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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

死後の世界を楽しく考える!(新しい年の迎え方!9/10 )

2015-12-29 | 旅・雑記帳

一昨日の晩、井上ひさし氏の遺志を継いだといわれる「母と暮らせば」を観た。スターウォーズ、海難1890など他にも観たい映画があったが、時間の関係で「母と暮らせば」を観てしまった。しかし、なかなか良い映画で年末、新年を迎える前の時期に鑑賞するというタイミングもあり感動してしまった(泣いた)。

詳しくは、まだ観ていない方も多いと思うのでやめるが、長崎の原爆で若くして亡くなった息子が母のところに現れるという話で、年末に死後の世界や宗教を考える上でもとてもよかった。

私も来年は65歳となり前期高齢者の仲間となる。そして、もちろんこの世での生き方は大事だと思うが、死後の世界も身近になってくるように思える。私はカトリックの信仰を持っているが、やはり死後の世界は気になるものだ。

死後の世界については、科学が進歩した今となっては、その存在を疑う人も多い。しかし、昔もそこは同じで、疑う人も多かったようだ。死後の世界は臨死体験等はあっても科学的に証明されるものでもないようだ(反対に死後の世界を否定することも証明できない)。

そんな中、私もかつて若いころ熱意をもって研究した数理統計の元祖といえるパスカルが、パンセの中でパスカルの賭けなる考え方をしめした。これは信仰の話ではないが、意思決定論の話で信仰をもったほうが得をするという話だ。もちろん、これも真理とはいえないかもしれないが、死後の世界を考えるきっかけにはなると思う。

死後の世界については、いろいろな立場からさまざまな人が語られているが、最近読んだ本で「死後の世界へ」(M.スコット.ペック著 集英社)が良かった。死んだら天国で眠るように幸せに暮らす・・・のではなく天国でも幸せに働く(当然ストレス曲線はある)。そういう考え方も新しかった。スコット・ペックはベストセラー「愛と心理療法」を書いた臨床心理学者であるが、臨死体験のエキスパートやカトリック神学、ルイス・キャロルの知識を駆使しての力作で読みごたえがある。

最後に、私の楽しい妄想の一つだが、亡くなって死後の世界の中で自分の祖先たちと言葉を交わしたいと(できれば天国で)思うのである。アフリカ大陸を出立した祖先、旧石器時代の祖先、縄文時代の祖先、飛鳥・奈良時代の祖先・・・・その数は代の2の階乗できいてくるので果てしない数になり、途方もなく大人数になるだろう。特に、私の縄文小説のことをどのように実際の縄文の祖先は評価してくれるか?

新しい年の迎え方! 9/10

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