■本土防空になうF-15Jイーグル
F-15戦闘機は航空自衛隊の主力戦闘機です。航空祭では安全管理という枠の中でもその性能の一端に圧倒されます。そこで昨年の小松航空祭の写真をお送りしましょう。
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第六航空団F-15戦闘機の編隊離陸、金沢市から30km隔てたこの基地には日本海側唯一の戦闘機部隊である第6航空団が展開しています。離陸の瞬間にすばらしい機動を確実に撮影するには、若干の集中力を重ねる必要がありますね。それほどに戦闘機の機動は凄い。
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小松基地、ここは2700m滑走路と2700m補助滑走路があり、その始まりは1941年に海軍が飛行場建設を開始、1944年に1700m滑走路と1500m滑走路を南北と東西に分け運用する飛行場として完成した。戦後は進駐軍に接収されますが1953年に民間機が乗り入れる。
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全日空、当時の全日本ヘリコプター空輸が民間路線を運行開始し共用空港となりました。航空自衛隊基地としては1958年にアメリカ空軍から航空自衛隊へ移管、1961年に開庁されF-86戦闘機24機を運用する第4飛行隊が展開したのが航空自衛隊基地としての始まり。
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第303飛行隊と第306飛行隊が展開している小松基地、2016年には新田原基地より飛行教導群が小松に移駐しF-15戦闘機3庫飛行隊を揃える日本最大のイーグルネストとなっています。F-15戦闘機は基本設計こそ古いものですが電子機器換装によりその能力を維持する。
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イーグルの強さは、恰も古く重厚な赤煉瓦の社屋に最新のコンピュータを備えた先端技術企業のよう。イーグルの離陸はその一点で迫力はものすごく、実のところ群衆越しではありますが轟音とともに迫る音源の遷移をカメラで追いますとその少し先に、機影がある。
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F-15戦闘機は音の先、音速は毎秒330mほどしか進まない故か、離陸の姿を見守ることが出来る。イーグルの近代化改修費用は一回当たり、ロシアの第五世代戦闘機Su-57戦闘機が丸ごと買えるほどの、二回の近代化改修でF-35戦闘機の調達に近い費用を要します。
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日本最大のイーグルの基地となりました小松はその航空祭も来場者は年々凄くなっていまして、毎年に小松駅からシャトルバスを利用するか、シャトルバスの並びを敬遠して徒歩で赴くか、小松空港から撮影するか、迷う。どれも夜明け前に行動しませんと混雑します。
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航空祭を最前列から確保する事は小松駅周辺か基地周辺にホテルを確保しまして夜明け前に行動するに尽きるのかもしれませんが、並大抵のことではありません、会場で最前列は何名分なのでしょう、故に文字通り後塵を拝する構図も多くなるのですが、そこはひとつ。
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滑走路からふわり浮き上がる瞬間は最前列から望遠レンズにて望見するほかないのですが、群衆越しに離陸する情景は逆に一歩引いた、いや一歩と言うよりも140mほど引いた方が撮影は容易となります、エプロン地区の混雑という、航空祭らしさも演出できますし、ね。
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EOS-7Dの手持ち望遠レンズはこの当時に28ー300mmと300mmF2.8という二本態勢、300mm単焦点には1.4倍テレコンバータを装着していますので、どちらのレンズを構えるのかは一瞬の判断です、が、300mmF2.8を取り付けたEOS-7Dは4.4kgありまして重い。
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カメラ、常に構えていますと年齢の限界か体力の限界か両方なのか、と考えてしまう。この子末航空祭撮影直後に消費税増税がありまして、その瀬戸際についに100-400mmIS2というレンズを購入してしまい、今後は航空祭を撮影するレンズになお悩みそうですが。
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登山家のようだ、とは背負い式カメラバックに中折れ帽と杖替わりの一脚を手に基地から太陽を背に小松空港へ歩く自分の影を視た印象だ。苦労したその分は写真の仕上がりを見ますと優美な仕上がりも多く、また担ぐ機材が重くなるのだなあ、と思う今日この頃です。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
