日本神話の中でも、黄泉の国からの脱出劇というった場面がある。絶望的な世界から、どのように脱出するか。
昨日の死者の書もそうだが、絶望感の世界から統御感の世界に到達するためには何かが必要なのだ。
今朝は日本書紀のイザナギが黄泉の国で、イザナミの他恐ろしい追手を、振り切る場面を読んでいた。リアルな世界がそこにあったように思う。櫛を投げて、それがタケノコとなり追手が、それを食べているすきに逃げるとか。智慧の成果というか、五感体感を含めた全身で得た智慧で、何かをして助かるのだ。それも、一つではなくいくつもである。
これでもか、これでもかという状況に、対応していく。それは、五感体感+α、恩寵?から、思考、感情、行動の人間的活動で乗り切っていくことかもしれない。智慧とは決して人間の限りある理性だけではないのだと思う。
言葉をめぐって 6/10
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森 裕行 | |
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