田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

立秋がすぎ ホトトギスも鳥から花へ代わる

2010年08月08日 | 日記
8月8日(日) 曇り  冷たい風  午後に激しい雨が降る  夕立 

立春も過ぎたと云わんばかりに涼しい朝を迎えた。
窓を開けると風が冷たく寒く感じる。
昨日までの暑さから手の平を返したような気候の変化、ど~なってるんだろう?

庭で咲いている紫陽花“墨田の華”をMが切り花としえ活けてある。
ストーブの上に置いているのだが、二つの花が微妙に紅と蒼に色分けされている。
外の花と比べてみたがこれほどの色の違いはなく、外では全てが純白に見えた。



集落を囲む山ではホトトギスが8月4日まで啼いていた。
ウグイスはまだ啼いているが、その巣へ宅卵するというホトトギス ・ ・ ・
巣立ちを待っての旅立ちなのか?
血の出るほど声を張り上げていたのも立秋でお役ご免となり、次は花のホトトギスに
姿を変えたのだろう。
この花は園芸種で庭で咲いたものだが、裏山にも群生しているところがある。
あちらは斑入りの葉でヤマホトトギス、明日にでも確認してみよう。


夏の炎天下で作業は禁物と手前勝手な理由を付けて薪づくりが延びのびになっていた。
車3台分のスペースを占拠しているのだから ・ ・ ・
何とかしろという声が聞こえたような気がするが、これも立秋に併せての台詞のようだ。


朝からチェンソーの爆音を響かせて薪のサイズにリンゴの木を切り分けた。
チェンソーの刃を交換するのに隅々の汚れも落としたのに時間が取られてしまった。
昼休みも早々に作業を続けたが雨が降りだした。
急遽、チェンソーを使う外仕事をやめて、薪割り機を使った作業に切り替えた。


薪割り機のエンジン音が屋根に反響してものすごい。
いつの間にか一端止んだ雨が激しく降り出したが、気がつかなかった。


雨が止み花たちは久しぶりの雨で正気を取り戻したようだ。
石積みに生えているシダを観ると中央からいつもの葉とは違う姿のものがでている。
花?シダは花を付けないと聞いている?


レンズを近づけて観ると如何にも太古の時代から姿を代えないと云う植物。
SF映画ならこの一本から足がムカデのようにたくさん出て先頭が大きく裂けて口になるという。
不思議な姿をしているが、これは当分目が離せないようだ。

 《このモノ 不可思議な物体故 経過観察を ・ ・ ・ 》


雨もあがり何もなかったように元の山裾に戻った。
畑の北側に植えたことの覚えがないのだが、サルスベリが二本ある。
微妙に色が違うのだが、炎天下が似合う花だが、我が家のは咲きだしが少し多いようだ。


雨降りのために、薪つくりのノルマを終えたのは7時を過ぎていた。
少々ガンバリすぎたようにも思えるが、冬の準備は暖かいときにしなければならない。
コメント (2)
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