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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分の身体、成育史、魂からの声を聴く・・(言葉をめぐって 7/10)

2017-09-04 | 第二章「五感と体感」

 自分のストレスを考える時に、生き甲斐の心理学では、それが身体からくるストレスか、成育史からくるストレスか、あるいは魂からくるストレスかを識別することがある。

 これは、意外に役にたつもので、今の自分は何か変だなと感じた時に行うと良いようだ。昨日からの私も、なんとなくどんよりしたところがあった。身体、成育史、魂どれもあるようだが、気になったのは身体だ。少し休養を取らねばと思った。寝るのも良かったのだが、昨日は久しぶりに美味しい食事をしてから、昔の京王閣、京王フローラルガーデンに行ってのんびりした。蚊に刺されたのが残念だったが、美しい花や植物に触れたのは、身体だけでなく魂の休養だったかもしれない。

 そして、昨晩は家に帰ってから「死者の書」の人形劇のDVD(川本喜八郎監督)を鑑賞した。これが実に素晴らしいDVDであった。本で理解を深めるのも一つだが、DVDでの五感を刺激するのは私にとっては実によかった。

 しかし、主人公の中将姫のストレスは考えさせられる。大津皇子の怨霊からくる最強のストレス。これを解消するには・・・折口信夫氏の総力を挙げての解消方法。なんとなく安っぽい表現になってしまったが、それこそ、魂、身体、成育史すべての切り口が大事になる。「死者の書」のような複雑で微妙なアプローチもあるのだろうが、私たちもみんなも、それぞれ有効な解消方法を持っているように思う。まずは、それを意識してみるのが大事だと思う。

    

    

言葉をめぐって 7/10

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森 裕行


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