■五月二十七日は海軍記念日
本日は海軍記念日、そこで昨年の観艦式、2019年はいろいろとありましてフリートウィークのみの実施でしたが横須賀を酒場とBARから眺めてみたい。
くらま。自衛隊観艦式といえば個人的にどうやって護衛艦くらま、とともに撮影するか、北大路機関の課題でした。鞍馬山は直ぐ近くにあるのに、護衛艦くらま、遠いなんて残念じゃあないですか、遠い佐世保基地連想しつつ。だから除籍はがっかりしてしまったなあ。
こんごう。自衛隊には歴史と伝統を誇る艦名が数多あるのですが、冷戦時代から平成を経て2020年代の海上防衛へ進む様子は、なにか自分が置き去りにされてしまったような寂寥感といいますか、感じてしまいます。そんななかの2019年フリートウィークを巡りまして。
ちょうかい、いや鳥海か。艦これ、大人気で体験航海と違いこちらは燃料代も掛かりませんので自衛隊広報の救世主だ、と思いつつ、しかし何故高雄型重巡で高雄も愛宕も摩耶もフィギュアでたのに鳥海だけ立体化されないのだろう、と思いつつ、歩みは自然に酒場へ。
ペリー食堂でまずは昼食だ。カウンターとテーブル席が。無理に高級感を醸すのではなく、しかしサイバーパンク風におもねるわけではない、いわば洒落たと手頃な即ち親しみやすい、その調和を狙っているところでしょうか。店内はそして奥行き深い鰻の寝床といった配置の感じ。
カレーセット。横須賀に来のですからこれぞ本場の海軍カレー、と行くのは当然の流れでしょう。ここは横須賀ネイビーバーガーとともにいわゆる海軍グルメといいますか横須賀グルメの真骨頂へ一番地というところ。ペリー食堂は海軍カレーもバーガーも美味しい。
海軍カレーはプレートに牛乳とともに。海上自衛隊のような金属プレートのメニューもあるのですが、そちらは潜水艦せとしおカレーといいまして、横須賀カレー巡り特集では既報の通り。こちらではこのほかに海軍カレー、そしてカレーとバーガーのセットもある。
ハイスクールフリート。横須賀では蒼き鋼のアルペジオはじめ、海軍や軍艦と縁あるアニメーションとのコラボを積極的に行っていまして、一方で佐世保では昨今話題の艦隊これくしょん、とのコラボを行う。追い上げが凄い印象で不思議な軍港の盛り上がり方ですね。
どぶ板通りのペリー食堂はこんな外見。一見入りにくい、と写真では思われるのかもしれません、実際そういわれたのですが、横須賀に歩み勧めますと、こうした雰囲気のお店が圧倒的に多く、まあ、街の雰囲気、という印象で慣れてしまいます。そこがまた、趣深い。
どぶ板通り。なかなかに人を寄せ付けにくい一種児戯的な地名が好きなのですが、ここは横須賀基地、いや横須賀軍港というべきか、ここから横須賀中央駅へ向かうどぶ川の上に鉄板を敷いて新しい通りとした戦前の地名ですが、ALEXs-SALOONはそんな通りにある。
ジャックダニエル。わたしの一つ覚えのようにここで頂く。実は"路線バスで寄り道の旅"というアナウンサーの徳光和夫氏が送る紀行番組で、ここが紹介されまして、得意げにバーボンをご馳走しよう、と女性陣に勧めますとテネシーウィスキーです、という遣取りが。
テネシーウィスキー?バーボンだろう、と手元にあるジャックダニエルで即座に確認しますと、あ、ほんとうだ、という呑み始めて十数年目の衝撃がありまして、このお店は遠いけれどもテネシー州よりはちかいジャックダニエルの聖地となった、故に毎回ここで頂く。
京急汐入駅。実は2012年以来、横須賀では毎回立ち寄る喫茶店があるのですが、ここが最近営業時間がかわってしまったようで、クラシックな内装が波長あう良いお店なのですけれども、準備中では入れない、ということで二軒ほどおとなりでレモンサワーを戴いた。
電気ブラン。喫茶店に行けなかったので居酒屋、というのも不思議な印象なのですけれども、自棄酒というわけではありません。電気ブランはもともと神田あたりに大正時代考案されたリキュールということですが元来42度だったものが時代とともに30度くらいに。
焼き鳥がようやく焼き上がりました。実はお隣の喫茶店、マスターさんはダンディな風景写真を愛する戦前世代の方でして、お話を聞いていますと街中の風景写真を撮影する重要性を学び、これが2012年以降、北大路機関で京都幕間旅情、記事を連載する一つの理由に。
電気ブランの度数が薄まるように、世の中の風景も時代とともにしっかりと記憶しておかないと薄まってしまい、私よりも年上の若い方々、私も若いといわれるが、もともとからこんなものでしょう、と薄さになれてしまった方々へ反論できなくなってしまうでしょう。
京急汐入駅。その界隈はヴェルニー公園へ向かえばその先に海上自衛隊横須賀基地、どぶ板通りに歩みをすすめれば日本のアメリカ風情を感じる、なにかフィリピンのスービックをそのまま移したような風情に昔の日本が出迎える不思議な情景へと進んでゆけるのだ。
新幹線のぞみ号、新横浜から京都まで新幹線で走りますと、実は京都駅から東舞鶴駅まで特急まいづる号で向かうのとそう変わらない短時間で、これは本数故の待ち時間も含め、向かうことが出来ます。その先に不思議な空間が広がっている、日常風景は貴重ですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
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(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
