折口信夫氏の「死者の書」を、究極のストレス曲線を幸福曲線にするための書として読んできたのだが、そのポイントはなんだろうか。
ちょうど昨日、腰越でU先生の勉強会がありロジャースの19の命題を勉強し、それに符合するのかなと思ったことは、次のような自己認識、他者認識に関係する言葉である。
「姫の咎は、姫が贖う」(中将姫)
「うま人はうま人どち、やっこは奴どち」(恵美押勝)
「神の物は、神の物ー。横佩家の娘御は、神の手に落ちつくのだろう」(家持)
他にもいろいろでてくるのだが、わたしたちの日常の中でも良く出てきそうな表現の例なのだが、自他混同から自他独立までの様々な認識レベルのことばといったらよいのだろうか・・・。
受容や共感ということは、カウンセリングだけでなく人生を豊にするうえでも重要だと思うのだが、それは、このうち自他独立の状態と深い関係があるように思えてならない。そして、自他混合の状態ではありえないのでは。
一人ひとりが、霊魂(魂)を持つユニークな存在であると考えることは、とても大事なようだ。
言葉をめぐって 8/10
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森 裕行 | |
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