八王子の朝の気温も最近は5度、10度と暖かくなってきているようだ。そろそろ桜の季節である。
そして、春は祈りの季節でもある。仏教でもお水取りや花祭り。キリスト教は四旬節から復活祭・・・さらに、昨年の3.11で日本は祈りもちょっとしたブームになってきたようである。
さて、この一週間、脳科学の勉強をしているが、祈りと脳科学の意外な結びつきがあることを改めて感じている。自他の幸せを祈ることで、脳内物質に変化があるようだ。愛情ホルモンともいわれる、オキシトシンが増えるのは昔からよく聴いたが、ドーパミンやランナーズハイで有名なベータ・エンドルフィンも増えるという情報もある。何か良いことだらけである。
また、祈りを継続することで効果が増すともいわれる。忙しい生活では、祈りを忘れてしまいがちであるが、起きた時、寝る前など習慣化するのが良いようだ。日本にもそうした生活の知恵があるのか、考えてみると本当に祈りを生活の中に取り入れ大事にしている。もう一つ最近思うのは、何をどう祈るかの大事さだ(マンネリ化しないためにも)。最近Aさんから教えてもらった祈りを今日も祈ろう。
森羅万象 7/10