こころの歪みを減少させ、適切な現実吟味力を得るために、どうしたらよいか?意外なことかもしれませんが、ロジャースの有名なベン図の第一領域、感謝のこころ・・なのではないでしょうか。日常の中で感謝のこころをわすれないようにする。
とかく頑なになりがちな自分を、柔らかにするためには、感謝の気持ちを意識するのが良いように思います。これは、私の独断と偏見かもしれませんが、自分自身の幼児だったころ、無力だったころをどこかで想起させ、自分の頑なな理想と現実認識を変えていくスイッチになるのだと思うのです。所詮人間は非力なものだと思うのです。
それだけでは、どうもピンとこないのですが、具体的には笑顔を意識することなのでしょう。朝、鏡に向かってニコリとする。それだけでも違うように思います。
持統天皇に関してですが、女帝の生涯を考えていくと冷徹な政治運営になんとなく嫌になってくるのですが、最晩年に天皇を文武天皇に譲る前に、壬申の乱の時のコースを再度行幸し、様々なところで感謝の意を表します。これも演出だと考えることもできますが、女帝の柔軟性を考えると、やはり女帝は感謝のこころを基本的には忘れず、現実吟味力を保持し続けたのではないかとも思います。
分かりやすいって何? 7/10
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森 裕行 | |
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