田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

三・七蕎麦 初めての体験

2007年12月22日 | 日記
12月22日(土)曇り 今にも雪が降りそうな寒い「冬至」の日

朝食を摂っているときに家人Mが今日が「冬至」だと言う。
もしや、昨日のブログを読んだのだろうか・・・・
朝から湿り気のある厚い雲がたれ込めて、集落の赤いトタン屋根を一際鮮やかにしている。
天気予報でも雪が降ると云っていたが・・・

10時半に町の施設『交流促進センター』へM共々向かう。
親しくしている友人H氏夫妻と、夏に当地へ埼玉県所沢市から移り住んだKさん家族3人の総勢7人で蕎麦打ち体験をすることになっている。
この施設は「コメッコ学習会」や「たてしなエコ・クラブ」のイベントで利用している“優れもの”の施設だ。
時間どおりに全員が集まり、厨房には「捏ね鉢・伸し板など」道具一式と粉から葱、山葵まで全て人数分揃えてある。
今日の蕎麦は7:3で蕎麦粉210gに小麦粉90gの割合で別々の袋に入れてあり、簡単な説明で実践が一番の教えとのことで始めた。
水廻し・・・・捏ね作業も順調に進んだ。
指導は前回と同じNさんで彼は竹細工の名人でもあるが、分かりやすく誰が打っても蕎麦は失敗はないというのが持論なのだ。

先生の教え方が上手く7:3の蕎麦は難しいと云われているが全員が綺麗に丸い形から四角にのし棒を使い伸ばしていった。

蕎麦切り包丁を慣れない手つきで使いながらも、多少の太さの差こそあれ、れっきとした蕎麦ができた。
ゆでる段になると、今までの家でやる乾麺とは違い“箸などで掻き回さない”“湯面に上がって来たら少し待って堅さを見る”と水回しや捏ねとは違う真剣な口調で指導してくれる。

始めてから1時間半で完成した。
しっかりとしたゆであがりで一際美味そうに光っている。

全て使い始めたときよりも綺麗にして厨房を片付け終わったのが13時ちょうどだった。
材料場所全て揃いで一人800円とはありがたい値段だった。

買い物を済ませて家に帰ると、ストーブの火はすっかりと燃え尽きていた。
ちょうど薪も無くなっていたのでMが運んでくれた。
我が家の薪運びは家の中を通って来るので、途中溢したり落としたりして廊下を汚すのがイヤだと、Mの仕事となっているが、台車ににダンボールを置き紐を付けて牽いてくるのだ。
これは安定していて薪を落とす心配もなく大変便利に使っている。

ストーブが暖まり出すと早くも、愛息Salaはコトツならぬストーブの前で得意のポーズになるのだぁ~





コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする