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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ドングリが宙づり! 不思議な秋の大人の遠足・・・(分かりやすいって何? 8/10)

2017-09-26 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 昨日は、太極拳・気功のサークルの先生と仲間たちで秋の遠足。美味しいお蕎麦を食べて、近くの永林寺で生れ変り事例で世界的にも有名な、勝五郎さん(明治2年に亡くなられた)のお墓を見学しました。そして、東京都埋蔵文化財センターで縄文時代の見学。

 普通の観光などでは、ベルトコンベヤー式に見学内容がきっちり決まり、「分かりやすく」なっているが、私がコンダクターのコースは少し違う。分かりにくいというか、ゆきあたりばったりというか、良く言えば発見型コースといったらよいかもしれない。そして、今回は特に、発見型の天賦の才に恵まれた方が多かったのか、実に驚きの楽しい秋の遠足になった。トピックスは・・・

 一つ目は、勝五郎さんのお墓。

 江戸時代の終わりころ、程久保(日野市)で育った藤蔵が6歳で亡くなったものの、近くの中野村(今の東中野、中央大学近く)に勝五郎として生まれ変わった。その話がだんだん有名となりラフカディオ・ハーンや平田篤胤にまで取り上げられた。

 その勝五郎は50歳代まで生き、そのお墓は現在、永林寺(八王子市)にあることは有名なのだが、何処にお墓があるかはネットにもなく、私も何回も来て探したが不明だった。今回も、このお墓ではないかと私がお連れしたものの、「違うでしょう」の皆のご意見で意気消沈していると、なんとA先生が探し回り発見してしまった。さすが気のサークルと感激し皆でお参りした。お彼岸過ぎて間もなくの時期だったので、綺麗なお花が手向けられていて、心が洗われたようであった。

 二つ目は、埋蔵文化財センターの縄文の村を散策していると、何とドングリが空中に一個、宙づりになっているのをA先生が発見。良く見ると蜘蛛の糸が見え、小さなドングリを蜘蛛が空中につるしたようだった。

 何のためにドングリが?と不思議だが、ロジャースの19の命題によれば、全ての有機体の行動には意図がある。こうした現象はなんだろうか?とはいえ、何故かは判らないものの、自然の懐の広さに触れたようで心地よかった。

 世の中を見回すと、分かりやすいマスコミ、分かりやすい説明、分かりやすいXXと分かりやすさに囲まれているように思う。それも悪いことではないかもしれないが、ある意味、自分の中のマンネリを助長するようで嫌になることがある。新しい発見、新しい自分・・・そのためには、今回の大人の遠足のようなことが必要かもしれない。

 でも必要十分条件がある。おいしい食事、五感・体感を心地よく刺激する場所、気心のゆるせる友人ということは必要なのだろう。その意味で由木の里のお蕎麦屋さん、縄文遺跡、お寺、公園、そしてサークルの仲間は素晴らしかった。感謝!

分かりやすいって何? 8/10

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森 裕行


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