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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ウツっぽくなった時に元気になるには?(私とあなた ③ 7/10)

2014-10-03 | 第八章「魂と聖霊」

 マッサンの国際結婚と竹原での家族との衝突。大正9年の話なので、私の父もまだ誕生していないころ、祖父母や曽祖父母が健在の時期である。狭い町なので、竹原の町のどこかで会ったり話をしたりしたことがあったかなと思うとワクワクする。

 しかし、世の中、話して分かり合える問題ばかりではなく、どうしようもない問題も確実に存在するのだと朝ドラを観つつ思う。そんな問題にぶつかると、ストレス曲線でいうと、不安感から怒り、身体症状、ウツと、どんどん負のスパイラルに落ち込む。勿論、問題も深刻なものから、そうでないものもあるが、感情の世界では、大した原因もないのにウツっぽくなることも十分あるようだ。

 沈丁花は春を呼ぶ花だと思うが、金木犀やコスモスは秋を呼ぶ花のように最近想う。何とも言えない良い匂いがしたり、強風の中でも逞しくなびいたり。何か元気になる花である。さて、写真の花はこの時期に咲く花であるが名前は知らない。数年前からこの時期に某公園で観る。大きな花弁なのだが細い茎。不思議な花である。そして、風が吹かなくても折れてしまいそうなほど華奢である。なんとなく「もののあわれ」!

 そんな花を見たことも一因であるかもしれないが、先日は久しぶりにウツ感が支配した。こうした時は、私は①早く寝る②祈りの時間を持つ③愛の孤独を慰めてくれる人の声を聴く を心掛けている。お酒や五感を刺激しやすいテレビ等は敢えて避ける。お蔭で?翌朝目覚めるとスキッと元気になっていた。

 U先生の「生き甲斐の心理学」では、ストレス曲線のウツは幸福感と紙一重と言われている。意外にウツと幸福感は友達の関係があるようなのだ。

 頑として動かない問題でウツっぽくなるのだから、問題が簡単に解決するわけではない。しかし、なにかの拍子でこのウツが得難い幸福感に変化することもある。

 縄文人は月が死に耐え、三日目に三日月として復活することを知っていた。太陽が沈んでも、必ず登る朝がくることも。あるいは、冬至の太陽が沈んだ翌日から日が長くなりだすことも。古の人たちは、こうした現象の中から、ウツ感を幸福感に繋げる祭りや祈りを大事にするようになったのだと思う。そして、神仏への祈りは、ふしぎに心を軽くする現象を引き出すことも、大切な知恵としてもっていたのだろう。

私とあなた ③ 7/10

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