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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

情報社会てこんなの?(分かりやすいって何? 1/10)

2017-09-13 | 第二章「五感と体感」

 電車に乗ると、殆どの人がスマホをいじくっている。それを見て、ああ、これが情報社会なんだなと、つくづく思う。

 世の中に情報は溢れ、分かりやすくいろいろ説明されている。お蔭で、かつてのように良くわからない難しい本を高いお金で買って読み、悪戦苦闘するような冒険家は減ってきたようだ。

 グルメも直観で知らない店入っていい店だったと発見するのではなく、リスクを避けて、ネットで調べて評価が高い店に入ったりするのが普通になりつつある。しかし、ネットのお蔭で、とんでもないところが外国人の名所になったり、逆にネット社会では話題にならないところが素晴らしかったもする。

 学校もコンビニ化しているようだ。かつて無かったシラバスというものがあり、受講すると、こうしたメリットがあるなどが簡単に分かる。受講して勉強し、変化した自分が簡単に見渡せる(本当だろうか?)。そして、学校まで含めてネットで評価されたものを買う人が多くなったようだ(私も自戒をこめて、その一人だなと思う)。

 しかし、どうだろうか?私が行っていた高校や大学は、ネットで検索するとメニュー化されたりして分かりやすが、実際に私が経験した某高校、某大学は、決してそんなに分かりやすいものではないと断言できる。経験してはじめて触れた何か、が鍵なのだ。そして、それは私固有の何かなのだ。例えば、卒業して40年とか経ってから、私の拙い小説を読んでくれた恩師や友人がいて、しかも時間をかけて感想まで送ってくるなどは、私にとってはかけがいのないものだが、それを簡単に言語化することはできない。もちろん、こうした情報は情報社会では、まず目にとまらない。

 少し整理しよう。今、自分が生きている世界は、他人から刷り込まれた世界(他人の分かりやすい情報をある程度信じる)が殆どのように見える。しかし、実際は自分が汗水たらして経験した世界が実に大切だし、それを簡単に語れといわれてもできない。しかし、そんな中で、私はネット社会の恩恵をうけてもいるし、自分の直接経験した世界も大事にしている。

分かりやすいって何? 1/10

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森 裕行


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