田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

夏らしく過ごす方法 

2010年08月07日 | 日記
8月7日(土)  晴れ   上空には黒い雲   昼過ぎにはにわか雨   夜には晴れる

このところ浅間山に噴煙が目立つ。
陽が昇る前にはその噴煙も黒くシルエットのように見え力強さが伺える。
夏の特徴である南からの風に噴煙が北になびいている様子が判る。


そんな夜明け前のことArgoは俺のベッドの脇にいるのだが、姿がない。
リビングにいき明かりをつけるとしっかりと涼しい場所をキープしていた。
ここはソファーの分厚いクッションを外して格子状してあるところ。
夏場はこの状態がしたから空気を通すのですこぶる涼しいのだ。
彼は正しい夏の過ごし方を心得ている。
12月生まれで夏を体験するのは初めてというのに ・ ・ ・


再び東の窓に行くと、浅間の黒い噴煙が後ろからの太陽光線を受けて白く見える。
噴煙と云っても蒸気が多いという浅間山、カメラのレンズを通すと客観的に見えるのがよい。


毎日のことながら、朝陽の昇る様はエネルギッシュで好きだ。
正面を向き合っているのに何故か背中を押してくれる。
陽の光を受けることで癒しになるかと云われれば“No”と云わざるを得ないが ・ ・ ・
気がつくとリフレッシュしていることがわかる。


朝陽は頭を少しだけだしたところが勝負となり、あとはどんなに丸く赤い太陽でも時間の無駄のように思える。
しかし、ここに川や海、そして霧などが介在すれば、別の話になる。
日々変わらずの太陽ながら周辺の小道具(としては大きすぎるが)の演出で救われるようなものだろう。

あとは気怠い一日の幕が開け、午後の雨も稲光も雷鳴もないあっさりとしたものだった。
町では祭りのフィナーレになるのか遠くから不規則に太鼓の音が聞こえてきた。
少し間を置いて終わりを告げる花火だと云う数発の大輪が打ち上げられた。
山裾の集落からは町へ続く曲がりくねった道の外灯が白く写りその先に見事な大輪が咲いた。



夜になるとSalaは直ぐにベッドに入るが、Argoは常に飼い主の近くかSalaよりも高い場所に陣取るのが常だ。



神経質で紙が擦れるような音にも敏感に反応するArgo 相変わらずかわいさだけは誰にも負けないと意識しているようだ。

コメント (2)
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