イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

旅に出ると何故リフレッシュするのか?(ビジョン 7/10)

2016-04-10 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 昨日は勉強会の最終日が昼に終了することもあり午後どこに行こうか、旅をしようかといろいろ考えた。

 宿泊地:唐崎は湖西線で京都から3つ目ということで、大津京で降りて三橋節子記念館で三井の晩鐘を観ようかなとか、一挙に大阪に行って難波京・大阪歴史博物館を見学しよう(孝徳天皇のころを思索したかった)かとか、何度も訪れた東寺にまた行こうか(最近映画空海をまた見た影響か)とか・・・そんな中で、U先生とKさんが山科の琵琶湖疎水を観ながら毘沙門堂門跡に行かれると聴いて、そちらに飛びついてしまった。

 一昨年だったか、中尊寺の近くの達谷窟毘沙門堂を尋ねたことがあるが、蝦夷とか縄文のかおりというか・・・そんな思い出もあり、また、天智天皇の山科山陵のことも頭にこびりついていたこともあり、良くわからないが好奇心が刺激されたのだ。そして、U先生Kさん、勉強仲間と訪れた。桜の季節の日曜日で混雑が問題だったが、山科の静寂と春の散策はとても素晴らしかった。昨日の三井寺もよかったが、ゆっくりと丸山応挙の鯉の絵を見たり、天皇家との関わりの深い門跡のお寺のお庭や枝垂桜は素晴らしかった。

 因みに、平成20年の十一月からはじめた御朱印帖が終わったのだが、三千院から初めていて、最後を同じ天台宗の門跡で締めくくることができたのはちょっと不思議な気がした。天台宗の仏性の解釈は普遍的で個人的に好きであり、嬉しかった。

 さて、こうした、旅は生き甲斐の心理学で考えると、3Vの法則そのものかなと思う。日常の中でも3V(Visualize:イメージする、Verbalize:言語化計画化する、Vitalize:実行する)は大切なのだが、旅は3Vが発揮されやすいと思う(特に一人旅は)。また、3Vはいろいろな要素があるが、好奇心をベースにし、自分なりの感性を大事にし、いろいろハプニングもあるので人間の本質的な喜びである創造性のようなものを内包しているように思う。人類の歴史から観ても非定住生活が長いので、旅は人間の本来的な何かを刺激するのかもしれない。

   

  

  

  

ビジョン 7/10

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