません。そして我が国は自粛主体、世界で政府強権に自由を委ね私権制限により感染対策を行う中で自粛だけで成果を重ねている、これは誇るべきと思う。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・今週末の行事なし
・富士総合火力演習ライブ配信・・・https://www.mod.go.jp/gsdf/
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
COVID-19緊急事態宣言下ですが今週末は富士総合火力演習本番が行われますので、懐かしい写真と共に。
自衛隊行事は行われませんがオンラインで明日1000時より令和三年度富士総合火力演習が実施されます。富士学校が実施し、一般公開される国内最大の実弾演習、二年連続でのオンライン配信となりました富士総合火力演習、今年度は幾つか陸上自衛隊の新装備が展示されるとのこと。東富士演習場の天候次第でWeb配信に影響がないと良いのですが、ね。
令和三年度不意総合火力演習での陸上自衛隊新装備、恐らく20式小銃やUH-2多用途ヘリコプターと水陸機動団による汎用軽機動車が展示されるのでしょう、また木更津に暫定配備中の最新鋭V-22輸送機、オスプレイの名で親しまれる可動翼機も飛行するのかもしれません。配信が中断したなら最新鋭の電子戦装備の初登場、ではないのかもしれませんけど。
今週末も自衛隊関連行事は執り行われません。世界的なワクチン不足からなかなかに進まないワクチン接種、接種してはやくこの現状を終わらせたいものの現物がない、いまのところ治療薬が無く支持療法に依存するのみの状況で、そして従来株よりも感染力が増大している変異株の増大による感染拡大、現実はなかなかに厳しい。しかし希望もあります。
東京の新規感染者数は本日1500時時点で649名、一週間前の金曜日よりも205名減少しており減少傾向は8日間連続、大阪の新規感染者は昨日の時点で501名、着実に減少しています。もっとも昨日だけで大阪では32名が亡くなられていますが、緊急事態宣言前の数日内に万の大台さえみえた状況を思い返しますと、自粛要請は着実に成果を重ねる。
アンソニーファウチ博士の発言としましてワクチンについて厳しい現実が本日付けCNN報道にありました、ワクチンを一回接種しただけでは免疫は永続しないため、インフルエンザワクチンのようにCOVID-19については今回の世界的流行禍が終息したのちも、定期的にワクチン接種する必要が生じるだろう、と。世界規模でのワクチン量産体制が必要だ。
変異株の感染力はイギリス変異株N501Yと従来株の1.7倍、その後限界警戒されているインド変異株L452Rは更に感染力が増大している暫定研究結果が示されており、これは自粛主体の感染対策では効果が上がらないのではないかとの危惧と共に静観していました、要するに都市封鎖ロックダウンが必要なのではないか、と。しかし東京大阪は確かな効果が。
北海道と沖縄は緊急事態宣言への踏切を躊躇したことが厳しい結果を呼んでいます。北海道は本日1500時報道の暫定数で720名以上、これは過去最高であった13日の712名を越えており、札幌市だけで420名という状況、甘く見ますと大変な状況となります。また沖縄も20日の新規感染者が198名に達し、人口が多くない県だけに懸念すべき状況が進む。
緊急事態宣言は不自由なのか、と原点に立ち返りますと、思い切って都市封鎖を一ヶ月程度行うよりはまだ、飲食もある程度自由ですし、なにしろわたしたちは欧州が都市封鎖やむなしの状況まで経済を回した結果、都市封鎖解除後も現在の日本の緊急事態宣言よりも遙かに厳しい制限が一年以上続く現状を報道で知っている為、不自由は少ないのでは、と。
ニールファガーソン教授がインド変異株について補足が。インド新変異株B.1.617.2の感染力は速報されていたほど強くない、と発言しました。教授はイギリスのインペリアルカレッジロンドン教授でSAGE英国緊急科学助言群の一人です。ただ、ワクチン接種が進むイギリス変異株の発生地イギリスでインド変異株が広がっているのも厳しい現実なのですね。
日本の感染対策を戦時中の竹槍のようだと揶揄した広告が新聞広告に載せられましたが、無知の極みです、感染対策なしに経済を回したのは昨年三月までの欧州の一部、その後の北米、続いてインドと南米諸国、日本は感染を封じ込めるウィズコロナと新しい日常により感染を抑えています、無理に戦えとか経済を回し大量死を招く選択肢は避けられました。
ワクチン不足は現実ではありますが、言い換えればワクチンが完成しつつあった昨年10月の時点で報じられたワクチン副作用の方がCOVID-19の懸念よりもリスクが低い状況に抑えられていた証左であり、結果的に副作用リスクを呑まざるを得なかった多くの国々よりも感染を抑えられていた事は成果で、現実問題として感染対策成功の国ほど接種率は低い。
台湾、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、北朝鮮、そして日本、COVID-19については感染対策成功の国ほど接種率は低い。この前提を忘れる事は、単純な朝三暮四のポピュリズムに堕してしまう事に他なりません。そして我が国は自粛主体、世界で政府強権に自由を委ね私権制限により感染対策を行う中で自粛だけで成果を重ねている、これは誇るべきと思う。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・今週末の行事なし
・富士総合火力演習ライブ配信・・・https://www.mod.go.jp/gsdf/
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
でもやっぱり、現地で生で見るときの戦車の発砲の衝撃が体に響く感覚も味わってみたいと思います。早くコロナが収束してまたミリタリーイベントが開催されるようになってほしいものです。