■自衛隊関連行事
不謹慎とも思われるかもしれませんがただただロシア軍ウクライナ侵攻前の時代への懐かしさと共にひとつ。知人友人が従軍されているなどの方で不快感に思われる場合はどうかご容赦ください。
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今週末も一般公開されます自衛隊関連行事はありません、感染者数は徐々に第七波の様相を呈していますが、公的感染対策はほぼ終了している状態であり、感染対策の呼びかけのみが続いており、これは同調圧力もあるのかもしれませんが、マスク着用は飲食店の努力など、いわば国民一人一人の努力が感染の爆発的拡大を防いでいる構図といえましょう。
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しかし、昨今は長らくテレビニュースのトップを感染拡大と感染抑制に感染対策と感染状況、カンカンカンカンの状態が続いていた中に一変していまして、トップニュースはウクライナ情勢が抑えるようになっています。ロシア軍の突然の侵攻、しかし衝撃は最初の24時間ほどで48時間を超えますとウクライナ軍の反撃が大きく報道され、いまは別の話題が。
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平和でなければ自衛隊行事というものは出来ないものなのだなあ、こう実感するのが昨今の報道を俯瞰していますとしみじみ感じ入るところです。別の話題がと触れましたのは、ロシア軍の残虐行為と云う話題しか入ってこないのです、戦争には戦時法、ジュネーヴ文民保護条約とハーグ陸戦条約が有る筈なのですが、どうやらロシア軍は圏外というらしい。
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ミサイル巡洋艦に大型対潜艦、舞鶴には何度も入港していますし、クリミア併合後にも親善訪問した事はありました。日ロ間には領土問題が横たわり、また戦後の日ソ基本条約は1956年に締結されましたが、平和条約は実現していません。しかし、その中でも友好関係というものは有得ていたのですね。ただ、これはウクライナ戦争が一変させてしまった。
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ロシアが圏外と思っていても、ロシアは異世界ではなく文明国として地球上の国家ですので、日々報道される蛮行、一部には勿論世論戦と云うものがある事は認識しているのですが、ロシア軍は非戦闘員を攻撃していないという主張は無理がある様なのです、少なくとも生きた人間は全て戦闘員と見做しているか死んだ人間は全員戦闘員と無理強いしている。
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主張に無理があるというのは、虐殺はウクライナの自作自演だというロシア側の主張であり、北大路機関では臨時防衛情報として、虐殺行動は恐らく衛星画像を通じて隠せないと推察しましたが、それさえ、小学生でももう少しまともな言い訳をするだろう、国家単位で苦しい言い訳を行い、ウクライナをナチスとレッテル張りし民族浄化を正当化している。
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平和でなければ行事が出来ない、こういいますのは、恐らく十年単位でロシア艦は日本を親善訪問できないだろう、ということです。いや、民主化し戦争犯罪の法廷を直視すると共にロシアがこちら側、個人の尊厳と自己実現を尊重する陣営に戻るような政治的変革があれば、その限りではないのですが、そんな民主革命でもなければ、無理なのでしょう。
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艦艇親善訪問は、艦艇に関心を寄せる方々には新鮮な印象を受けるものなのですけれども、それ以上に二国間関係の信頼醸成という、重要な要素があるのです。これは通信訓練と云う儀礼的な訓練を行う事でも、もう少し進んだ救難訓練というものでも、交流や会食さえも意味があるのですけれど、こうしたものは、平和でなければ実現しないものなのだなあ。
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ロシア海軍は大型水上戦闘艦を、ソ連崩壊後一隻も建造できていません、巡洋艦は勿論駆逐艦の整備も出来ておらず、ソ連崩壊直前の艦艇をほそぼそと、ソ連崩壊も遥か昔ですが、大量の艦艇も維持さえできず、潜水艦の建造に気の遠くなる時間を要し、先ずコルベットから、近年は3000t前後のフリゲイトを建造できる水準まで戻った段階でしかありません。
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ウクライナ戦争、まだ続く印象であり、五月九日の対独戦勝記念日までに一方的勝利宣言を行って撤収するのではないか、という認識はありますが、実のところ九月二日の対ファシスト戦勝記念日までは続くのではないかと思う、そして戦闘が続く限り、残虐行為、拷問による殺害を千人単位で行う事は他に表現が無いでしょう、これが続くのは現実です。
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平和でなければ行事は出来ない、年内には海上自衛隊創設70周年記念日として、国際観艦式が予定されていますが、確実に言えるのはロシア海軍は招待されないでしょう、招待していなくとも燃料が有ればミサイル爆撃機を飛ばして式典を威嚇するかもしれない、日本海でミサイル演習を行うかもしれない。いや、戦争が全欧へ拡大の懸念さえもあるのです。
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ただただ平和が遠のく事が寂しい。ウクライナでは恐ろしい非人道行為が行われている最中にこの表現は不適切である事は重々認識しているのですが、平和な時代にはこうしてロシア艦を眺める事は出来ました。いまは彼らが彼女たちを鉄のカーテンの奥に引き込み、また冷戦時代の艦艇です、彼女たちの寿命残るうちに、ロシアが文明世界に回帰することは適わないだろう、ふとそう思いました。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・今週末の行事なし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
