田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

イキイキ町民は 提言に反応しよう

2007年02月04日 | 日記
二月四日(日)快晴 風が冷たい一日
十時から「いきいきネットたてしな」はばたけ立科 輝く未来 ~元気な農村~ のイベントがある。
十時少し前に老人福祉センターに着き受付を済ませると、既に開会式が始まっていた。
渡されたプログラムを見ると開会の挨拶に、町長、町出身の県議二名、町議会議長、他に農業委長など3名が舞台に並び挨拶をした。農業委員長からは「時間がないので紹介のみで」と司会者が前置きをしたが、ここでも話を始めたのだ。
このように町の行事は何をやるにしても挨拶が多いのだ。
このような住民主体の行事は住民の手に委ねるのが自立する町の姿勢だと思う。

予定より十五分押して次の提言発表が始まった。
小学生、中学生、畜産農家、農産物直売所、其々の分野から代表が農業や地域について提言をされた。
小学生は農業への愛着と感謝の心がもてたこと、中学生は町民で構成されるお泉水太鼓に参加することで大人のありがたさを感じ取り、町を大切にする心を学んでいる。
次は大人の提言で、畜産農業者は野菜、米、果樹との連携が必須な条件と提言された。
また、農産物販売所は町民や別荘族、観光客の重要スポットになっていることから、商品の販売レジにポス・システムを導入して農産物の入荷を迅速に対応する設備を構築していることに驚かされた。
最後にはT先生の、ふるさと・里山を大切にするために、都会の中・高校生を招き農家体験をする「ホットステイたてしな」の受け入れ家庭を増やすことで提言された。

提言後には聴衆との意見交換会が催されたが、畜産業の方々が生産した生肉が町内では一般的に入手できないのだ。大型スーパーマーケットもあるが、そこでも販売してない。
そのことを質問しても主催担当課長が頓珍豚珍漢な答えで、隣の町迄行けば売っている等、寝ぼけた話をしていた。
町内で生産される食物が、町内で購入できないでブランド品だと云えるのだろうか。

今日の催しに参加した方々や裏方々は準備から大変たったと思う。
今年で二回目なので、次回は町民主導で催すことが出来ると良いが。
会場の設営や椅子やゴザ(床暖房の設備がある)の準備片付けも、町民からボランティアを募集すれば良いと思うが・・・・・・
如何なものだろうか!!

コメント (2)
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