本日は海軍記念日、そこで昨年の観艦式、2019年はいろいろとありましてフリートウィークのみの実施でしたが横須賀を酒場とBARから眺めてみたい。
くらま。自衛隊観艦式といえば個人的にどうやって護衛艦くらま、とともに撮影するか、北大路機関の課題でした。鞍馬山は直ぐ近くにあるのに、護衛艦くらま、遠いなんて残念じゃあないですか、遠い佐世保基地連想しつつ。だから除籍はがっかりしてしまったなあ。
こんごう。自衛隊には歴史と伝統を誇る艦名が数多あるのですが、冷戦時代から平成を経て2020年代の海上防衛へ進む様子は、なにか自分が置き去りにされてしまったような寂寥感といいますか、感じてしまいます。そんななかの2019年フリートウィークを巡りまして。
ちょうかい、いや鳥海か。艦これ、大人気で体験航海と違いこちらは燃料代も掛かりませんので自衛隊広報の救世主だ、と思いつつ、しかし何故高雄型重巡で高雄も愛宕も摩耶もフィギュアでたのに鳥海だけ立体化されないのだろう、と思いつつ、歩みは自然に酒場へ。
ペリー食堂でまずは昼食だ。カウンターとテーブル席が。無理に高級感を醸すのではなく、しかしサイバーパンク風におもねるわけではない、いわば洒落たと手頃な即ち親しみやすい、その調和を狙っているところでしょうか。店内はそして奥行き深い鰻の寝床といった配置の感じ。
カレーセット。横須賀に来のですからこれぞ本場の海軍カレー、と行くのは当然の流れでしょう。ここは横須賀ネイビーバーガーとともにいわゆる海軍グルメといいますか横須賀グルメの真骨頂へ一番地というところ。ペリー食堂は海軍カレーもバーガーも美味しい。
海軍カレーはプレートに牛乳とともに。海上自衛隊のような金属プレートのメニューもあるのですが、そちらは潜水艦せとしおカレーといいまして、横須賀カレー巡り特集では既報の通り。こちらではこのほかに海軍カレー、そしてカレーとバーガーのセットもある。
ハイスクールフリート。横須賀では蒼き鋼のアルペジオはじめ、海軍や軍艦と縁あるアニメーションとのコラボを積極的に行っていまして、一方で佐世保では昨今話題の艦隊これくしょん、とのコラボを行う。追い上げが凄い印象で不思議な軍港の盛り上がり方ですね。
どぶ板通りのペリー食堂はこんな外見。一見入りにくい、と写真では思われるのかもしれません、実際そういわれたのですが、横須賀に歩み勧めますと、こうした雰囲気のお店が圧倒的に多く、まあ、街の雰囲気、という印象で慣れてしまいます。そこがまた、趣深い。
どぶ板通り。なかなかに人を寄せ付けにくい一種児戯的な地名が好きなのですが、ここは横須賀基地、いや横須賀軍港というべきか、ここから横須賀中央駅へ向かうどぶ川の上に鉄板を敷いて新しい通りとした戦前の地名ですが、ALEXs-SALOONはそんな通りにある。
ジャックダニエル。わたしの一つ覚えのようにここで頂く。実は"路線バスで寄り道の旅"というアナウンサーの徳光和夫氏が送る紀行番組で、ここが紹介されまして、得意げにバーボンをご馳走しよう、と女性陣に勧めますとテネシーウィスキーです、という遣取りが。
テネシーウィスキー?バーボンだろう、と手元にあるジャックダニエルで即座に確認しますと、あ、ほんとうだ、という呑み始めて十数年目の衝撃がありまして、このお店は遠いけれどもテネシー州よりはちかいジャックダニエルの聖地となった、故に毎回ここで頂く。
京急汐入駅。実は2012年以来、横須賀では毎回立ち寄る喫茶店があるのですが、ここが最近営業時間がかわってしまったようで、クラシックな内装が波長あう良いお店なのですけれども、準備中では入れない、ということで二軒ほどおとなりでレモンサワーを戴いた。
電気ブラン。喫茶店に行けなかったので居酒屋、というのも不思議な印象なのですけれども、自棄酒というわけではありません。電気ブランはもともと神田あたりに大正時代考案されたリキュールということですが元来42度だったものが時代とともに30度くらいに。
焼き鳥がようやく焼き上がりました。実はお隣の喫茶店、マスターさんはダンディな風景写真を愛する戦前世代の方でして、お話を聞いていますと街中の風景写真を撮影する重要性を学び、これが2012年以降、北大路機関で京都幕間旅情、記事を連載する一つの理由に。
電気ブランの度数が薄まるように、世の中の風景も時代とともにしっかりと記憶しておかないと薄まってしまい、私よりも年上の若い方々、私も若いといわれるが、もともとからこんなものでしょう、と薄さになれてしまった方々へ反論できなくなってしまうでしょう。
京急汐入駅。その界隈はヴェルニー公園へ向かえばその先に海上自衛隊横須賀基地、どぶ板通りに歩みをすすめれば日本のアメリカ風情を感じる、なにかフィリピンのスービックをそのまま移したような風情に昔の日本が出迎える不思議な情景へと進んでゆけるのだ。
新幹線のぞみ号、新横浜から京都まで新幹線で走りますと、実は京都駅から東舞鶴駅まで特急まいづる号で向かうのとそう変わらない短時間で、これは本数故の待ち時間も含め、向かうことが出来ます。その先に不思議な空間が広がっている、日常風景は貴重ですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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