不謹慎とも思われるかもしれませんがただただロシア軍ウクライナ侵攻前の時代への懐かしさと共にひとつ。知人友人が従軍されているなどの方で不快感に思われる場合はどうかご容赦ください。
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今週末も一般公開されます自衛隊関連行事はありません、感染者数は徐々に第七波の様相を呈していますが、公的感染対策はほぼ終了している状態であり、感染対策の呼びかけのみが続いており、これは同調圧力もあるのかもしれませんが、マスク着用は飲食店の努力など、いわば国民一人一人の努力が感染の爆発的拡大を防いでいる構図といえましょう。
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しかし、昨今は長らくテレビニュースのトップを感染拡大と感染抑制に感染対策と感染状況、カンカンカンカンの状態が続いていた中に一変していまして、トップニュースはウクライナ情勢が抑えるようになっています。ロシア軍の突然の侵攻、しかし衝撃は最初の24時間ほどで48時間を超えますとウクライナ軍の反撃が大きく報道され、いまは別の話題が。
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平和でなければ自衛隊行事というものは出来ないものなのだなあ、こう実感するのが昨今の報道を俯瞰していますとしみじみ感じ入るところです。別の話題がと触れましたのは、ロシア軍の残虐行為と云う話題しか入ってこないのです、戦争には戦時法、ジュネーヴ文民保護条約とハーグ陸戦条約が有る筈なのですが、どうやらロシア軍は圏外というらしい。
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ミサイル巡洋艦に大型対潜艦、舞鶴には何度も入港していますし、クリミア併合後にも親善訪問した事はありました。日ロ間には領土問題が横たわり、また戦後の日ソ基本条約は1956年に締結されましたが、平和条約は実現していません。しかし、その中でも友好関係というものは有得ていたのですね。ただ、これはウクライナ戦争が一変させてしまった。
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ロシアが圏外と思っていても、ロシアは異世界ではなく文明国として地球上の国家ですので、日々報道される蛮行、一部には勿論世論戦と云うものがある事は認識しているのですが、ロシア軍は非戦闘員を攻撃していないという主張は無理がある様なのです、少なくとも生きた人間は全て戦闘員と見做しているか死んだ人間は全員戦闘員と無理強いしている。
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主張に無理があるというのは、虐殺はウクライナの自作自演だというロシア側の主張であり、北大路機関では臨時防衛情報として、虐殺行動は恐らく衛星画像を通じて隠せないと推察しましたが、それさえ、小学生でももう少しまともな言い訳をするだろう、国家単位で苦しい言い訳を行い、ウクライナをナチスとレッテル張りし民族浄化を正当化している。
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平和でなければ行事が出来ない、こういいますのは、恐らく十年単位でロシア艦は日本を親善訪問できないだろう、ということです。いや、民主化し戦争犯罪の法廷を直視すると共にロシアがこちら側、個人の尊厳と自己実現を尊重する陣営に戻るような政治的変革があれば、その限りではないのですが、そんな民主革命でもなければ、無理なのでしょう。
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艦艇親善訪問は、艦艇に関心を寄せる方々には新鮮な印象を受けるものなのですけれども、それ以上に二国間関係の信頼醸成という、重要な要素があるのです。これは通信訓練と云う儀礼的な訓練を行う事でも、もう少し進んだ救難訓練というものでも、交流や会食さえも意味があるのですけれど、こうしたものは、平和でなければ実現しないものなのだなあ。
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ロシア海軍は大型水上戦闘艦を、ソ連崩壊後一隻も建造できていません、巡洋艦は勿論駆逐艦の整備も出来ておらず、ソ連崩壊直前の艦艇をほそぼそと、ソ連崩壊も遥か昔ですが、大量の艦艇も維持さえできず、潜水艦の建造に気の遠くなる時間を要し、先ずコルベットから、近年は3000t前後のフリゲイトを建造できる水準まで戻った段階でしかありません。
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ウクライナ戦争、まだ続く印象であり、五月九日の対独戦勝記念日までに一方的勝利宣言を行って撤収するのではないか、という認識はありますが、実のところ九月二日の対ファシスト戦勝記念日までは続くのではないかと思う、そして戦闘が続く限り、残虐行為、拷問による殺害を千人単位で行う事は他に表現が無いでしょう、これが続くのは現実です。
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平和でなければ行事は出来ない、年内には海上自衛隊創設70周年記念日として、国際観艦式が予定されていますが、確実に言えるのはロシア海軍は招待されないでしょう、招待していなくとも燃料が有ればミサイル爆撃機を飛ばして式典を威嚇するかもしれない、日本海でミサイル演習を行うかもしれない。いや、戦争が全欧へ拡大の懸念さえもあるのです。
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ただただ平和が遠のく事が寂しい。ウクライナでは恐ろしい非人道行為が行われている最中にこの表現は不適切である事は重々認識しているのですが、平和な時代にはこうしてロシア艦を眺める事は出来ました。いまは彼らが彼女たちを鉄のカーテンの奥に引き込み、また冷戦時代の艦艇です、彼女たちの寿命残るうちに、ロシアが文明世界に回帰することは適わないだろう、ふとそう思いました。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・今週末の行事なし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関