F-15戦闘機は航空自衛隊の主力戦闘機です。航空祭では安全管理という枠の中でもその性能の一端に圧倒されます。そこで昨年の小松航空祭の写真をお送りしましょう。
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第六航空団F-15戦闘機の編隊離陸、金沢市から30km隔てたこの基地には日本海側唯一の戦闘機部隊である第6航空団が展開しています。離陸の瞬間にすばらしい機動を確実に撮影するには、若干の集中力を重ねる必要がありますね。それほどに戦闘機の機動は凄い。
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小松基地、ここは2700m滑走路と2700m補助滑走路があり、その始まりは1941年に海軍が飛行場建設を開始、1944年に1700m滑走路と1500m滑走路を南北と東西に分け運用する飛行場として完成した。戦後は進駐軍に接収されますが1953年に民間機が乗り入れる。
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イーグルの強さは、恰も古く重厚な赤煉瓦の社屋に最新のコンピュータを備えた先端技術企業のよう。イーグルの離陸はその一点で迫力はものすごく、実のところ群衆越しではありますが轟音とともに迫る音源の遷移をカメラで追いますとその少し先に、機影がある。
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F-15戦闘機は音の先、音速は毎秒330mほどしか進まない故か、離陸の姿を見守ることが出来る。イーグルの近代化改修費用は一回当たり、ロシアの第五世代戦闘機Su-57戦闘機が丸ごと買えるほどの、二回の近代化改修でF-35戦闘機の調達に近い費用を要します。
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日本最大のイーグルの基地となりました小松はその航空祭も来場者は年々凄くなっていまして、毎年に小松駅からシャトルバスを利用するか、シャトルバスの並びを敬遠して徒歩で赴くか、小松空港から撮影するか、迷う。どれも夜明け前に行動しませんと混雑します。
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航空祭を最前列から確保する事は小松駅周辺か基地周辺にホテルを確保しまして夜明け前に行動するに尽きるのかもしれませんが、並大抵のことではありません、会場で最前列は何名分なのでしょう、故に文字通り後塵を拝する構図も多くなるのですが、そこはひとつ。
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滑走路からふわり浮き上がる瞬間は最前列から望遠レンズにて望見するほかないのですが、群衆越しに離陸する情景は逆に一歩引いた、いや一歩と言うよりも140mほど引いた方が撮影は容易となります、エプロン地区の混雑という、航空祭らしさも演出できますし、ね。
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EOS-7Dの手持ち望遠レンズはこの当時に28ー300mmと300mmF2.8という二本態勢、300mm単焦点には1.4倍テレコンバータを装着していますので、どちらのレンズを構えるのかは一瞬の判断です、が、300mmF2.8を取り付けたEOS-7Dは4.4kgありまして重い。
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カメラ、常に構えていますと年齢の限界か体力の限界か両方なのか、と考えてしまう。この子末航空祭撮影直後に消費税増税がありまして、その瀬戸際についに100-400mmIS2というレンズを購入してしまい、今後は航空祭を撮影するレンズになお悩みそうですが。
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登山家のようだ、とは背負い式カメラバックに中折れ帽と杖替わりの一脚を手に基地から太陽を背に小松空港へ歩く自分の影を視た印象だ。苦労したその分は写真の仕上がりを見ますと優美な仕上がりも多く、また担ぐ機材が重くなるのだなあ、と思う今日この頃です。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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ただしAPS-Cサイズとはいえ、200mmでは飛行機撮影には物足りないので、2倍のエクステンダーも装着しています。
しかしながら、この組み合わせだと、画面中央にしかピントが合わないんですよね。飛行機1機だけが飛んでいるなら問題ないのですが、ブルーインパルスのような場合には使いにくいです。
というわけで、EF 70-300mm F4-5.6 IS II USM(安物ではありますが一応キヤノン純正レンズ)も、ブルーインパルス用として併用しています。
航空祭に行って周囲の人の所持している機材を見ると、100-400mmが欲しくなりますが、やっぱり僕の体力ではこれくらいの軽いレンズがちょうどいいのかもしれないです。